Sonnoxのプラグイン、なかなかいいなぁ、と思っている、今日この頃。
Sonnoxって、気になりながら、手を出さなかったんですよねぇ。
たしかiLokのUSB版の方が必要だったはずなんですよね。
まぁ、ボクの勘違いだった可能性もあるんですけど。
で、Vocaを見たときに、あれ？iLok Cloudに対応してる？って、ことで・・・
まぁ、そんなこんなで、今回は、Oxford Inflator。
これまた、音圧が上がる、上がる。
エキサイターと書いているけど、マキシマイザーと言ってもおかしくないかなぁ。
ボクのなかでは、音圧あげてくれるやつは、全部マキシマイザーなんだけどね（笑）
基本情報
ダウンロードはこちら。
見た目はこんな感じ。
わからない言葉などが出てきたら、こちらで確認を。
INPUT・OUTPUT
INPUTは通常、入力を上げるだけで、入力が大きくなると、エフェクトのかかり具合も強くなります。
しかし、このプラグインは違います。
INPUTを上げるだけで、倍音が付加されていきます。
さらに、リミッターがついてるようで、入力をどれだけ上げても、0dBを超えることがありません。
OUTPUTを下げていっても、リミッターがかかった状態のまま、出力音量を下げていきます。
つまり、ある一定以上の音量は同じ音量になったまま、出力が下がるということですね。
これ、まだ、エフェクトをかけていない状態ですからね。
普通は、エフェクトがかかっていない状態のINPUTとOUTPUTを動かすと、斜めの線がそのまま上がったり、下がったりするだけですからね。
だから、エフェクトをかけていない状態とはいえ、リミッターがかかっているんだから、エフェクトがかかっている状態と言ってもいいのか。
実際の音では、こんな感じになります。
まぁ、INPUTを上げているので、単純な音量も上がっていきますよね。
EFFECT・CURVE
ここからがエフェクト。
ここからが？？？
まぁ、いいや、EFFECTを上げると、倍音が付加されていきます。
CURVEは、うーん、まぁ、かかり具合と考えておけばいいんじゃないでしょうか。
上げた方がより効果が強いです。
これ、音量がものすごく上がっているように感じるかもしれませんが、ミキサー画面で見る限り、動画の最初から最後までずっと0dB近くを動いているだけです。
音圧がすごいんですね。
しかも、このプラグインのすごいところが、最大までエフェクトをかけても、全然、嫌な感じがない。
だいたい歪んで聴けたものじゃない、みたいなことも多いんですけど、全くないですね。
ちょっと驚きです。
CLIP 0dB・BAND SPLIT・EFFECT IN
順番が前後しますが、EFFECT INはオフにすると、エフェクトのバイパスになります。
ただし、INPUT・OUTPUTに関しては影響はないので、リミッターはかかったままです。
CLIP 0dBをオフにすると、INPUTのリミッターの上限が6dBぐらい上がります。
つまり、0dBを超えるんですね。
けど、リミッター自体はかかっているみたいです。
BAND SPLITは、周波数で分けてエフェクトをかけるらしく、これをオンにすると、さらにエフェクトが強まりますが、0dBを超えます。
CLIP 0dBをオンにしていたら、0dBを超えないのかと思ったら、BAND SPLITには関係ないらしいです。
つまり、CLIP 0dBはINPUTにしか対応していないみたいですね。
このあたりは、好みでオン、オフすればいいかな、と。
目的にもよりますよね。
まとめ
簡単に音圧を上げられるプラグイン。
マスターでも、各トラックでも、どこでも使えるんじゃないでしょうか。
先ほど、最大までエフェクトをかけても、全然歪まない、と書きましたが、元の音量が適音だったからみたいです。
元の音量が大きい場合は、やはり歪んでしまいますね（笑）
とにかく、きれいに、音圧を上げてくれる便利なやつです。
価格
【定価】
115ドル
【セール等の価格】※全てのセールを把握しているわけではないので、参考までに・・・
2024年2月 42.9ドル（PluginBoutiqueさん）
2024年4月 39ドル（PluginBoutiqueさん）
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