Intel 第13世代CPU 奮闘記 その8~Raidの再構成は気を付けないといけないっぽい&13世代の不具合の最終結論かもしれないIntel Baseline Profile。そしてRaidは解除せずにclean allが正解っぽい~

PCが起動しなくなった。
原因は推測できなくもない。

前面のUSBポートが認識しなくなったので、PC内部に手をつっこんだからだろう。
電源は切っていたと思うが、もしかしたら、ついてたのか?

いずれにせよ、そんな雑な真似をしてはいけない。
その後、2台あるHDDの1台が認識しなくなり、OSも起動しなくなった。

Biosをアップデートしてみたり、いろいろいじってみたが、起動する気配がない。

仕方がないので、Windowsをクリーンインストールすることにする。

クリーンインストールに対する抵抗が減ってきた。
時間はかかるけど、まぁ、時間がかかるだけだ。

とりあえず、OSの入っているM2SSDのRaidを解除。
それぞれのM2SSDをClean all・・・したのが、まずかったらしい。

ここから、クリーンインストールを終えるまで、2週間近くかかった。

今までも、同じようにやっていたと思うんだけど、M2SSDをきれいにしてから、Raidを再構成して、Windowsをインストールしようとすると、途中で止まる。
インストールできない。

なぜ???

どうも、一部のM2SSDを認識しなくなっているらしい。

何度もRaidを解除、M2SSDをClean all、Raidを再構成、OSをインストールの繰り返し。
たまに、インストールができても、すぐに不具合が起きる。
どうもおかしい。

M2SSDを挿しなおしたり、場所を変えたりしてみる。

どうしようもないので、いったん、単体のM2SSDにOSをインストールしてみる。
ディスクをチェックするソフトで、チェックしてみる。
「正常」
・・・うーん、なぜだ。

しかも、思い出したように、たまに、認識しなくなる。

これは、何の故障だ?

こういうとき、自作PCというのは、困るんですよね。
修理するのはいいんだけど、どの部品が故障しているのかを判定するのが大変なんですよね。

現状、壊れている可能性として、M2SSD、マザーボード、CPU、電源が考えられる。
ストレージならまだしも、予備のマザーボードやCPUや電源なんて、そうそうあるわけもなく、確認が難しいんですよね。

故障なら故障で買う必要も出てくるのだが、壊れていないものを買ってしまったら、単なる無駄になるし。

可能な限り、原因を特定したい。

とにかく、購入以外のありとあらゆることを試していてわかったのは、どうもRaidに問題が起きているらしい。
危うく、M2SSDを購入するところだった。

いよいよ、マザーボードか、CPUか。
どちらも可能性は高いし、値段も高い。

いい加減、13世代をあきらめるということも検討する。
いっそ12世代に戻すか?

12世代・・・も高いじゃないか。

まぁ、そんなことを考えながら、いろいろ調べたり、試したりしていた。

で、出会ったのが、このページ。

RAIDの再構築は、Intel® Optane™ Memory and Storage Managementアプリでのみ行うことができます。UEFI BIOS UtilityでRAIDを再構築することはできません。

おや???
UEFI BIOSでRaidを再構築できない???

いや、これまでも、結構やってるぞ。
・・・まぁ、再構築ではなく、一回解除して、そのまま、また同じRaid状態に戻していただけなんだけど。

とりあえず、試してみるか。

一旦、HDDにOSを入れてみる。
ちなみに、認識しなくなったHDDはいつの間にか、認識するようになっていた。
線が抜けかけていたとかなのかな?

HDDにWindowsをインストール。
Windowsを起動。
Intel® Optane™ Memory and Storage Managementをインストール。
M2SSDのRaidを設定。

M2SSDにWindowsをインストール・・・
・・・
・・・・・・
・・・・・・・・・できるじゃないか。

しばらく、触ってみる。
問題なさそう・・・たぶん。

で、HDDを改めてきれいにして、終了。

長かった。
これまでで一番長い闘いであった。

起動したのはよいが、今から、色々とインストールして、設定して、アクティベートして、が待っている。

まぁ、壊れてもいないパーツを購入しなかっただけマシですね。

ということで、Raid・・・恐ろしい。
Raidを組まなければ、問題なくインストールできそうだったので、Raidを諦めようかとも思ったんだけど、やっぱり容量面がなぁ。

DTM関係のソフトを、Cドライブ以外に入れるのも検討したが、やっぱり面倒なんですよね。
これまでの経験上、不具合も多いし。

いっそ、さらに大容量のM2SSDを購入し、単体で使用することも考えたが・・・それもまた高額。

とりあえず、直ったので、よいことにしよう。

(追記)
が、やっぱり、直ってなかったようだ。
いよいよ、パーツの購入か・・・と思いながら、さらに調べる。

とにかく13世代の不具合が、いっぱいネットで表示される。
で、ASUSがその不具合を解消するため、BIOSを更新したらしい。

いや、BIOS、最新版に更新したけど・・・と思って、さらに見ていたら、最新BIOSには、Intel Baseline Profileというのが追加されていたらしい。
簡単に言えば、性能を落として、安定性を確保しようというもの。

性能を落として、というより、自動的にオーバークロックをして、CPUの性能をフルに引き出そうとする設定をやめるという感じ。

前にも書いたと思うんだけど、ボクはオーバークロックをしたいわけではない。
とはいえ、オーバークロック対応のCPUの方が性能が良いだろうというだけの判断なんですよね。

さっそく、Intel Baseline Profileというのを選んでみる。
Intel Baseline Profileというのを選択するだけで、いくつかの設定が自動で変更されるみたいです。

どうも、これ、成功っぽいです。
その後、PCを順次復旧しているんだけど、今のところ、安定している。

これまで、復旧している途中で、どうも動きがおかしいな、という感じだったんですけど、今のところ、そんな感じがしない。

これで終わってくれるといいんだけど・・・

一応、ノートPCがあるので、それを代替に使っていたんだけど、やっぱり、ノートでは全く何も進まない。
性能的な問題もあるが、ボクは、一画面のノートPCで、四画面デスクトップの代替は無理っぽいし。

(さらに追記)
結局7割ぐらい修復した時点でおかしくなってしまう。
さすがに諦めかける。

何十回とcleanしたり、clean allしたり、インストールしたり、の繰り返し。

これでダメなら、m2ssdをデータ用に変えて、SSDでOSを動かそうかと思ってたら、なんかインストールできそうな感じ。

結局、何がよかったのか、わからない。
ただ、今までクリーンインストールするために、一度、raidを解除して、1つずつclean allしてたんだけど、raidを組んだままの状態でclean allした方が良い感じがする、ということがわかった。

1つずつの方が丁寧で良いかと思ってたんだけど、思い込みだったのかもしれない。

とはいえ、raidを組んだままのclean allだって、何回もやって、ダメだったんだけどね。

それでも、組んだままの方が、インストールできる確率は高かったしなぁ。

もしかしたらclean allを複数回行うことも重要なのかもしれない。
確実に劣化しただろうけど。

とりあえず、金を貯めよう、うん。

(さらにさらに追記)
やっぱり、どうもダメっぽい。
起動時に、abnormal status reported by rapid storage technology UEFI Driverと表示される。

つまりは、raidがおかしいってことなんだけど。
ストレージが壊れているのかなぁ、とも思うんだけど、Biosではraidはnormalの表示だし、CrystalDiskInfoでも全部「正常」。

でもインテル® Optane™メモリー・ストレージ・マネジメント・アプリケーションでは、ストレージが「危険」と出てる。

ブルースクリーンも繰り返し出てくる。
が、Studio Oneは問題なく使用できている。

負荷が高くなると、ダメっぽい感じもするんだけど・・・

ということで、パーツを交換しようにも、結局、何を交換すればいいのかがわからないために、躊躇している。
ストレージを買ってみようかとも思わなくもないんだけど、ストレージを買って、効果がなかったら、泣くし・・・

そんな状態ながら、ノートPCでつくっていたブログの検証用のショートを完成させてアップした。

・・・もう少し、もう少しがんばってみようかなぁ。

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