607.有料プラグイン Lindell Audio社のLINDELL 69 SERIESを使ってみよう♪ ~チャンネルストリップ~

Helios Type 69というプリアンプ、EQと、Helios F760というコンプがセットになったチャンネルストリップみたいです。
・・・えーっと、エキスパンダーは???

実機に詳しくないボクは、Helios Type 69がどれほどのものかよくわかりませんが、有名みたいですね。
ちなみに、このプラグインを購入すると、Lindell 69 Bussというプリアンプ部分のみを取り出したプラグインもついてきます。

チャンネルストリップは大変だから紹介したくないんだけど、セールしているから、がんばりますか。

基本情報

ダウンロードはこちら。

見た目はこんな感じ。

わからない言葉などが出てきたら、こちらで確認を。

プリアンプ

GAINを上げるとインプット音量が上がって、倍音が付加されます。
上げすぎると、歪みます。

THDで倍音の付加される量を調整します。

-20dBをオンにすると、20dB下がります。

METERは、一番上のメーターがINPUTを表示するか、OUTPUTを表示するかの切り替えです。

UNITYをオンにしておくと、GAINを上げても、音量が上がらず、倍音だけが付加されていきます。

ちなみに、この部分だけを抜き出したプラグインLindell 69 Bussも付属されています。

EQ

INでEQをオン。
PREはコンプの前に、POSTはコンプの後にEQをかけます。

FILTERは、ハイパスフィルターで、40Hz、80Hzから選択。
0はオフ。

EQのHIGHは周波数設定をして、ブーストとカットの量をつまみで選択。

MIDはブースト、カットをスイッチで切り替え。

BASSはブーストは周波数を選んで、つまみでブースト量を決める。
カットは、50Hz固定で、つまみでカット量を決める。

うーん、なんでこう設定の仕方が違うんでしょうね。

コンプ その1

INでコンプをオン。
INPUT・OUTPUT・THRESHOLD・RATIO・RELEASEはそのままですね。

RELEASEはAutoも存在します。
ATTACKはF・M・Sの3種類で、Fが0.025ms、Midが2.5ms、Sが25msのようです。
ちなみに、左側のメーターの2段目にゲインリダクションが表示されます。

コンプ その2

SC HPFは低音にコンプがかからないようになります。
MIXはDRYとWETの割合。
LIMITはリミッターとの切り替え。

NIVEAUはフィルターがかかるらしいんですが、コンプのかかり方がやわらかくなります。
SMASHは逆で、音量をブーストして、コンプがかかりやすくなります。
ただし、実際の音量は上がらないようになっているみたいです。

エキスパンダー

GATEとEXP.の切り替えと、OFFが下のスイッチで切り替えです。

THRESHOLD以下の音を切るのがGATEですが、このプラグインの場合、完全に無音にはならないようです。
エキスパンダーとの違いは、THRESHOLD以下の音の音量の下げる量みたいですね。

ATTACKはFが0.02ms、Mが2.5ms、Sが40ms。
Releaseは25ms~1.6s。

HOLDをオンにすると、Thresholdを上回っても、しばらくゲート、エキスパンダーの機能が続くようになります。

Inv.は機能が逆になり、Thresholdeを上回ったときに、音量を下げるようになります。
とはいえ、コンプとは少し違います。
こんな感じになります。

ということで、聴いてみましょう。

CUT・φ・TMT

CUTは音をバイパスかと思いきや、完全に音を止めてしまいます。

φは位相の反転。
TMTは、BrainworxのTMTですね。

まとめ

EQの使い方がやや変わっておりますが、なんかいい感じですね。
そして、見た目がかっこいい。
見た目大事。

価格

【定価】
349ドル

【セール等の価格】※全てのセールを把握しているわけではないので、参考までに・・・
2024年4月 29.99ドル

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