T-RackS 6になって追加されたBass One。
もともと、T-RackSにはOneという、これ一つで概ね全て完結しますよ、というプラグインがある。
Oneは全周波数を対象にしているのに対して、これは低音版のようですね。
マニュアルによると、見た目もOneに似ているみたいです。
ということで、見ていきましょう。
基本情報
ダウンロードはこちら。
インストール方法
IK Multimedia Product Managerというソフトからインストール
見た目はこんな感じ。
わからない言葉などが出てきたら、こちらで確認を。
HI FREQ・LO CUT・SOLO
このプラグインの最初に設定するのがここ。
もちろん、デフォルトのまま始めてもいいんですが、とりあえず、説明しておきます。
というのも、このHI FREQ・LO CUTで、このプラグインでエフェクトをかける周波数を設定するからなんですね。
HI FREQが上限、LO CUTが下限ですね。
デフォルトではHI FREQが180Hz、LO CUTが30Hzですので、デフォルトだと30Hz-180Hzの範囲のみにエフェクトがかかるようになっているわけですね。
で、SOLOをオンにすると、エフェクトのかかる範囲のみの音を確認できるようになります。
PUSH・OUTPUT・BYPASS
PUSHはコンプレッションらしいです。
一応、コンプの挙動ではありますが、他のつまみとの関連もあるみたいなので、単純には言えない感じですね。
まぁ、プラス側に回すと迫力が増す、マイナス側はその逆って感じですね。
OUTPUTはアウトプット音量ですね。
BYPASSはバイパス。
DEFINITION・MODE
エキスパンダーみたいですね。
音量が大きくなるにつれ、より大きくなる感じです。
逆に、小さい音は小さくなります。
当然、PUSHを上げるとより強調される感じです。
MODEはLIGHTよりHEAVYの方がより強まります。
10まで上げると、小さい音がより小さくなるので、全体的には逆に弱まる感じがしますよね。
FOCUS・DRIVE
FOCUSは音の広がりで、右に回すと音が狭まり、左に回すと広がります。
低音のプラグインらしいですね。
普通、右に回した方が広がりそうな感じですけど。
DRIVEは歪みですね。
ANALOG・HARMONICS・SUB
ANALOGはサチュレーションですね。
倍音を付加します。
HARMONICSは、ANALOGをさらに強める感じですね。
SUBは、1オクターブ下の音を追加するようです。
まとめ
たしかに、低音を調整するために必要なものがまとまっている感じですね。
さすが低音用Oneです。
そして、安定のT-RackSですね。
価格
【定価】
99.99ユーロ
【セール等の価格】※全てのセールを把握しているわけではないので、参考までに・・・
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