666.有料プラグイン IK MULTIMEDIA社のMaster Match Xを使ってみよう♪ ~リファレンス~

T-RackS6になって、Master MatchがMaster Match Xになったみたいです。

随分と見た目が変わりました。
前のものも、T-RackS感がありましたが、Xの方はより、T-RackS感が強くなった気がするのは、私だけでしょうか。

リファレンスを元に、自分の曲をマスタリングしてくれるやつです。
もともと用意されている音楽ジャンルを元にする方法と、自分の好きな曲を取り込んで、それをリファレンスにする方法が用意されています。

EQ、マルチバンドコンプ、リミッター、ステレオイメージャーで、リファレンスに近づけてくれるようです。

基本情報

ダウンロードはこちら。

インストール方法

IK Multimedia Product Managerというソフトからインストール

見た目はこんな感じ。

わからない言葉などが出てきたら、こちらで確認を。

リファレンスの設定

プラグインを立ち上げると、こんな感じの画面が出ます。
とりあえず、自分の創っている曲のジャンルを選んでAnalyzeをクリックすればOKですね。

特定の曲をリファレンスとして使用したい場合には、Load Referenceをクリック。
「Choose a file of drag it here」とありますので、ここをクリックしてファイルを選ぶか、ファイルを引っ張ってくるかすればよいわけです。

で、「Watiting for Audio Playback」と表示されるので、DAW上で曲を再生。
上の画像では、「Cancel」となっていますが、再生すると「Match」に変更されるので、「Match」をクリック。

これで、リファレンスの設定完了です。

で、完成したのが、これ。

う、うーむ。
とりあえず、EDMを選んでみたけれども、なんかすごいことになっているなぁ。
果たして、これは正解なのか?

このまま、左側のTargetの部分を変えると、EQカーブを自動的に切り替えてくれます。
改めて、最初からリファレンスの設定をしたい場合は、その下にある、Re-Analyzeをクリックすると、最初の画面に戻ります。

うーむ、ボクが創っているジャンルは一体何なのだろうか?

まぁ、こんな感じで、後から変更できるので、最初の画面が必要なのかどうかも、よくわかりませんね。  

EQ Match・Linear Phase

EQ Matchは、EQカーブをリファレンスにどれだけ近づけるか、のつまみですね。
これは極端すぎない?となれば左側、ちょっと消極的すぎじゃない?となれば右側ですね。

Linear Phaseは位相のずれが起きないようにするやつです。

Input・Vintage

Inputはインプット音量で、Vintageは倍音が付加されるようですね。
ただし、このプラグイン、OUTPUTゲインがないんですよね。

後で紹介しますが、CompressionとLimiterがついているので、それで調整するって感じになるのかなぁ。

EQ barance・Warmth

EQバランスは、Dark、Even、Brightとあり、たぶんDark側は低音強調、Bright側は高音強調となっています。
Warmthはサチュレーターなんでしょうね。

Compression・Style

コンプですね。
つまみを回すだけです。

Styleはコンプのスタイルで、Gentle、Balanced、Hardの3種類があります。
まぁ、Hard側が極端な感じですね。

明らかにつぶしたあと、持ち上げていますよね。
音圧ぶちあがりです。

Limiter

リミッターですね。
コンプ同様、つまみを回すだけです。

コンプ同様、持ち上げていますね。
コンプとリミッターで、ものすごいことになります。

もしかしたら、このプラグインはInput下げて使った方がよいのかもしれませんね。

Stereo Enhance・Mono Maker

Stereo Enhanceは音の広がりですね。

Mono MakerはBrainworxさんの得意技だと思うんですけど、IKにもあるんですね。
設定した周波数以下をモノラルにするやつですね。

Edit EQ

気づかなかったEdit EQ。
クリックすると、左右につまみが出てきます。

EQカーブを適用する周波数を決めるやつですね。

また、ダブルクリックすると、自分でEQカーブを描くこともできます。
もう、ここまでくると、コンセプトがよくわからなくなってきますけど(笑)

まとめ

なんというか、Master MatchがXになったわけですが、なんというか、全く別物っぽいですね。
ものすごく調整ができるようになってるわけですが、果たして、これって、どうなんでしょうね。

まぁ、完全に自分の好みになるわけもないだろうから、調整できるのが正しいんでしょうけどね。

そして、やたらと音圧が上がります。
音圧が上がるのは、ボク的にはいいんですけどね。

価格

【定価】
99.99ユーロ

【セール等の価格】※全てのセールを把握しているわけではないので、参考までに・・・

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