Shadow Hills Mastering Compressorを紹介しましたが、その上のクラスですね。
ちなみに、下部分以外は全く一緒。
設定も一緒。
だから、前のやつをコピペですませます。
と言いつつ、同じ設定にしても、コンプのかかり方が微妙に違う。
そして、この微妙な違いが、やっぱり良い方向に微妙に違うんですね。
だから、こっちを買った方が良いという方も多いですね。
基本情報
ダウンロードはこちら。
見た目はこんな感じ。
わからない言葉などが出てきたら、こちらで確認を。
STEREOとDUAL MONO
つまみがたくさんありますが、そもそも左半分がL用のコンプ、右半分がR用コンプです。
だから、いわば、つまみとしては半分です。
STEREOに切り替えると、全体にかける形になります。
STEREOの場合の設定は、左側のみで行います。
真ん中の部分をDUAL MONOにすると、LとR、別々にコンプをかけることができます。
とりあえず、STEREOの方で説明していきます。
オプトコンプ
オプトコンプはレシオは2:1で固定。
アタック、リリースも固定で、アタックは遅め、リリースは80%が早め、20%が1秒かけて戻るという2段階のリリースになっているそうです。
ということで、OPTICAL THRESHOLDでスレッショルド(圧縮を始める入力レベル)を設定して、OPTICAL GAINでどれだけ音量を持ち上げるかを決めるだけです。
OPTICAL GAINはデフォルトが7で、いわば、ここが0と考えると良いかと思います。
OPTICAL BYPASSをOUTにするとオプトコンプがバイパスされます。
VCAコンプ
こちらは、レシオ、スレッショルド、アタック、リリース、ゲインの設定ができます。
DISCRETE RATIOがレシオ。
1.2、2、3、4、6、FLOODから選択。
FLOODは20:1です。
DISCRETE THRESHOLDがスレッショルド。
DISCRETE ATTACKがアタック。
0.1秒、0.5秒、1秒、5秒、10秒、20秒から選択。
DISCRETE RECOVERがリリース。
0.1秒、0.25秒、0.5秒、0.8秒、1.2秒、DUALから選択。
DUALはオプトコンプの2段階と同じ設定です。
DISCRETE GAINがゲイン。
DISCRETE BYPASSがOUTのときにVCAコンプのバイパス。
ということで、オプトコンプ→VCAコンプという流れになります。
Transfomer Switching Matrix
音色や雰囲気を変えることができるらしいです。
NICKEL、IRON、STEELから選択。
NICKELは歪みが少なく、超高域がやや強調される。
IRONは高調波歪みを加え、低域の中でも高めの部分をブーストする。
STEELは歪みが強く、低域がブーストされる。
SIDECHAIN
このサイドチェーンは、ダッキングとかをするような、いわゆるサイドチェーンではなく、サイドチェーンフィルター(ハイパス)らしいです。
90Hz以下の信号だけコンプをバイパスするものらしいです。
INにすると、作動します。
ちなみに、90Hz以下というのは、右下のHP-SC FILTERで設定できます。
つまり、デフォルトが90Hzということですね。
VUメーター
DUAL MONOにしている場合は、左はLの、右はRのメーターになります。
それぞれ、METER SELECTでOPTICAL(オプトコンプ)、DISCRETE(VCAコンプ)、OUTPUT(出力音量)を選択できます。
STEREOにしている場合は、メーターが2つあると考えればよいので、例えば、左のメーターでオプト、右のメーターでVCAという使い方もできます。
スロット、Key IN、Solo M・Solo S
ABCDの4種類の設定は保存できます。
Copy、PasteはAの設定をコピーして、Bにペースト、という場合に使います。
Resetはデフォルトに戻す。
Key Inは、こっちこそ、いわゆるサイドチェーンです。
Key InをONにすることで、サイドチェーンに設定した音源の音量をコンプの基準にします。
Solo M・Solo SはMidのみ、Sideのみの音の確認ができます。
今回は、DUAL MONOを使いませんでしたが、これらの設定が、左右で別にできるわけですから、色々と使えそうですね。
TMT・RANDOM CHANNEL・PARAMETER LINK・M/S
TMTは、Brainworx特有の機能ですね。
実機の場合、同じものをつくっても部品の微妙な差異により、音にも微妙な違いが出てくるわけです。
それを再現しています。
もちろん、微妙な違いです。
RANDOM CHANNELは、チャンネルをランダムで選択してくれます。
PARAMETER LINKは左右のつまみを同期させるものですね。
M/Sは左と右の設定だったものをMidの設定を左、Sideの設定を右でできるようにするボタンです。
HEADROOM・MONOMAKER・STEREO WIDTH・PARALLEL MIX
HEADROOMは最終音量の微調整でしょうかね。
MONOMAKERは設定した周波数以下をモノラルにします。
STEREO WIDTHは、音の広がり。
PARALLEL MIXは、DRYとWETの割合ですね。
うん、いい音です。
価格
【定価】
329ドル
【セール等の価格】※全てのセールを把握しているわけではないので、参考までに・・・
2022年11月 34.99ドル
2023年1月 79.99ドル
2023年6月 49.99ドル
2023年6月 29.99ドル
2023年8月 29.99ドル(2つ買うと2つ無料)(本家さま)
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