これまた、今更感がありますが、WAVESのSilk Vocal。
何が今更って、年に1度の無料配布でくれたんですよね。
今はもう終わっちゃって、一応セールはしてるんだけど・・・
VOXBOXを確認したんですが、よく考えたら、こちらもボーカル用エフェクトだったっけ、と。
見た感じ、使いやすそうな感じですね。
基本情報
ダウンロードはこちら。
インストール方法
Waves Centralというソフトからインストール
見た目はこんな感じ。
シルバー(公式曰く。白だろ。)は通常版のSilk Vocal、ダークブルー(公式曰く。こっちはまぁ許そう。)はSilk Vocal Liveで、Liveの名の通り、レイテンシーを最小限に抑える最小位相フィルターを使用しているらしいです。
Liveという名前がついているけど、音を聴いて、好きに使ったらいいよ、ということです。
わからない言葉などが出てきたら、こちらで確認を。
Voice Type
小さくなりましたが、下部分は表示したり、しなかったりができます。
左上に、Male(男性)、Female(女性)を選択できます。
この設定は最初に行う方がよいようです。
Low
3つ並んだ、ノブはてっきりEQだと思っていたら、コンプでした。
3バンドのEQではなく、3バンドのマルチバンドコンプですね。
Lowは20Hz~300Hzの帯域です。
下のヘッドホンマークはソロ。
Lowの横の青い丸は、クリックすることでバイパスになりますね。
真ん中のΔマークはリダクションされた音だけを確認することができます。
Mid
Midは周波数の設定ができます。
300Hz~4kHzの範囲です。
High
Highはベルとシェルフの切り替えができます。
ベルはディエッサーの役割のようですね。
また、周波数設定は、右下の下向き三角をクリックすることで、4kHzから20kHzまで設定できます。
Dyn
全般的なコンプですね。
上のつまみを下げると、圧縮されます。
Outはアウトプットゲインですね。
間にある、上下向きの三角はDynとOutを連動させて動かせます。
HPF・Speed
HPFはハイパスフィルター。
デフォルトでオンになっています。
Speedはアタックとリリースの速度のようです。
個々の設定はできないみたいですね。
Precision・Makeup
PrecisionはEQでいうQみたいなものらしいです。
Makeupはデフォルトでオンになっていますが、上で抑えた分を自動で持ち上げる、いわゆるオートゲインのようです。
Gate・Mix
Gateはゲートですね。
歌を録らない人はあまり関係ないのかな。
MixはDryとWetの割合ですね。
まとめ
左がEQ、右がコンプだと思って、触り始めたのですが、左がマルチバンドコンプ、右が普通のコンプでした。
プラグインのページにスマートEQと書いているのですが、左側のマルチバンドコンプの設定に合わせて、微妙に周波数カーブが変わってるみたいですね。
さすがスマート。
逆に言えば、EQは全くいじれないということですね。
あと、ちょっとだけ負荷が高めのようですが、ボーカルに全体的にエフェクトをかけていくプラグインということで、仕方がないのかもしれません。
そういえば、これ、サブスク版ではどっちに入るんだろう。
バンドルとかにも入るのかなぁ。
WAVESは最近、あまり追っていないので、新しいプラグインが増えてきて、まとめのページも修正しないといけないのかもしれませんね。
価格
【定価】
79ドル
【セール等の価格】※全てのセールを把握しているわけではないので、参考までに・・・
2023年11月 無料配布(本家さま)
2023年12月 24.99ドル(本家さま)
2024年6月 35.99ドル(本家さま)
2024年7月 39.99ドル(本家さま)
2024年11月 29.99ドル(本家さま)
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