578.有料プラグイン Solid State Logic社のSSL Native Vocalstrip2使ってみよう♪ ~ボーカル用エフェクト~

セール終わってるねぇ。
持っていない人は、また、セールすると思うので、その時を狙ってくださいね。

なんとなく、ボーカルエフェクトを紹介していたから、もう一つ、行ってみよう。

Solid State Logic(SSL)のボーカル用のチャンネルストリップですね。
SSLですからねぇ。
シンプルというか、わかりやすいというか、ボーカル用のエフェクトとして必要なものはこれです、というものがそろっている感じです。

まぁ、これを買えば、とりあえず間違いはないんでしょう。

基本情報

ダウンロードはこちら。

見た目はこんな感じ。

わからない言葉などが出てきたら、こちらで確認を。

COMPANDER

コンプレッサーとエキスパンダーですね。
もう、これがコンプレッサーです、そして、エキスパンダーです、って感じの、そのままのコンプ、エキスパンダーです。

THRESHOLD、RATIOがあって、ATTACKとRELEASE、SOFT KNEEへの切り替えがあって、MAKEUP GAINがある。
エキスパンダー側がEXP THRESHですね。

DRIVEは歪みというか、倍音だと思うんですけど、DRIVEはMAKEUP GAINと連動している、というか、MAKEUP GAINを上げると、歪みが強くなります。

実機のモデリングではなく、最初からプラグインとしてつくられているからか、視覚的に、わかりやすいですね。

DE-ESSER

ボーカル用のエフェクトといえば、ディエッサーですね。
THRESHOLDがスレッショルドで、FREQUENCYが周波数ですね。

LISTENをクリックすると、ゲインリダクションした分を聴くことができます。

LOOK AHEADは事前に感知するやつですね。
今までずっと、このLOOK AHEADって、どういう仕組みなんだろうと悩んでいたんですが、よくよく見てみると、レイテンシーが発生する、と。
ははーん、出力を遅らせているだけじゃないか(笑)

上のMODEというところでSPLITとBROADBANDを切り替えられます。
SPRITは下で設定した周波数あたりをリダクションするので、ディエッサーとしてはこちらでよいかと。

BROADBANDは、下で設定した周波数、スレッショルドでトリガーされると、全周波数がリダクションされます。
ディエッサーとは別の使い方なんでしょうね。

DE-PLOSER

あまり見かけない、De-Ploser。
プロシーブという、低音のバーストらしいです。
マイクが近すぎたり、ポップシールドがないと起こりやすいらしいです。

それを取り除くやつですね。

こちらも、SPLITとBROADBANDを選択できます。
役割はDE-ESSERと同じです。

やっぱり、BROADBANDの使い道がよくわかりませんね。
ボーカル以外の音源に使うとき用なのかなぁ。

EQUALISER

EQですね。

ローカットとカットとブーストですね。
ここは、わかりやすいですね。

カットとブーストだと思ったけど、つまみを動かせば、逆も使えるみたいですね。
Qがないのがちょっとだけ不満。

ルーティング

下の部分で、4つの順番の設定ができます。

デフォルトでは、ディエッサー、ディプローザー、EQ、コンプの並びになっています。

どうなんでしょうね。
ボクの感覚では、ディエッサー(ディプローザー)、コンプ、EQなんだけど。
まぁ、EQの後で、また、コンプをかける必要があるのかもしれないけど、それは、このプラグインだけでは完結しないですね。

まとめ

まぁ、最初にも書いたけど、シンプルですね。

ボーカルのエフェクトに必要なものはこれでしょ、って言ってきているようなプラグインですね。
DRIVEがちょっとかかりすぎるかなぁ、というのと、EQのQがないのがちょっとだけ残念だが、まぁ、概ね必要十分って感じなんでしょうね。

価格

【定価】
199.99ドル

【セール等の価格】※全てのセールを把握しているわけではないので、参考までに・・・
2023年5月 14.99ドル(PLUGINBOUTIQUEさん)
2023年11月 AVA Vocal Flowとのセット 32.99ドル(PLUGINBOUTIQUEさん)

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