577.有料プラグイン WAVES社のSilk Vocal使ってみよう♪ ~ボーカル用エフェクト~

これまた、今更感がありますが、WAVESのSilk Vocal。
何が今更って、年に1度の無料配布でくれたんですよね。

今はもう終わっちゃって、一応セールはしてるんだけど・・・

VOXBOXを確認したんですが、よく考えたら、こちらもボーカル用エフェクトだったっけ、と。

見た感じ、使いやすそうな感じですね。

基本情報

ダウンロードはこちら。

見た目はこんな感じ。

シルバー(公式曰く。白だろ。)は通常版のSilk Vocal、ダークブルー(公式曰く。こっちはまぁ許そう。)はSilk Vocal Liveで、Liveの名の通り、レイテンシーを最小限に抑える最小位相フィルターを使用しているらしいです。
Liveという名前がついているけど、音を聴いて、好きに使ったらいいよ、ということです。

わからない言葉などが出てきたら、こちらで確認を。

Voice Type

小さくなりましたが、下部分は表示したり、しなかったりができます。
左上に、Male(男性)、Female(女性)を選択できます。
この設定は最初に行う方がよいようです。

Low

3つ並んだ、ノブはてっきりEQだと思っていたら、コンプでした。
3バンドのEQではなく、3バンドのマルチバンドコンプですね。

Lowは20Hz~300Hzの帯域です。

下のヘッドホンマークはソロ。
Lowの横の青い丸は、クリックすることでバイパスになりますね。

真ん中のΔマークはリダクションされた音だけを確認することができます。

Mid

Midは周波数の設定ができます。
300Hz~4kHzの範囲です。

High

Highはベルとシェルフの切り替えができます。
ベルはディエッサーの役割のようですね。
また、周波数設定は、右下の下向き三角をクリックすることで、4kHzから20kHzまで設定できます。

Dyn

全般的なコンプですね。
上のつまみを下げると、圧縮されます。

Outはアウトプットゲインですね。

間にある、上下向きの三角はDynとOutを連動させて動かせます。 

HPF・Speed

HPFはハイパスフィルター。
デフォルトでオンになっています。

Speedはアタックとリリースの速度のようです。
個々の設定はできないみたいですね。

Precision・Makeup

PrecisionはEQでいうQみたいなものらしいです。
Makeupはデフォルトでオンになっていますが、上で抑えた分を自動で持ち上げる、いわゆるオートゲインのようです。

Gate・Mix

Gateはゲートですね。
歌を録らない人はあまり関係ないのかな。

MixはDryとWetの割合ですね。

まとめ

左がEQ、右がコンプだと思って、触り始めたのですが、左がマルチバンドコンプ、右が普通のコンプでした。
プラグインのページにスマートEQと書いているのですが、左側のマルチバンドコンプの設定に合わせて、微妙に周波数カーブが変わってるみたいですね。

さすがスマート。
逆に言えば、EQは全くいじれないということですね。

あと、ちょっとだけ負荷が高めのようですが、ボーカルに全体的にエフェクトをかけていくプラグインということで、仕方がないのかもしれません。
そういえば、これ、サブスク版ではどっちに入るんだろう。
バンドルとかにも入るのかなぁ。

WAVESは最近、あまり追っていないので、新しいプラグインが増えてきて、まとめのページも修正しないといけないのかもしれませんね。

価格

【定価】
79ドル

【セール等の価格】※全てのセールを把握しているわけではないので、参考までに・・・
2023年11月 無料配布(本家さま)
2023年12月 24.99ドル(本家さま)

WAVES社の他のプラグインはこちら

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