551.有料プラグイン UJAM社のVIRTUAL BASSIST ROWDYを使ってみよう♪ ~ベース音源~

UJAMさんのベース音源。

UJAMさんですから、キーさえ決めれば、いろいろなフレーズで演奏してくれるやつですね。
もちろん、自分で全部打ち込むことも可能です。

DTM初心者は、とりあえずおまかせで、慣れてきたら、MIDIをいじって、最終的には、全部自分で打ち込む。
という、長く使うことも可能なプラグインとも言えますね。

今(2023年10月)、ちょうどセールしてるし♪

基本情報

ダウンロードはこちら。

見た目はこんな感じ。

わからない言葉などが出てきたら、こちらで確認を。

プリセット

とりあえず、プリセットを確認してみましょう。
右の方のキーボードを見たらわかるように、とりあえず、押しっぱなしでキーだけ動かしていきます。

フレーズもいろいろありますが、プリセットによって音も随分変わりますよね。
このプリセットは、フレーズだけでなく、エフェクトなど、すべて含めてのプリセットになっています。

このプラグインだけで、あれだけ色々な音が出せるわけですね。

Player/Instrument

PlayerモードとInstrumentモードがあります。
おまかせで演奏するときはPlayerモード、打ち込むときはInstrumentモードです。

Playerモードの説明が多めになると思います。

Common Phrases・Play Range

Common Phrasesがフレーズ集みたいなものです。
C0からB1までにフレーズが入っています。

C3からE5までがPlay Rangeになります。
Common Phrasesでフレーズを選んで、ここで、キーを選びます。

先ほど指定しなかったC0はSilenceで、音が出ませんね。
C#1、D#1はIntros、F#1、G#1、A#1はFillsで、これらは、ずっと鳴らし続けることはできず、1小節分しか使えませんので、最初と最後に使います。

Style Phrases

Style Pharesesも、フレーズが入っているのですが、Commonの方が一般的なものに対して、こちらはもっと個性的といったらよいでしょうか。
上の部分でスタイルを選ぶとフレーズが変わります。

C2からB2にフレーズが入っています。
黒鍵はイントロとフィルになっています。

Micro Timing

右上のMicro Timingをクリックすると、細かい設定が出てきます。

Player Syncは、キーを押してから、実際に演奏するまでのタイミングなので、リアルタイムで演奏するのでなければ、「Note On」のままでよいです。

Speedは、フレーズの速度を倍の速度にしたり半分の速度にしたりします。

Feelは、左に動かすとオフビートが早くなり、右に動かすとオフビートが遅くなる。

Swingはスウィング。

Timingは、ヒューマナイズと考えればよいかと。
右に近づくにつれ、タイミングがルーズになっていきます。

Melodic・Key・Follow Chords

フレーズによっては、打ち込んだMIDIのキーとは、別のキー(オクターブとか5度とか)の音を使うものもあります。

Melodicをオフにすると、打ち込んだキー以外は出ないようになります。

右側のKeyで楽曲のキーを指定しておくと、そのキーに合わせてフレーズのメロディを変えてくれます。
当然Melodicがオンのときだけです。

Follow ChordsはStudio Oneでしか機能しないか、もしかしたらStudio One以外は表示すらされないのかもしれません。
ボクはStudio Oneなのでわかりませんが・・・
これをオンにしておくと、Studio Oneのコードトラックを入力しておけば、MIDIの打ち込みすらしなくてよくなります。
すごいですね。

ただし、MIDIを打ち込んでいると、コードトラックよりもMIDIが優先のようですので、打ち込みすらしなくてよいじゃなくて、打ち込んだらダメなんですね。
ただ、切り替え時がやや不安定な感は否めないかなぁ。

※今、確認していると、まったく打ち込んでいないと機能しないみたいです。
スタート位置に1/64でもMIDIがあれば、その後は、機能し続けるみたいです。
やっぱり、やや不安定感はありますね。

そもそも、UJAMさんは、Studio Oneと仲良しらしいんですよね。
打ち込みの画面もこんな感じ。

鍵盤にカーソルを持っていくと、ちゃんと、この鍵盤は何に割り当てられてます、と教えてくれます。

音を確認していきますが、Melodicの隣にあるChordのところに、今、演奏しているコードが表示されるので、そこを見ているとわかりやすいと思います。
Keyを設定すると、そのキーに合わせるために、dimやaugをつかったりして、変更してくれているのがわかると思います。

コードの指定

基本的に、Cのみ、Fのみで演奏してくれます。
楽曲のキーを設定すると、そのキーで使う音を使って変更もしてくれます。

しかし、意図的に、ここだけ、dimで演奏してほしい、などの場合は、上にあるように、コードを入力すれば大丈夫です。
このような打ち込み方をしても、Playerモードの場合は、コード(3つの音)を鳴らすのではなく、このコードを使用したメロディ(1つの音)を鳴らしてくれます。

例えば、上の画像の場合、最初のCは、コードを打ち込んでも、打ち込んでいなくても、同じ音がなります。
※Cだけを打ち込んでいる場合は、ド・ミ・ソと認識しているので、ド・ミ・ソを入力しても、認識は同じということです。

他のところは、コード指定しているので、前と後ろで違う音がなります。

もちろん、コード指定しても、メロディに使用されていない部分の変更であれば、音は変わらないですね。
たとえば、Cmで指定しても、Csus4で指定しても、1度と5度しか使わないメロディなら、CmもCsus4も、1度はドで、5度はソなので、変化はないですね。

MIDIの書き出し

鍵盤の上の「=」みたいになっている部分をDAWに引っ張っていけば、MIDIの書き出しができます。
音を少し変更したい場合などは、MIDIで書き出して修正、という風にもできるわけです。

Instrumentモード

Playerモードばかり説明していましたが、Instrumentモードです。

こちらは普通に打ち込む場合に使います。
あるいは、PlayerモードでMIDIで書き出した後も、こちらのモードを使います。

こっちは普通に打ち込むだけですけど、左側にKey Switchesがあります。
スライドとか、デットノートとか。

前半は各キースイッチ、後半はキースイッチを使ったフレーズです。

スライド・ハンマーオン・プルオフ

これらは、ベロシティで操作するそうです。

1~2半音しか違わない場合、後ろより前の方がベロシティが小さいとスライドになります。
1~2半音しか違わない場合、前より後ろの方がベロシティが小さい場合、後ろの音が前より高ければハンマーオン、低ければプルオフになる。

まぁ、音が変わりますよってことで。

アンプ・エフェクト

Playerモードにせよ、Instrumentモードにせよ、アンプとエフェクターは同じです。

下部分のAMPがアンプ、それ以外はほぼエフェクター。

FUZZはファズ、Driveは歪みですね。
Characterは音色が変わると考えたらよいでしょう。
Octavverはオクターブを重ねる。
EQ・Compuressorはそのまま。

Finisherは、マスターエフェクトで、いろいろなエフェクトが入っています。

とくにアンプに関しては、別のアンプを使いたいという場合は、AMPをDirectにすればいいです。

最後は、別のアンプをつないでみた感じです。

まとめ

さすがのUJAMさんです。
便利。

・・・が、UJAMさんの作戦に完全にのせられているのが、どうやったって、エレキベースのピック弾きなんです。
そこは変えられない。

それを変えたければ、他のVIRTUAL BASSISTを買うしかない。
そうなると、バンドルになるのかな?

価格

【定価】
129ドル

【セール等の価格】※全てのセールを把握しているわけではないので、参考までに・・・
2023年10月 20.9ドル(PLUGINBOUTIQUEさん)
2024年2月 64ドル(本家さま)
2024年5月 64ドル(本家さま)

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