415.有料プラグイン KV331 audio社のSYNTHMASTER ONEを使ってみよう♪ ~シンセサイザー~

宣言通り、シンセサイザーだ。
2023年3月現在、セールをしているので、ちょうど良いだろう。
さぁ、セールが終わるまでにまとめられるのか。

KV331 audio社には、SYNTHMASTER2というシンセがある。
たぶん、SYNTHMASTER2の弟分みたいな感じなんだと思います。

で、SYNTHMASTER2には、シンセではなく、シンセの音だけを鳴らせるSYNTHMASTER2 PLAYERというのがある。

設定をいじるつもりがなく、音だけ鳴らしたいなら、これでもよいわけです。

弟分なら、さきに兄貴分を紹介しろ、という話なんだけど、そこはそこ、今のところ、セールだから。
とか言って、間に合わなかったらバカみたいだなぁ。

そして、ボクはなんとなく、このSYNTHMASTER ONEが結構好きなんです。
白くって(笑)
まぁ、これはスキン変更で別の色にもなるんだけど。

基本情報

ダウンロードはこちら。

見た目はこんな感じ。

わからない言葉などが出てきたら、こちらで確認を。

シンセの音創りの基本はこちらで確認を。

これを理解している前提で書いていきます。

プリセット

Browseというのを押せば、プリセットが表示されます。

このプリセットの選択画面、結構わかりやすくてよいと思うんですよね。
ボクは好きです。

ちなみに、1238のプリセットが入っています。
音創りや、プリセットをいじったりしなくても、このプリセットだけでも十分とも言えますね。

オシレーター

OSC1という表示の下にある線が波形。
小さい。
ただし、この上にカーソルを持ってくると、Routingと表示されている部分に大きく表示されます。
普通の波形もありますし、ウェーブテーブルもあります。

波形を選んだら、Waveformというのは簡易フィルターと考えたらよいでしょう。

真ん中らへんのVolumeはオシレーター1のボリューム、Panがオシレーター1のパン。
Octaveがオクターブ、Semitoneが半音、Fineが1半音のさらに細かい調整。

Unisonが重ねる音の数。
16まで重ねられます。

DetuneはUnisonで重ねた音のピッチを全く同じにするか、ちょっとずつずらすか。

Widthは、Unisonで重ねた音の広がり。

Freeはユニゾンオシレーターの開始位相をランダム設定にする。

Indexでウェーブテーブルの波形を選ぶ。

Phaseは位相。

さらに右にSUBオシレーター。
低音ですね。

SUBはデフォルトではVolumeが0になっています。

フィルター

TYPEがフィルターのタイプ。
Input Gainがフィルターへ送るインプット音量。
Driveが歪み。
Cutoffが周波数の設定。
Resonanceがレゾナンス。
Volumeは音量。
KeyTrackをオンにすると、ピッチによってカット周波数が変わります。
Acidはアシッド・・・つまり?
Boostはフィルター全体をブースト。

LFOとMed Envはモジュレーションのところで解説。

AMP ENV

音の出方を選ぶのがAMP ENVと表示されているやつ。
ADSR、Type、Amount、Velocity、OneShotがありますね。

モジュレーション

フィルターのカットオフに割り当てる、LFOとMod ENVだけは最初からつまみが用意されています。

それ以外のところに割り当てるときは、LFO1、MOD ENV1、AMP ENV1と書かれているところをクリックして、割り当てるつまみまで引っ張っていくわけですね。
MOD ENVはモジュレーション用のエンベロープなので、音の出方には影響しません。
AMP ENVは音の出方用のエンベロープですが、もちろん、これもモジュレーションとしても使用できます。

Routing

これまで触れませんでしたが、OSCもFILTもAMP ENVも、LFOもMOD ENVも2がありますね。
つまり、全部2つずつあるわけです。

で、この2つの音やフィルターの音の流れを決めるのがここですね。
Filtersの横の部分で変更できます。

Arp、FXは後で。

エフェクター

エフェクターは少な目ですね。
ディストーション、EQ、コンプ、コーラス、ディレイ、リバーブ。

まぁ、このあたりは、見たままです。

RoutingのFXはエフェクターのバイパスです。

アルペジエーター

ここにアルペジエーターがあります。
ただ、理解するのが大変なんですよね、こいつ。

アルペジエーターの左上のOffとなっているのをONにしないと、アルペジエーターは機能しません。
もしくはRoutingのArpの部分です。

まとめ

他にも色々あるけど、もうざっくりとカット。

Serumって、なんとなく太い、激しい感じの音のイメージなんですが、SYNTHMASTER ONEはきれいな、コロコロした音のイメージなんですよね、ボク的に。
あれかな、色のイメージか?

別に、同じような音をつくることはできるんでしょうけど。

音は好きですよ、ボクは。
ただ、いかんせん、やや見にくいのが難点でしょうか。
1画面にまとまっているから、わかりやすいと言えばわかりやすいのですが。

ちょくちょくセールをしているので、セール時なら、プリセットだけを目的に手に入れるのも十分ありだと思いますけどね。

価格

【定価】
99ドル

【セール等の価格】※全てのセールを把握しているわけではないので、参考までに・・・
2023年3月 19ドル
2023年4月 49ドル
2023年8月 29ドル
2023年8月 SYNTHMASTER 2とのバンドル 8528円(SONICWIREさん)
2023年11月 19ドル(PLUGINBOUTIQUEさん)
2023年11月 SYNTHMASTER 2とのバンドル 49ドル(PLUGINBOUTIQUEさん)
2023年12月 29ドル(PLUGINBOUTIQUEさん)
2023年11月 SYNTHMASTER ONEとのバンドル 49ドル(PLUGINBOUTIQUEさん)
2024年2月 20.9ドル(PLUGINBOUTIQUEさん)
2024年4月 39ドル(PLUGINBOUTIQUEさん)
2024年4月 SYNTHMASTER ONEとのバンドル 59ドル(PLUGINBOUTIQUEさん)

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