312.無料プラグイン DOTEC AUDIO社のDeePanpotを使ってみよう♪ ~パン~

パンのプラグイン。
パンなんてDAWについているだろ、と思うかもしれませんが、パンというのは奥が深かったりする。
ミキサーについているパンと、全く違うんです。

何が違うのか、DeePanpotを使いながら、確認していきましょう。

基本情報

ダウンロードはこちら。

見た目はこんな感じ。

わからない言葉などが出てきたら、こちらで確認を。

ミキサーについているパンについて

まず、ミキサーについているパンを実際にふってみましょう。

はい、左、右へちゃんと動きますね。
動いているように聴こえていますが、これ、実は違うんですね。
いや、動いていたよ、と思われた方もおられると思いますが、この後を読んで頂いたら、理解できるかと思います。

左にベース、右にギターという極端な音源を用意しました。
先ほどと同じように、ミキサーについているパンを動かして確認してみましょう。

はい、聴いていただいた通りです。

ミキサーについているパンは、左にふると、音が左に動くのだと思いきや、違うんですね。
実は、左にふると、右の音がだんだん小さくなるという仕組みなんです。

ということで、音源によっては、ミキサーのパンで困らないのですが、ミキサーのパンでは困る音源というのもあるわけです。

DeePanpotによるパン

で、今回のDeePanpot。
ここまでくれば、想定できますよね。

先ほどの、ベースとギターの音源で確認してみましょう。

右にあったギターの音が消えるのではなく、ちゃんと左に動きますね。
すごいですね。

ただ、完全にギターが左にいくかというと、そうではないようです。
完全右にあるギターの音源は、Lに100%ふっても、センターまでしかいかないですね。

まぁ、今回は左にベース、右にギターという、別の音が鳴っている状態ですから、「センターまでしかいかない」と感じてしまいますが、通常はそんな音源に使わないですからね。
通常の音源であれば、左右に広がっている音の右がセンターにうごくので、左半分にギュッとつまったイメージでしょうかね。
その方が自然といえば、自然かもしれません。

Studio One付属プラグインによるパン

ちなみに、Studio Oneを使用している場合は、付属プラグインで同じことができます。
いや、正確には、DeePanpotよりも高性能です。

他のDAWを知らないので、どのDAWにも付属でこのようなプラグインがあれば、必要ないのですが、ついていない場合もあるかもしれないので、今回は無料のプラグインを紹介してみました。

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