パンのプラグイン。
パンなんてDAWについているだろ、と思うかもしれませんが、パンというのは奥が深かったりする。
ミキサーについているパンと、全く違うんです。
何が違うのか、DeePanpotを使いながら、確認していきましょう。
基本情報
ダウンロードはこちら。
インストール方法
vst3ファイルをフォルダごと c > Program Files > Common Files > VST3 内に保存
見た目はこんな感じ。
わからない言葉などが出てきたら、こちらで確認を。
ミキサーについているパンについて
まず、ミキサーについているパンを実際にふってみましょう。
はい、左、右へちゃんと動きますね。
動いているように聴こえていますが、これ、実は違うんですね。
いや、動いていたよ、と思われた方もおられると思いますが、この後を読んで頂いたら、理解できるかと思います。
左にベース、右にギターという極端な音源を用意しました。
先ほどと同じように、ミキサーについているパンを動かして確認してみましょう。
はい、聴いていただいた通りです。
ミキサーについているパンは、左にふると、音が左に動くのだと思いきや、違うんですね。
実は、左にふると、右の音がだんだん小さくなるという仕組みなんです。
ということで、音源によっては、ミキサーのパンで困らないのですが、ミキサーのパンでは困る音源というのもあるわけです。
DeePanpotによるパン
で、今回のDeePanpot。
ここまでくれば、想定できますよね。
先ほどの、ベースとギターの音源で確認してみましょう。
右にあったギターの音が消えるのではなく、ちゃんと左に動きますね。
すごいですね。
ただ、完全にギターが左にいくかというと、そうではないようです。
完全右にあるギターの音源は、Lに100%ふっても、センターまでしかいかないですね。
まぁ、今回は左にベース、右にギターという、別の音が鳴っている状態ですから、「センターまでしかいかない」と感じてしまいますが、通常はそんな音源に使わないですからね。
通常の音源であれば、左右に広がっている音の右がセンターにうごくので、左半分にギュッとつまったイメージでしょうかね。
その方が自然といえば、自然かもしれません。
Studio One付属プラグインによるパン
ちなみに、Studio Oneを使用している場合は、付属プラグインで同じことができます。
いや、正確には、DeePanpotよりも高性能です。
他のDAWを知らないので、どのDAWにも付属でこのようなプラグインがあれば、必要ないのですが、ついていない場合もあるかもしれないので、今回は無料のプラグインを紹介してみました。
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