Dual Panを紹介したので、もう一つ、Binaural Panも紹介。
こちらはシンプル。
基本情報
見た目はこんな感じ。
わからない言葉などが出てきたら、こちらで確認を。
基本的な設定
いやぁ、紹介しがいがある。
Panはパン。
Widthは広がり。
Monoを押すとモノラルになる。
以上。
Ozoneの無料イメージャーで視覚的に確認。
パンはミキサーのパンと同じ。
訂正。
このプラグイン、ミキサーのパンとは全く違いました。
さて、ミキサーのパンって、こんな感じです。
まぁ、わかってるよ、という感じです。
では、左にピアノ、右にギターという音源を用意しました。
同じようにミキサーのパンをふってみましょう。
わかりましたでしょうか。
ミキサーのパンっていうのは、左にふった場合、右の音が小さくなっていくだけなんです。
で、このBinaural Panを使ったらどうなるか。
変わってないじゃないか。
と思いきや、ここで出てくるのが、Width。
Widthをいじってみましょうか。
このプラグイン、Panの後にWidthの設定があるのだと思ったんですが、先にWidthがかかってから、Panという流れなんですね。
Widthを0%に近づけると、音がモノラルに近づいてくる。
つまり、左端にあった音も右端にあった音も、左右同じようになるんですね。
だから、パンを右に振っても、左右どちらの音も聞こえるようになります。
Widthを200%にすると、広さが倍になるので、左端の音がセンターと左端の真ん中にくるんですね。
だから、パンを右に振っても、完全左端じゃないので、ちゃんと音が聴こえる。
なかなか高性能じゃないですか。
そして、今まで見つけられなかった「モノラル」化。
ミキサーにないなぁ、と思っていたら、ここにあったのか。
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