140.Studio One付属プラグイン Binaural Panを使ってみよう♪ ~パン・イメージャー~

Dual Panを紹介したので、もう一つ、Binaural Panも紹介。

こちらはシンプル。

基本情報

見た目はこんな感じ。

わからない言葉などが出てきたら、こちらで確認を。

基本的な設定

いやぁ、紹介しがいがある。

Panはパン。
Widthは広がり。
Monoを押すとモノラルになる。

以上。
Ozoneの無料イメージャーで視覚的に確認。

パンはミキサーのパンと同じ。

訂正。

このプラグイン、ミキサーのパンとは全く違いました。

さて、ミキサーのパンって、こんな感じです。

まぁ、わかってるよ、という感じです。

では、左にピアノ、右にギターという音源を用意しました。
同じようにミキサーのパンをふってみましょう。

わかりましたでしょうか。
ミキサーのパンっていうのは、左にふった場合、右の音が小さくなっていくだけなんです。

で、このBinaural Panを使ったらどうなるか。

変わってないじゃないか。

と思いきや、ここで出てくるのが、Width。
Widthをいじってみましょうか。

このプラグイン、Panの後にWidthの設定があるのだと思ったんですが、先にWidthがかかってから、Panという流れなんですね。
Widthを0%に近づけると、音がモノラルに近づいてくる。
つまり、左端にあった音も右端にあった音も、左右同じようになるんですね。

だから、パンを右に振っても、左右どちらの音も聞こえるようになります。

Widthを200%にすると、広さが倍になるので、左端の音がセンターと左端の真ん中にくるんですね。
だから、パンを右に振っても、完全左端じゃないので、ちゃんと音が聴こえる。

なかなか高性能じゃないですか。

そして、今まで見つけられなかった「モノラル」化。
ミキサーにないなぁ、と思っていたら、ここにあったのか。

他のStudio One付属プラグインはこちら

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