817.ARTURIA社のRev INTENSITYを使ってみよう♪ ~リバーブ~ 有料プラグイン

実機を元にしたやつじゃない、ARTURIAのオリジナルのリバーブ。
何度も書くが、リバーブは苦手じゃ。

苦手なリバーブな上に、クリエイティブときている。
正直、手に負えない。

プリセットだけ使ったらラクだろうなぁ。
まぁ、つくった方もそのつもりなのか、プリセットは大量にあります。

とはいえ、一応、確認していきましょうか。

基本情報

ダウンロードはこちら。

インストール方法

Arturia Software Centerというソフトからインストール

見た目はこんな感じ。

わからない言葉などが出てきたら、こちらで確認を。

DRY/WET・SIZE

リバーブにおいて、何はともあれ、重要なのがMIX。
DRY/WETの割合ですね。
もちろん、センドで挿す場合はWET100%でいいんだけど、インサートで挿す場合は、WETの割合を下げておかないと、概ね大変なことになります。

で、一番大きなSIZEのつまみが、いわゆる部屋の大きさですね。
SIZEが大きくなると、反響もすごくなるっていう感じですね。

DECAY・FREEZE

反響音の長さは、基本SIZEによって決まるのですが、それを微調整するのがDECAYです。
壁面の反射音の吸収度を調整する感じですね。

だから、デフォルトが0でプラスやマイナスに調整します。

で、FREEZEは雪の結晶のようなマークになっていて、凍らせるんですね。
凍らせるって・・・
まぁ、元の音の入力を止めて、今、鳴っているリバーブ音をずっと鳴らし続けるためのボタンですね。

PREDELAY・DISTANCE

PREDELAYは、原音から反響音が聴こえるまでの時間の調整です。
つまみの右下の♪マークをクリックすると、DAWと同期して、1/4などの設定ができるようになります。

DISTANCEは、音源からの距離です。
音源に近いと、原音の音量が、反響音より大きく聞こえます。
音源から遠いと、原音の音量が小さく、反響音の方が大きく聞こえます。
その調整ですね。

DAMPING・WIDTH・FEEDBACK

自然の残響音では、高音域成分は低音域成分よりも早く減衰するらしいんですが、デジタルリバーブの場合、高音域成分が多いらしいです。
ということで、それを抑えるのがDAMPINGのようです。

WIDTHはリバーブ音の広がりですが、100%のときが原音と同じ音の広がりのようです。
下げていくにつれ、モノに近づいていく。
ということで、デフォルトは100%です。

FEEDBACKは、リバーブ音をもう一度入力して、さらにリバーブをかけて・・・という、上げすぎると大変なことになるつまみです。

SOFTCLIP・REV LEVEL

SOFTCLIPはリバーブ音の音量を上げる方です。
で、ソフトクリップなので、サチュレーション的な役割もあります。

REV LEVELは、リバーブ音の音量を下げる方ですね。

順番的には、SOFTCLIPが先で、REV LEVELが後ですね。

MODULATION

LFOで揺らす系です。
RATEでLFOの速さ、DEPTHで揺らす量。

波形は選択できないけど、たぶんサイン波でしょうね。

PRE FILTER・POST FILTER

Advancedをクリックすると、設定画面が広がります。

PRE FILTERはリバーブに入力される前に原音にかけるフィルターですね。
POST FILTERはリバーブがかかった後にかけるフィルターです。

フィルターのタイプもそれぞれ、数種類あります。
で、フィルターのタイプによって、RESONANCEの設定ができなくなったりします。

ENVELOPE FOLLOWER

音量によって、つまみを動かすやつがENVELOPE FOLLOWERですね。

下に並んでいるのが、音量の認識のさせ方ですね。
で、右に並んでいるNONEと表示されている4つのつまみで、つまみに割り当てる形になっています。

FUNCTION

こちらは周期的に変化をつけるやつですね。
カーブのフォーマットもいくつかはありますし、自分で描くこともできます。

エンベロープの方と同じく、NONEとなっているつまみに割り当てる感じになっています。

プリセット

エンベロープや、ファンクションが入ってくると、途端に難しくなりますよね。
ということで、プリセットを聴いてみましょうか。

まとめ

最初、別の音源でプリセットを聴いたときに、こいつは扱えやしねぇ、と思ったんだけど、音源をボーカルにして、一つずつ確認していったら、ちゃんとしたリバーブでした(笑)
エンベロープ、ファンクションを使うと、途端にクリエイティブさが強くなりますが、そこを使わないと、普通にリバーブとして使える。

そして、こうやって、確認していると、リバーブっていいよなぁ、って思うんですよね。
なのに、なぜか、曲を創り出すと、なぜか苦手な感じになるのは、なぜなんでしょうねぇ。

価格

【定価】
99ドル

【セール等の価格】※全てのセールを把握しているわけではないので、参考までに・・・

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