508.無料プラグイン boz DIGITAL LABS社のPanipulatorを使ってみよう♪ ~曲の確認~

このプラグインは、エフェクターではなく、曲が完成したときに確認することを目的としたプラグインですね。
完成した曲を聴いてもらうのに、色々な環境で聴く人がいます。
それらを踏まえて、改めてチェックするためのプラグインという感じです。

非常に便利。
そして、無料。

相変わらず、boz DIGITAL LABSは素晴らしい。

基本情報

ダウンロードはこちら。

インストール方法

インストールファイルでインストール

見た目はこんな感じ。

わからない言葉などが出てきたら、こちらで確認を。

MONO

モノラル化というのは、創った曲を確認するのに、結構重要だったりする、ということを書いた。

ということで、モノラルにできます。
というか、そもそもこのプラグイン、モノラルにしないことには、あまり何もできないです。

とりあえず、わかりやすいように、ドラム音源(キックをセンター、ハットを左、スネアを右という極端な設定)で確認していきましょう。

LOFI

これも、ローファイにするためというよりも、あまり音楽を聴く環境が良くない場合はこう聴こえるというのを確認するためのものですね。
ローとハイをカットします。
ただし、モノラルの状態でないと機能しません。

ロー・ハイカットをオンにした状態で、右側のリンクマークをオンにすると、モノラルにしたときに、同時にロー・ハイカットするようになります。

INPUT


 
これは、モノラルにしなくても機能します。
左右のφは、左右の位相を反転します。
真ん中の矢印は、左と右の音を反転します。

モノラルのときの左右の位相反転は、真ん中の音(今回はキック)の左右のどちらかが位相を反転されると、打ち消しあって、音が消えてしまいますね。
そういう狙いなのかなぁ。

まぁ、左右で、位相を反転した場合の音の確認ができます。

INPUT CHANNEL

これも、モノラルでないと機能しません。
インプットの音の左だけ、右だけを再生します。

OUTPUT CHANNEL

こちらはアウトプット側ですね。
左のみ、右のみにアウトプットします。

これもモノラルでしか機能しません。

INPUT側のチャンネルと合わせて、右の音だけを左に出すとか、左の音だけ右に出すとかもできます。

PAN LAW

モノラルにしたときのアウトプットゲインと考えたらよいかと。
なぜ-6になっているかというと、モノラルにしたときに、ステレオのときの音量と同じぐらいになるように-6になっているそうです。

ということは、特に触る必要もない気がしますね。

まとめ

これ、最後の最後に確認するのはありかもしれない。
そして、無料。

何度も書くが、無料。
無料なんだから、機能的にひどくっても怒れないところなのだが、このプラグインは無料なのに素晴らしい。

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