1.無料プラグイン Xfer社のOTTを使ってみよう♪〜音圧〜

挿すだけでイイ感じになると言われる無料プラグイン。

基本情報

とりあえず、ダウンロードはこちら。

見た目はこんな感じ。

わからない言葉などが出てきたら、こちらで確認を。

基本的な設定

挿すだけとは言え、挿したときはDepth ① (※2)が100%になっているので、
まずこれを30%ぐらいにして使います。
30%から60%ぐらいがいいらしいです。

ということで、さっそく聴いてみましょう♪
0~60%で聴いてみましょう。

うーん、微妙。
挿すだけでイイ感じってことはないか。
微妙には変わってると言えば変わってる・・・かな。
ボクの耳が悪いだけか?

次に黒い部分 ② を動かします。
音に合わせて水色の線とオレンジの点が動くので、
黒い部分をオレンジの点のあたりになるぐらいにして、さっきと同じく、
0~60%で聴いてみよう。

おぉ、明らかに変わった。

ちなみに、この黒い部分を左に寄せると、
そのラインより音が大きくならないようにするようです。
また逆に、右に寄せると、そのラインぐらいまで音を大きくしてくれるというもの。

で、見たらわかるように、H、M、Lとあります。
当然、High、Middle、Lowですね。

Highはある程度の音まででおさえる、とか、Lowはよりある程度上げるとか、
それぞれ調整できるわけです。

で、右側のつまみ ③ が単純な音量ですね。
Hの音量、Mの音量、Lの音量を上げ下げする。
では、Depthを30%に固定して、
そのまま(H、M、Lのつまみは50)、Hを100、Mを100、Lを100の順に聴いてみましょう。

全然違いますね、当たり前だけど。
100は極端だよね、いくらなんでも。
まぁ、今回はわかりやすいように。

あとのつまみも色々とあるんだけど、とりあえず、
1と2の調整するだけで、十分意味があるかな。
3のつまみは、細かく設定したかったらいじってもいいかな。
それ以外は、さらに細かく設定したい場合ですね。

ということで、気に入ったら、使ってみてください♪


ボクは興味がないのですが、一応書いておくと、
マルチバンドコンプレッサーというものらしいです。
これが、マルチバンドコンプレッサーだろうと、
EQだろうと、リバーブだろうと、どうでもいい、
と思うのはボクだけでしょうか。

こういう風になるのだということだけを伝えられたら、
それでよいかな、と思っております。

詳しい説明

【追記】
色々なプラグインを知っていく上で、OTTについても少し理解ができたので、詳しく書いておきます。

エフェクターの基本については、こちらで確認を。

OTTはマルチバンドコンプレッサーで、低域・中域・高域の3バンドごとに、別設定のコンプレッサーを挿している状態と考えたらよいかと。

一般的なコンプレッサーとつまみの表記が異なっているので、わかりづらいですが、

Depth・・・Ratio
黒い部分②・・・Threshold
H・M・Lのつまみ③・・・Gain
Time・・・Release
In Gain・・・Input Gain
Out Gain・・・Output Gain

になっています。

また、OTTはコンプレッサーと書かれていますが、スレッショルドを超えた音を潰すんですが、スレッショルドを下回った音を持ち上げるようになっているみたいです。


これは、Kilohearts社のDYNAMICSというプラグインですが、OTTもこんな感じのようです。
真ん中の黒い部分の右端と左端が、上側と下側のスレッショルドになっているようです。

つまり、下を上げて、上を潰して、ベタっとさせて、音量を上げるから、音圧が上がっているんですね。

また、わかりづらいのが、strgth。

Upwd Strgth・・・スレッショルドを上回った音に対するコンプの効き具合
Dnwd Strgth・・・スレッショルドを下回った音に対するコンプの効き具合

いわゆる、AmountとかDepthなどと同じなんでしょうけど、コンプであまり見かけないですよね。

あと、全然知らなかったんですけど、コンプをOFFにすることができたんですね。
Cntlを押しながら、黄、緑の部分をクリックすると、その部分についてはOFFになります。

ただ、この機能は、OTTを使おうという人にとっては、あまり求められていない機能のような気もしますけど。

改めて詳しく分析したのがこちら。

他の無料プラグインはこちら

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