カラフルシンセサイザー、Pigmentsが6になった。
5から6になるのが、ものすごく早かったような気がする。
そして、使い方にはそれほど大きな変化はなさそう。
だからなのか、Pigments5を持っている人は、フリーアップデートできる。
使い方はそれほど変化がないので、基本的な使い方は、Pigments5の方を見てもらうことにします。
手抜きで申し訳ない。
しかも、Pigument5の使い方も、ほぼほぼちゃんと紹介していないんだけどね・・・
もう、つまみが多すぎて、全部は無理だ(笑)
まぁ、それほど難しいプラグインでもないんだけどね。
で、今回は、主に変更したところだけ紹介していこうと思います。
変更したところが少ないので、変更したものだけ詳しく紹介することになりそうですが。
基本情報
ダウンロードはこちら。
インストール方法
Arturia Software Centerというソフトからインストール
見た目はこんな感じ。
わからない言葉などが出てきたら、こちらで確認を。
Modal
ENGINEには、今まで、Analog、Wavetable、Sample、Harmonicの4種類があったんですけど、Modalが追加されたということ。
Modalは物理モデリングで、STRINGT(弦)とBEAM(マレット的な?)の2種類があります。
たぶん、COLLISIONで元の音を設定して、たぶんFRICTIONの方で共振、つまり倍音の設定をして、音を創る感じのようです。
つまみを全部は紹介できそうにないですが、マニュアルを見てください。
まだ英語版しかないですが、ARTURIAは日本語版も作ってくれるでしょう。
とはいえ、確認したら、日本語版のマニュアルはPigments4で止まっていた・・・
見た目はきれいなんですけどねぇ(笑)
つまみを動かしていると、なんとなく、これがこれなんだなぁ、というのはわからないでもない。
音創りの最初として、Defaultを選んだら、FRICTIONのVolumeが-40dBになっているので注意。
CLUSTER FILTER・LOFI FILTER
フィルターが2種類追加されたらしい。
マイナーチェンジですねぇ。
VOCODER
エフェクターにVOCODERが追加されたらしい。
これまた、まぁ、マイナーチェンジですねぇ。
VOICE MODULATOR・RANDOM
ランダムの種類も増えたようです。
ランダムに種類があるというのも驚きですが、2種類。
2種類のうちの1つは、RANDOMだって。
今まで、RANDOMの中にRANDOMがなかったんだぁ、って感じ。
VOICE MODULATORなんて、自分で設定できるんですね。
もう、ランダムの概念って、何なのでしょうね。
GRANULAR SCAN
GRANULARにSCANのつまみが増えた。
つ、つまみ???
いよいよマイナーチェンジ感がすごくなってきたなぁ。
AUDIO IN
ボクは知らなかったんだけど、Pigments5から追加されてた機能らしいです。
これ、何かといいますと、他の音源プラグインの音をサイドチェーンで、Pigmentsに入れて、Pigmentsのエフェクターを使えるようになるやつらしいです。
ただ、設定が面倒くさい。
Studio Oneの場合、サイドチェーンの設定で、取り込みたい音源プラグインを選ぶ。
上の画像では、Addictive Keysになっています。
☑の横のマークがオレンジ色になっていますが、これ、デフォルトで白で、クリックしたらオレンジになります。
白はミキサーのフェーダーから送られて、オレンジはミキサーのフェーダーに入る前に、Pigmentsに送られます。
何を言ってるかというと、白のままだと、Pigmentsからも、Addictive Keysからも、音が出るようになるわけです。
つまり、ダブルで音が出るわけで、困るわけです。
けど、Addictive Keysのフェーダーを下げると、Pigmentsへの入力も消えてしまいます。
これをオレンジにしておくと、Addictive Keysのフェーダーを下げてしまっても、その前にPigmentsに送られているので、Pigmentsからは音が出る、ということ。
だから、Pigmentsからだけ音を出すようにできます。
で、MIDIの打ち込みはAddictive Keysで行って、Pigmentsはどのキーでもいいので、ながーいのを一本打ち込んでおく。
Pigments側のMIDIは、Addictive Keysの音を出すか、出さないかの設定になっているわけですね。
こうすることで、Addictive Keysの音をPigumentsのエフェクターで操作できるようになるわけです。
・・・果たして、そこまでして、Pigmentsのエフェクターを使いたいかどうか、ですね。
Serumみたいに、エフェクターだけをエフェクターとして追加してくれると便利でいいんだけどなぁ。
まとめ
エンジンにModalが加わったことが、5.5とかではなく、6になった理由かと思われます。
正直、それ以外のことは、5の範疇じゃないのか?と思われます。
まぁ、音源(?)、音のソースが増えたのだから、たしかに、6にせざるをえないのかなぁ。
Pigments6用のプリセットが100増えているらしいので、まぁ、プリセットが増えるのはありがたいことです。
価格
【定価】
199ドル
【セール等の価格】※全てのセールを把握しているわけではないので、参考までに・・・
2025年1月 99ドル(本家様)
2025年2月 99ドル(本家さま)
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