なんとなく、チャンネルストリップの流れ。
Brainworxのチャンネルストリップの中では、一番新しいのではないかな。
Brainworxのチャンネルストリップ、いっぱいあるもんなぁ。
bx_console AMEK 200は、AMEK EQ 200とつまみが同じですよね。
AMEK EQ 200とAMEK MASTERING Compressor、bx_console AMEK 9099のエキスパンダー/ゲートを組み合わせたもののようです。
つまり、実機ではないんですね。
さぁ、見ていきましょうか。
基本情報
ダウンロードはこちら。
インストール方法
Plugin Alliance Installation Managerというソフトからインストール
見た目はこんな感じ。
わからない言葉などが出てきたら、こちらで確認を。
GATE・EXP
ゲートとエキスパンダーです。
理由があって、その上のフィルターは後回しです。
EXPがオンになっているときはエキスパンダー、オフになっているときはゲートです。
スレッショルドより小さい音をばっさりと切り捨てるのがゲート、小さい音をより小さくするのがエキスパンダーですね。
RANGEは100にするとばっさりです。
少し下げると、ゲートの場合は、こんな感じ。
表現が難しいので画像で。
エキスパンダーの場合、RATIOでスレッショルド以下の傾き加減を設定します。
ゲートの場合は、RATIOの部分がHOLDに変わります。
HOLDの時間を長くすると、音量がスレッショルドを超えると、スレッショルド以下になっても、HOLDの時間は音が出るようになるわけです。
ATTACK、RELEASEはアタックとリリースですね。
LINEARはリリースの挙動を変えるボタンですね。
INVは逆の意味なんで、例えばゲートの場合は、スレッショルドを超えた音をバッサリ切るので、リミッターみたいなものですね。
いや、リミッターは音を一定で止めるから、全然違うか。
一定以上の音を出さなくするって・・・よく考えたら、そんなエフェクターあまりないのか。
意味を理解すると、まぁ、わからなくもないが、あまり多用するものでもない気がします。
いわゆる、一般のゲートやエキスパンダーとして使うのが良いのかと。
よほど、狙いを持っていないと使いにくかもしれませんね。
GATE・EXP サイドチェーンフィルター
見逃していました。
ここまでがGATE・EXPセクションでした。
これ、フィルターですけど、音をカットするためのフィルターじゃなくて、ゲート、エキスパンダーを作動させるための音量を特定の周波数のみにするものです。
簡単に言えば、これでローだけにすると、キックの音で、ゲート、エキスパンダーを作動させることができます。
四つ打ちなんかだとわかりやすいでしょうね。
どうしても、こういう機能を見ると、ダッキングすることを考えてしまうんですよねぇ、ボクは。
COMP
コンプレッサーセクションですね。
AMEK MASTERING Compressorを簡易的にしたものを組み込んでいるそうです。
AMEK MASTERING Compressorがちょっと一般的なコンプと違う部分があって、ややわかりづらいかもしれません。
スレッショルド、レシオは一般的ですね。
MAKE UPもコンプでつぶした分、音量を上げるやつですね。
MIXはDRYとWETの割合。
TIMINGはアタックとリリースを1つにまとめたものと考えたらよいかと。
下のメーターのようなものが左に寄っていると、原音より音量が小さくなってる、右に寄っていると大きくなっているということみたいなので、それを見ながらMAKE UPを調整すればよいのか、と。
AMINICはAmbienceのことで、DRYとWETの差だけを確認することができます。
つまり、圧縮されていなければ無音ですし、ものすごく圧縮していると、オンにしたときの方が大音量になります。
LIMIT
リミッターですね。
MAKE UPがあるので、ある種、マキシマイザーと考えてもよいのか?
VCA CLIPはクリッパーですね。
音圧が上がるけど、歪む系です。
EXT SCは外部サイドチェーンのはずなので、他のトラックからひっぱってくる場合ですね。
SC LINKは、後で説明する、フィルターの設定を適用するかどうかですね。
クリッパーは気を付けて使わないといけませんね。
HPF・LPF
ハイパスフィルターとローパスフィルターです。
ほんとなら、最初に音が入ってくるところなので、最初に紹介するべきなんですが、切り替えがあったので、後に回しました。
INのときは、当然、最初に適用されます。
POSTにすると、COMPとLIMITの間に入るらしいです。
何のために、この間に入れるのか、ちょっとボクにはよくわからないです。
SCは、GATE/EXPとCOMPのサイドチェーンに適用されるようです。
つまり、ここで、設定した周波数の音量を元に、GATE/EXPやCOMPが作動するわけです。
GATE/EXPには、下にその設定があったはずなのに、なぜ、こっちも作動するんでしょうね。
よくわからないです。
忘れていましたが、LIMITのSC LINKもオンにしたら、これが適用されるということですね。
EQ
やっとわかりやすいやつ。
周波数とカーブを選択して、ブースト、カットです。
で、下のGAIN SCALEは、上で設定したブーストカットを一括して動かすことができるやつです。
INVERTをオンにすると、つまみの方向が逆(200%の方がカット方向)になります。
EQ INは上の5つを一括オン、オフできるやつです。
PREにすると、フィルターの次にEQが設定されます。
入力音→フィルター→EQとなるわけですね。
POSTは、左側の全部の後かと思いきや、コンプとリミッター(クリッパー)の間に入るらしいです。
で、フィルターをPOSTにすると、フィルターの前。
入力音→GATE/EXP→COMP→EQ→フィルター(POST)→LIMITの流れになるようです。
SCは、先ほどから何度も出てくるやつですね。
フィルターだけじゃなく、EQでコンプ他を作動させる音を決めることができるようです。
そこまでいるのかなぁ?と思わなくもないですが。
とりあえず、普通にEQとして使いましょうよ。
動画の方、ルーティングとSCは、なしにしました(笑)
Master
アウトプット関係ですね、と思ったら、INPUTもここにありましたね(笑)
TMT、MONO MKR.は別にまとめてるのでそちらを見ていただくとして・・・
TMT・Mono Maker・Auto Listenについてはこちら
THDはサチュレーターみたいですね。
そんな極端じゃないですけど。
V GAINはノイズを加えるようです。
まぁ、このあたりは、概ね見たままです。
まとめ
チャンネルストリップって、結構実機のモデリングが多いんですけどね・・・
AMEKのプラグインを寄せ集めて、チャンネルストリップ風にしました、みたいな感じですね。
そうなると、個々のプラグインを挿すのと、どちらが良いかという問題が出てきます。
いや、これに限らず、チャンネルストリップって、個々のプラグインとどっちがいいのか問題が発生するんですよね。
難しいですね。
価格
【定価】
399ドル
【セール等の価格】※全てのセールを把握しているわけではないので、参考までに・・・
2024年2月 69.99ドル
2024年5月 39.99ドル(Plugin Allianceさん)
2024年6月 29.99ドル(Plugin Allianceさん)
2024年8月 2つで39.99ドル(PluginAllianceさん)
2024年9月 29.99ドル(Plugin Allianceさん)
2024年11月 29.99ドル(PluginAllianceさん)
コメント