バスコンプです。
バスコンプはバスチャンネルに挿す用のコンプです。
音源単体のトラックに挿すのではなく。
もちろん、ダメなわけじゃないんでしょうけど。
Kramerさんですね、また(笑)
Kramerさんの監修のもとPye Compressorという実機をモデルにつくったプラグインだそうです。
基本情報
ダウンロードはこちら。
見た目はこんな感じ。
わからない言葉などが出てきたら、こちらで確認を。
基本的な設定
ほとんど、設定するところがない、わかりやすいやつです。
THRESHOLD・・・スレッショルド(圧縮を開始する基準の音量)
OUTPUT・・・出力音量
DECAY TIME・・・リリース(スレッショルドを下回ったときに、圧縮を解除するまでの時間)
COMPRESSION RATIO・・・レシオ(どれだけ圧縮するか)
このあたりはコンプの基本ですね。
アタックは固定のようです。
レシオに1:1というのがありますが、これは、圧縮を全くしないという状態です。
ただ、アナログ実機のモデリングなので、1:1でもわずかな歪み(倍音)が加わり、この歪みが音に暖かみを加えるそうです。
だから、圧縮しなくても、やや音に変化があって、良いという人もいます。
はい、わかりやすく音が変わりますね。
METER・ANALOG
METERはVUメーターの表示の切り替え
INPUT・・・インプット音量
GR・・・圧縮量
OUTPUT・・・アウトプットの音量
VUメーターなので、0は0dBではないです。
デフォルトでは0が-18dB(正確には-18dBFS)になっています。
ちなみに、ネジのような部分を動かすことで、0の基準を変更できます。
VUメーターは、正確な音量を確認するというよりは、音量の変化を確認するためのものと思ったらよいかと思います。
ANALOGはよくわかりません。
ノイズが加わります。
こちらは純粋にノイズです。
50Hzは50Hz中心に(確認したら、100Hzの方がやや強めですけど)、60Hzは60Hzを中心に(同じく120Hzが強めです)、ノイズが入ります。
50Hz
60Hz
ノイズはノイズであって、歪みではないので、これは、正直、単なる劣化ではないのか、と思います。
あえて、アナログ感、ノイズを加えたい場合は、ここを切り替えればよいかと。
基本、OFFでよいかと思いますけど。
最後のノイズはあんなにはっきり聞こえるものではなくて、コンプのOUTPUT+16で、DAW側でも+10して、あの音ですので、普通に使えば、わずかに聴こえる程度だと思います。
こういうのをローファイというのかもしれませんけど、相変わらず、ボクはローファイにそこまで魅かれないんだよねぇ。
今のところ。
価格
【定価】
249ドル
【セール等の価格】※全てのセールを把握しているわけではないので、参考までに・・・
2021年11月 29.99ドル
2022年2月 29.99ドル
2022年11月 19.99ドル
2023年4月 29.99ドル
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