164.有料プラグイン iZotope社のTrash2を使ってみよう♪ ~ディストーション~

Studio One付属のプラグインをとりあえず、全部終わらそうとがむばっているのだが、ちょっと寄り道。
というのも、今(2021年12月)、無償配布中らしいです。
2022年1月4日までだって。

で、とりあえずもらったんだけど、これ、凄いですよ。
公式に「音を進化させる極限の歪み」って書いているのでディストーションって書いたけど、ディストーションだけじゃないんですよ。

なんか、色々なエフェクターの塊。
なんなら、ディストーションをはずしても使えるかもしれない。

基本情報

ダウンロードはこちら。
※正規販売終了

見た目はこんな感じ。

わからない言葉などが出てきたら、こちらで確認を。

プリセット

挿した最初の画面はプリセットを選ぶ画面です。
せっかくなので、プリセットを使って、「音を進化させる極限の歪み」というのを確認してみましょう。

聴いてもらったままです。
プリセットが異様に多いんですよね。
えぐい歪みから、なにやらよくわからんプリセットまで、色々。
このプリセットを選ぶだけでも、それなりに遊べるのですが、まぁ、何ができるのか、見ていきましょう。

画面の見方

とりあえずプリセットの画面閉じたら、こんな感じです。

右側は見た通りですね。
INPUT、OUTPUT(ロックを外して左右独立)、LIMITERのON、OFF、MIX。

右下にあるPRESETSを押すと、先ほどのプリセットの選択画面。
BYPASSはバイパスですね。

で、エフェクターとしてあるのが、下に表示されているFILTER1、TRASH、FILTER2、CONVOLVE、DYNAMICS、DELAY。
今、FILTER1がオレンジ色になっていますが、このランプがついているエフェクターの調整画面が上に表示されます。
それぞれの左上にあるのが電源ボタンですので、現在、全てバイパスになっている状態です。

ということで、このエフェクターたちを確認していきましょう。

FILTER

フィルターは1と2がありますが、中身は同じです。
6バンドのEQ。
HP、LPなど、色々と選べます


MODULATIONをえらぶと、EnvelopeかLFOを適用することができます。
それも6バンドそれぞれに。
1はEnvelope、2はLFOみたいに。

しかも、Envelopeの方は、サイドチェーン対応。
サイドチェーンしない場合は、自身の音量で動きますが、サイドチェーンで、例えばキックの音をトリガーにして、キックの音が大きくなったら、低音を下げるとかもできるわけです。
ダッキングみたいなやつです。

デタラメな設定をしてみましたが、なんとなくわかりましたでしょうか。
このフィルターが2つあるので、1つ目は下ごしらえ、2つ目は仕上げみたいな使い方でしょうか。

TRASH

これが、いわゆるディストーションです。
このプラグインの名前になっているぐらいなので、根幹部分ですね。

ほとんど黄色で囲んでいるので、黄色で囲む必要がないですね・・・
左側がプリセット。
ここで歪みの種類を選べばそれでよいのですが、右側のPre、Drive、Styleで、さらに調整可能。

で、真ん中のグラフみたいなやつ。
ここを自分で描けるので、歪みを自分で設計できちゃう。
Tensionとか、Bipolarとか、Log modeとかは描くときの補助みたいなものですね。

さすがに、自身の名前になっているだけあって、なかなかすごいですね。

が、これで終わらない。

STAGE2というのがありますが、歪みをもう一つ加えられる。
さらにFILTERは簡易なフィルター。
Multibandで、バンドごとの設定ができたりする。
恐ろしい。

もう、途中から、自分が何をやっているのか、わからなくなってきました・・・

CONVOLVE

IMPULSE RESPONSEで、出力の雰囲気を選ぶ。
アンプ的なものも色々とある。

MICで、マイクの種類を選ぶ。
SEPARATEは左右の偏り。
WIDTHは広がり。

DYNAMICS

主に コンプですね。
見た通りです。
あまり説明がいらない感じです。
しかも、サイドチェーン対応、マルチバンド対応。

すごいよね。
すごいとしか言いようがないですね。

DELAY

はい、ディレイです。
ディレイですけど、MODEが6つ。
もう、説明もそれほど必要ない感じですね。

DELAYで、ディレイの速度、FBACKがディレイの数。
TRASH、WIDTHはCONVOLVEと同じですね。

Graph

さて、他にも色々細かい設定があるのですが、Graphだけ紹介。

そうです、順番です。
何もしなければ、下に表示されているFILTER1、TRASH、FILTER2、CONVOLVE、DYNAMICS、DELAYの順にエフェクトがかかっていくわけですが、ここで変更可能です。

ということで、一応、ディストーションとして紹介しましたが、ディストーションを使わなくても、マルチバンドEQ、マルチバンドコンプがある。
EQもコンプもサイドチェーン対応。
アンプもディレイもついてる。

すごいですよね。
とりあえず、これがあれば、結構色々なことができますよ。

価格

【定価】
11440円

【セール等の価格】※全てのセールを把握しているわけではないので、参考までに・・・
2021年12月 無料配布
2022年2月 +Expansions 11.01ドル
2022年6月 +Expansions 11ドル
2022年9月 +Expansions 11ドル

iZotope社の他のプラグインはこちら

コメント

  1. 匿名 より:

    iZotope社の公式動画よりわかやすでした

  2. SSS SSS より:

    ありがとうございます♪
    そう言っていただけると、非常に嬉しいです。

    そもそも、英語がわからないボクは、マニュアルや公式動画を見ても、よくわからないのですよね。
    かといって、日本語対応のものは少ないですし・・・