145.Studio One付属プラグイン Autofilterを使ってみよう♪ ~フィルター~

フィルター大好きなボク。

そもそもフィルターとの出会いは、OneKnob Filter。

これを書いたときは、フィルターが何かもわからないまま、音の変化が好きだったんです。
今も知らないことがいっぱいありますが、この頃はもっと知らないことばかりでした。

そして、フィルターの意味もよくわからなかったので、Studio Oneにはフィルターがないものだと思っていましたが、これがフィルターですね。
というのも、これをデフォルトで挿したときにボクの知っていたフィルター(OneKnob Filter)の感じと違うから、よくわかんなかったんですね。

まぁ、正確には、Pro EQ2にだってフィルターと同じなんだから、あれがフィルターでいいんですけど、Autofilterは普通のフィルターとしての使い方じゃなくて、LFOで動きをつける方のフィルターです。

基本情報

見た目はこんな感じ。

わからない言葉などが出てきたら、こちらで確認を。

プリセット

どんな感じになるのか、とりあえずはプリセットで確認してみましょう。

マスターに挿しているので、ひどい状態になるプリセットもありますが、こんな感じですね。

Filter Type


左側がフィルターのタイプ。
MG12、MG18、MG24はローパス。

数字は、12dB/Oct、18dB/Oct、24dB/Octの意味。

Analog SVF12、Analog SVF24、Digital SVF12は、アナログフィルタ―、デジタルフィルター、数字はさっきと同じでカーブの形。
SVFは、State Variable Filterのことらしいですが、ローパス、バンドパス、ハイパスを混ぜ合わせて使うらしいです。


SVFを選ぶと、この右側が調整できます。
33%LP/67%BPと表示されていますが、つまみを動かすと、このように表示されます。
一番下はローパス、一番上はハイパス。

CombはCombフィルター。

Zero Delay LP24dBは、24dB/Octのローパス。
「ゼロディレイフィードバック構成をベースとしている」と書いているので、ディレイがかかっていないということなのでしょうか。
ディレイフィードバックって何だ?
まぁ、基本的にはローパスなんでしょうけど。

Filter


で、フィルターを決めたら、Cutoffで周波数を決めます。
Resonaceは、Cutoffで決めた周波数を持ち上げる量。

実際に調整すると、こんな感じになります。

2つめのフィルター

さらに、フィルターはもう1つあります。

つまり2つのフィルターを使用できるのでが、真ん中にChainedとParallelというのがあります。
ChainedはFilter1をかけて、その音にさらにFilter2をかけます。
Parallelは元の音を2つにわけてFilter1とFilter2をそれぞれにかけて、もう一度合わせるイメージですね。

 

さて、ここからですね。

ENVとLFO

ENVは音量によって、Cutoffの周波数を変化させます。

わかりにくいかもしれませんが、音量が小さいときに高音が音がなくなります。
けど、音量が大きいときには高音も動いています。
Cutoffが高音側に動いているようです。

ただ、これは、どういうときに使えばよいかがわからないです・・・

LFOの方はわかりやすいです。
右側のLFOの形を選んで、その形に合わせて、Cutoffが変化します。

一番右だけ別に見ます。

動画であるように、真ん中が設定した周波数ですね。
あとは、自由に設定できます。

ENV FollowはENVのアタック時間とリリース時間を調整します。
Autoを押すと自動で調整してくれます。

Color・Global


最後にColorとGlobalですね。
Driveは歪み、Cutoff2 ShiftはFilter2の周波数を±2オクターブで変更。
Gainはゲインで、MixはDry/Wetの量ですね。

ということで、Autofilter。
なかったと思っていたフィルター。

かなり色々と調整できますね。

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