原点に返って、コンプを紹介したので、EQも紹介しておこう。
DTMのエフェクターの中で、基本はコンプとEQだと思うんだよねぇ。
Compressorの方で書いたけど、初めて使ったプラグインは、本当はこっちかもしれない。
もう覚えていないけど。
これまた、色々なEQに出会ってきたけど、結局、これが分かりやすかったりする。
とてもシンプルなEQ。
基本情報
見た目はこんな感じ。
わからない言葉などが出てきたら、こちらで確認を。
もう、ほとんど説明がいらないぐらいのEQです。 LLC
20Hz以下、50Hz以下、80Hz以下をカットするローカット。
24dB/オクターブ(1オクターブで24dB下がる)のカーブ。SoftをOnにすると12dB/オクターブのカーブになる。
LC HC
ローカットとハイカット。
Freqがカットが始まる周波数。
6dB/オクターブ、12dB、24dB、36dB、48dBから選択。
LMF MF HMF
選んだ周波数周辺を持ち上げる(Peaking)
Freqで周波数、Qでカーブの形、Gainで音量を調整。
LF HF
LMF MF HMFと違いPeaking以外にShelfを選べる。
Shelfを選ぶと、LFはロー側、HFはハイ側を上げる。
Shelfの場合は、Qの調整はできない。
Gain
最終的な音量。
AutoをOnにすると元の入力と同じ音量になるように自動で調整してくれる。
ほぼ、これで全てと言ってもよいのではないか。
表示関係
上部にあるのは大体表示に関する項目。
Band Controls:下の操作画面の表示/非表示
Level Range:画面表示の上限。24dB、12dB、6dBから選択。あくまで表示だけ。
Curves:複数のカーブをそれぞれ表示するか、合わせて1つのカーブを表示するか。
12th Octave:12th Octaveという項目ではなく、選択肢の1つ。音の表示方法の変更。
High Quality:オーバーサンプリング。高品質モードだけど、CPU負荷がやや高くなる。
さっき書き忘れたけど、GainとFreqは上の画面の色のついた丸を動かして調整することもできます。
サイドチェイン
そして、今の今まで知らなかったのだが、サイドチェイン。
サイドチェーンで設定したら、選んだ音の周波数も表示されます。
今回は、無理矢理、別の音を足しましたが、キックとベースをこれで表示しながら、調整したりできます。
このEQ、結構使っていたんだけど、全く知らなかった。
残念ながら、サイドチェーンで選んだ方は表示されるだけで、EQを設定できるわけではないですが・・・
なんでわかったかというと、先ほどとばした、High Qualityの左の雪の結晶のマーク。
これ、何かと思ったら、サイドチェーンを使用した場合のみの機能で、サイドチェーンで選んだ音源のピークで固定するためのボタンだそうです。
紹介し忘れましたが、プリセットも用意されています。
サイドチェーンの横のdefaultと書いている部分ですね。
せっかくなので、見てみましょうか。
というわけで、全然知らなかった機能を知ることができました。
ちゃんと使い方を確認しないといけないですね。
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