色々忙しかったり、PCをいじったりしてて、プラグインを全く紹介できていなひ。
プラグインがメインの方、お待たせしました。
今回は、Neutron4から導入された新しいエフェクターUnmaskを紹介します。
音が重なっている部分を、カットしてくれるようです。
極端にかけると、いわゆるダッキングみたいになりますね。
マニュアル等を読んでも、コンプともEQとも書いていませんが、まぁ、コンプと思っていただいたら良いのではないか。
ということで、見ていきましょう。
基本情報
ダウンロードはこちら。
インストール方法
iZotope Product Portalというソフトからインストール
見た目はこんな感じ。
わからない言葉などが出てきたら、こちらで確認を。
準備
そもそも、どの音源に挿すんだという話ですね。
音の重なりといえば、キックとベース。
どっちに挿すかというと、当然、そのままの音で出したい方には挿さないということです。
ベースに挿すと、キックは普通にドン、ドン、ドン、ドンと鳴ります。
で、Unmaskを挿したベースの方が、ンウォン、ンウォン、ンウォン、ンウォンと鳴ります。
このプラグインは、サイドチェインコンプなので、挿した後で、サイドチェインの設定が必要です。
Studio Oneでのサイドチェインの設定は、上で紹介した「24.ごちゃごちゃ言っていないでサイドチェインしやがれ」に載っています。
他のDAWについては、各自お調べください。
ベースに挿して、サイドチェインでキックの音を取り込むわけですね。
Amount・Sensitivity
左側の大きいのがAmount、右の小さいのがSensitivity。
iZotopeのプラグインって、なぜか大きいメインのつまみだけは、何のつまみなのか表記しないという謎のルールがありますよね。
そう、大きいやつが、一番メインのつまみです。
音が重なっているときに、どれだけ音量を下げるんだ、というつまみです。
Sensitivityは、感度ですね。
ちょっとの音の重なりでも「重なってるぞ!」ってするのか、「いや、これぐらいの重なりは重なりと言わないでしょ」ってするかですね。
と、ずーっと文章で書いているので、動画で見てみましょう。
わかりやすいように、だだかぶりしているキックとベースに使ってみましょう。
先ほど書いたように、ベースに挿して、キックがサイドチェインです。
ドンドン動いている紫の線がキックです。
Unmaskを挿したベースがグレーの線です。
まぁ、見た通りですね。
キックの音量が上がった時に、音がかぶっているベースの音量を下げます。
極端にすると、ベースはほとんど音が聴こえなくなってしまいますね。
Attack・Release
これはアタックとリリースで、コンプの設定と同じですね。
重なっていると認識したときに、即座に音を下げるのか、のんびり下げるのか、
重ならなくなってから、即座に音を戻すのか、のんびり戻すのか。
先ほどは、わかりやすくするために、アタックもリリースも最短で行っていましたので、動かしてみましょう。
これまた、見た通りですね。
周波数の選択
はしっこに、ちょっとだけ顔を出しているこいつで、周波数の選択をします。
全ての周波数で重なりをなくすのではなく、この範囲の重なりだけを取り除きたい、という場合に使うわけですね。
ずーっと、キックとベースがドンドン、ンウォン、ンウォンとなっているのを聴くのもなんなので、ボーカルで試してみましょう。
なんか、曲の方の問題が大きくてプラグインの紹介になっていないか?
まぁ、こんな感じですね。
ちょっと設定が雑かもしれませんが、周波数を選ぶことで、随分、変わってきますよね。
最後になったが、このエフェクターを見たことがあるぞ。
TrackSpacerだ。
Unmaskの機能のみで言えば、TrackSpacerという選択もありか。
価格
価格は、Neutron4の方でご確認を。
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