たぶん、MU-TRONのBI-PHASEをプラグイン化したやつだと思われる。
名前的に、見た目的に。
なんか、ごちゃごちゃしてて、よくわからない。
面倒くさい・・・
とりあえず、フェイザー。
フェイザーは位相を扱うやつです。
位相についてはこちら。
波をずらすわけでね。
面白いもので単体で波をずらしてみても、何も変わらない。
ただ、ずらしていない音と、ずらした音を重ねると、音が変わって感じられるんですね。
そういうエフェクター。
基本情報
ダウンロードはこちら。
インストール方法
Arturia Software Centerというソフトからインストール
見た目はこんな感じ。
わからない言葉などが出てきたら、こちらで確認を。
ROUTING
真ん中にROUTINGというのがあります。
このプラグイン、PHASOR A、PHASOR Bという2つのフェイザーがあります。
なんで、Eじゃなくて、Oなのか、よくわからないんですけど・・・
で、この2つのフェイザーを音がどのように通るか、というのを決めます。
このROUTINGを見るには、顔を右に倒した方がわかりやすいかも。
上の線が左の音、下の線が右の音になります。
ということで、上の画像では、左の音も右の音も、Aのフェイザーを通って、Bのフェイザーを通ります。
これだと、左の音はAのフェイザーだけ、右の音はBのフェイザーだけを通る形ですね。
これだと、左の音はAのフェイザーだけ、右の音はAのフェイザーの後、Bのフェイザーを通って出てくる。
これだと、左右の音が、Aのフェイザーを通った音と、Bのフェイザーを通った音が混ぜ合わさった音が出てくる。
・・・んだよなぁ、これ。
の4種類のルーティングがあります。
SWEEP GEN
LFOです。
位相をずらすエフェクターなので、位相がずれるのですが、そのずらし方をLFOで動きをつけるわけですね。
LFOはSWEEP GEN1とSWEEP GEN2の2つがあります。
SWEEP GEN1の方がつまみが多いので、こちらを説明。
SHAPEがLFOの波形の形ですね。
RATEでLFOの速さを設定します。
右下の小さな♪マークのボタンを押すと、DAWと同期し、1/8などの表記に変わります。
左上の赤いランプの点滅のしかたで、LFOの速度がわかるようになっています。
真ん中の、RATE CTRLはデフォルトでMANUALになっています。
これをPEDALの方にすると、RATEの設定は反映されず、左側のペダルでLFOの速度を変える設定になります。
左側のペダルを踏む(押す)と速度が変わります。
これも、赤いランプの点滅で、速度がわかるので、ここを確認するのがよいかと。
SWEEP GEN2は1よりシンプルで、SHAPEとRATEしかありません。
ON・DEPTH
フェイザーもAとBの2つあります。
これも同じような設定で、ちょっとだけ違います。
ONはフェイザーのスイッチになります。
DEPTH1は、SWEEP GEN1のLFOの適用量です。
DEPTH2は、SWEEP GEN2のLFOの適用量です。
つまり、2つのフェイザーを2つのLFOでコントロールできるわけですね。
FEEDBACK・SWEEP
PHASOR Aと、PHASOR Bはほとんど同じだけど、SWEEPがPHASOR Bの方が多いので、PHASOR Bで説明。
FEEDBACKを上げると、エフェクトが強くなります。
たぶん、位相がずれたものを、さらにもう一度入力して、さらに位相をずらして、みたいなことだと思われます。
SWEEPはGEN、BOTH、PEDALがあります。
GENにしてると、DEPTHがききます。
つまり、LFOで位相を揺らす感じになります。
PEDALにすると、LFOが適用されず、ペダルで位相をずらすよう設定になります。
FEEDBACKはどちらでもききます。
BOTHにすると、LFOもペダルも効く状態ですね。
NORMとREVの切り替えはBだけにあります。
REVは位相を反対にずらすようになるわけですね。
だから、AとBで同じような設定にして、REVにすると、より効果を発揮します。
ENV
ペダルの下のENVをオンにすると、エンベロープ画面に切り替わります。
SWEEPをペダルにすると、音量によって、位相が動くような設定になりますね。
Advanced
Advancedをオンにすると、上の部分が開きます。
HI-PASSはハイパスフィルター。
POLESは、位相をずらした音をどれだけ重ねるか、ですね。
上げれば上げるほど、エフェクトは強くなります。
MIXはDRYとWETの割合ですね。
R.INV.は右チャンネルの波形を反転するスイッチみたいですね。
まとめ
フェイザーの中では、ものすごく、色々なことができるようになっていますね。
クリエイティブ系のエフェクターってのは、色々できるんだけど、下手に操作すると、全然良くならないんですよね(笑)
ちゃんと理解して設定しないと、意図したことがまったくうまく表現されない、という。
というわけで、こいつもプリセットに頼るのが正しいのかもしれないですね(笑)
価格
【定価】
99ドル
【セール等の価格】※全てのセールを把握しているわけではないので、参考までに・・・
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