812.ARTURIA社のPhaser BI-TRONを使ってみよう♪ ~フェイザー~ 有料プラグイン

たぶん、MU-TRONのBI-PHASEをプラグイン化したやつだと思われる。
名前的に、見た目的に。

なんか、ごちゃごちゃしてて、よくわからない。
面倒くさい・・・

とりあえず、フェイザー。
フェイザーは位相を扱うやつです。

位相についてはこちら。

波をずらすわけでね。
面白いもので単体で波をずらしてみても、何も変わらない。

ただ、ずらしていない音と、ずらした音を重ねると、音が変わって感じられるんですね。
そういうエフェクター。

基本情報

ダウンロードはこちら。

インストール方法

Arturia Software Centerというソフトからインストール

見た目はこんな感じ。

わからない言葉などが出てきたら、こちらで確認を。

ROUTING

真ん中にROUTINGというのがあります。
このプラグイン、PHASOR A、PHASOR Bという2つのフェイザーがあります。
なんで、Eじゃなくて、Oなのか、よくわからないんですけど・・・

で、この2つのフェイザーを音がどのように通るか、というのを決めます。

このROUTINGを見るには、顔を右に倒した方がわかりやすいかも。
上の線が左の音、下の線が右の音になります。

ということで、上の画像では、左の音も右の音も、Aのフェイザーを通って、Bのフェイザーを通ります。

これだと、左の音はAのフェイザーだけ、右の音はBのフェイザーだけを通る形ですね。

これだと、左の音はAのフェイザーだけ、右の音はAのフェイザーの後、Bのフェイザーを通って出てくる。

これだと、左右の音が、Aのフェイザーを通った音と、Bのフェイザーを通った音が混ぜ合わさった音が出てくる。
・・・んだよなぁ、これ。

の4種類のルーティングがあります。

SWEEP GEN

LFOです。
位相をずらすエフェクターなので、位相がずれるのですが、そのずらし方をLFOで動きをつけるわけですね。

LFOはSWEEP GEN1とSWEEP GEN2の2つがあります。
SWEEP GEN1の方がつまみが多いので、こちらを説明。

SHAPEがLFOの波形の形ですね。

RATEでLFOの速さを設定します。
右下の小さな♪マークのボタンを押すと、DAWと同期し、1/8などの表記に変わります。
左上の赤いランプの点滅のしかたで、LFOの速度がわかるようになっています。

真ん中の、RATE CTRLはデフォルトでMANUALになっています。
これをPEDALの方にすると、RATEの設定は反映されず、左側のペダルでLFOの速度を変える設定になります。
左側のペダルを踏む(押す)と速度が変わります。
これも、赤いランプの点滅で、速度がわかるので、ここを確認するのがよいかと。

SWEEP GEN2は1よりシンプルで、SHAPEとRATEしかありません。

ON・DEPTH

フェイザーもAとBの2つあります。
これも同じような設定で、ちょっとだけ違います。

ONはフェイザーのスイッチになります。
DEPTH1は、SWEEP GEN1のLFOの適用量です。
DEPTH2は、SWEEP GEN2のLFOの適用量です。

つまり、2つのフェイザーを2つのLFOでコントロールできるわけですね。

FEEDBACK・SWEEP

PHASOR Aと、PHASOR Bはほとんど同じだけど、SWEEPがPHASOR Bの方が多いので、PHASOR Bで説明。

FEEDBACKを上げると、エフェクトが強くなります。
たぶん、位相がずれたものを、さらにもう一度入力して、さらに位相をずらして、みたいなことだと思われます。

SWEEPはGEN、BOTH、PEDALがあります。
GENにしてると、DEPTHがききます。
つまり、LFOで位相を揺らす感じになります。

PEDALにすると、LFOが適用されず、ペダルで位相をずらすよう設定になります。
FEEDBACKはどちらでもききます。

BOTHにすると、LFOもペダルも効く状態ですね。

NORMとREVの切り替えはBだけにあります。

REVは位相を反対にずらすようになるわけですね。
だから、AとBで同じような設定にして、REVにすると、より効果を発揮します。

ENV

ペダルの下のENVをオンにすると、エンベロープ画面に切り替わります。

SWEEPをペダルにすると、音量によって、位相が動くような設定になりますね。

Advanced

Advancedをオンにすると、上の部分が開きます。

HI-PASSはハイパスフィルター。

POLESは、位相をずらした音をどれだけ重ねるか、ですね。
上げれば上げるほど、エフェクトは強くなります。

MIXはDRYとWETの割合ですね。

R.INV.は右チャンネルの波形を反転するスイッチみたいですね。

まとめ

フェイザーの中では、ものすごく、色々なことができるようになっていますね。
クリエイティブ系のエフェクターってのは、色々できるんだけど、下手に操作すると、全然良くならないんですよね(笑)

ちゃんと理解して設定しないと、意図したことがまったくうまく表現されない、という。

というわけで、こいつもプリセットに頼るのが正しいのかもしれないですね(笑)

価格

【定価】
99ドル

【セール等の価格】※全てのセールを把握しているわけではないので、参考までに・・・

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