APIのバスコンプです。
見た目がAPIって感じですね。
なんというか、つまみやボタンが多いなぁって感じがしますが、一つ一つを見ていくと、結構普通の設定なんですよね。
特殊なものがいっぱいってわけでもないみたいですね。
・・・と思って見ていたら、おや?ってのが結構あるから、やっぱり特殊だった(笑)
基本情報
ダウンロードはこちら。
インストール方法
UA Connectというソフトからインストール
見た目はこんな感じ。
わからない言葉などが出てきたら、こちらで確認を。
POWER・COMPRESSOR
POWERは電源、COMPRESSORがコンプの設定ですね。
THRESHがスレッショルド、ATTACKがアタック、RATIOがレシオ、RELEASEがリリースで2つ。
・・・リリースが2つ???
面白いですね。
左のRELEASEは数値が固定のようです。
0.05sec、0.1sec・・・から選択する形で、このつまみを一番右(青い線で右のRELEASEにつながっています)にした場合だけ、右のRELEASEを使用できます。
右のRELEASEは固定ではなく可変です。
数値を選択ではなく、シームレスに変更できるやつです。
切り替えのボタンがあるプラグインもありますが、わざわざ別につまみを作っているのは珍しいですね。
TONE
KNEEはニーですね。
THRUSTは、ハイパスフィルターのサイドチェーンのことみたいです。
APIが特許を持ってるらしい。
NORMはNORMALで、フィルターなし。
LOUDは、低域の圧縮を減らし、高域の圧縮を増やす感じです。
MEDはMEDIUMで、LOUDと同じような感じで、ただ中音域にはフィルターがかかっていないようです。
TYPEはNEWとOLDがあり、NEWはフィードフォワードサイドチェーンルーティング、OLDはフィードバックサイドチェーンルーティングです。
はい、よくわからん(笑)
まぁ、最近のVCAバースのコンプレッサーはフィードフォワードサイドチェーンルーティングが多いんだって。
サイドチェーンフィルターへ送る信号を、コンプにかかる前の音にするか、コンプのかかかった後の音にするか、みたいなことのようです。
よくわからん。
ということで、音を聴いて決めたらいいんじゃないかな?(笑)
LINK
L/R LINKは左右を独立かリンクかってことなんですが、珍しいことに%で選択できる仕様のようです。
ちなみに、100の方が完全にリンクされている状態です。
SHAPEはリンクにかけるフィルターという、これまた珍しいやつですね。
設定した周波数はリンクしないようにする、みたいなことっぽい。
このあたり、バスコンプなので、左右の音のバランスが違うだろうから、細かく設定したいでしょ、ってことなんでしょうね。
OUTPUT・MIX
INはオンになっていると圧縮される、オフになると圧縮されない、ということです。
ただし、回路は通るので、音は変わるようです。
BYPはバイパスで、こちらは、入力をそのまま出力に出します(回路は通らない)。
GAINはオートゲインのオン、オフのようです。
上の赤いランプが「ついていないとき」がオートゲインです。
確かに、上にmanって書いているので、たぶんmanual(手動)なんでしょうね。
イメージ的には、オートゲインのときに、ランプがついてほしいんですが。
MIXはミックスでDRYとWETの割合ですね。
HR・VU
HRはHEADROOMで、まぁ、インプットゲインと考えればいいんじゃないでしょうか。
VUは、VUメーターに何を表示するかの切り替えですね。
圧縮量か、アウトプット音量か、インプット音量か。
まとめ
コンプって難しいですよね。
いまいち、何が変わったか、わかりづらかったり・・・
と思っていたんですけど、これはまた、しっかり変わりますね。
ものすごく圧縮されている気がするんだけど。
LINK関係は、ここまで必要なのか?と思わなくもないが、レベルが高くなると、これが必要になってくるんでしょうね。
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