smartシリーズ4つ目はリミッター。
毎度のことながら、リミッターと言いつつ、マキシマイザーです。
これまた、よくできたやつです。
基本情報
ダウンロードはこちら。
見た目はこんな感じ。
わからない言葉などが出てきたら、こちらで確認を。
AIの設定
他のsmartシリーズと違って、音源ではなく、曲のタイプを選択します。
Load Referenceというのが一番下にありますが、自分の参考にしたい曲をロードすることで、その曲のダイナミクス、ラウドネスに近づけてくれるという優れもの。
さらに、UPする場所、youtubeとか、Spotifyとか選択できる。
ニコニコ動画は・・・ないですね。
で、2つ選んだら、後は緑の丸を押して、音楽を聴かせるだけ。
一番盛り上がるところを聴かせましょう。
基本的な設定
当然、AIを使わなくても、設定できます。
Limitを下げるか、Gain(インプットゲイン)を上げるかして、Limitにかかると圧縮され始めます。
Attack、Releaseの設定もでき、Releaseについては、オートにもできます。
Gainを上げたら、音量があがりますので、右下のOut Gainで下げる。
AIを使わない場合でも、曲のタイプとUPする場所を選択した上で、Quality Checkを押すと、「イイ感じ」とか「ダイナミクスがなくなりすぎ」とか「youtubeだと○dB下げられるよ」とか教えてくれます。
まぁ、それを教えてもらうのであれば、AIでいいんじゃないかと思いますけど。
微調整
AIに設定してもらったものの圧縮以外の微調整ができます。
Style・・・圧縮を緩やかかハードか
Saturation・・・倍音の付加
Balance・・・全周波数を平均化するかしないか
Bass Control・・・低音の強化
Distortion Monitaring・・・歪みの量の確認画面の表示
音の確認
constant gainをONにすると、元の音量になるように、調整してくれます。
元の状態とバイパスで比較する際に、音量が上がっていると、分かりづらくなりますから。
deltaをONにすると、圧縮がかかっている部分の音のみを確認できます。
概ねこんな感じでしょうか。
右側は各種数値と、ラウドネス、ダイナミクスを表示してくれています。
ちなみに、曲の種類や、upする場所を選択すると、それならこれぐらいがいいよ、という範囲を緑色で表示してくれます。
十字が緑色に入るように調整すればいいですよ、という目安ですね。
まぁ、その基準だって、別に正解というわけではないので、そんなもの知るか、という選択もありでしょう。
ということで、基本はAIに任せちゃって、微調整だけする、というのが一番良い使い方なんだと思います。
価格
【定価】
129ユーロ
【セール等の価格】※全てのセールを把握しているわけではないので、参考までに・・・
2021年12月 89ドル
2021年12月 有料のSonible社の製品を持っていれば65ドル
2022年2月 89ユーロ
2022年4月 89ユーロ
2022年9月 86.9ドル
2022年11月 74.16ユーロ
2022年12月 86.9ドル
2023年4月 79ユーロ
2023年5月 40.83ユーロ
Smart:comp、Smart:EQ、Smart:limit、Smart:reverbのバンドル
【定価】
299ユーロ
【セール等の価格】※全てのセールを把握しているわけではないので、参考までに・・・
2021年12月 199ドル
2022年2月 199ユーロ
2022年4月 199ユーロ
2022年12月 218.9ドル
2023年5月 82.5ユーロ
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