EQ、イコライザーです。
「イコライザーぐらい持ってます」という方も多いかと思います。
しょせん「無料のEQでしょ」って思う方も多いでしょう。
これが、無料なのに、なかなかの高性能。
基本情報
ダウンロードはこちら。
インストール方法
IK Multimedia Product Managerというソフトからインストール
ちなみに、これをダウンロードしたら、とっても、たくさんのプラグインが出てきます。
出てくるのですが、このClassic T-RackS Equalizer以外は有料です。
一応、Meteringというプラグインの、レベル・メーターのみは無料で使えるようですが・・・
プラグインの一部だけが使える状態ってのも、非常に気持ち悪いですけど。
この青で囲んでいる部分のみ無料。
まぁ、ここだけでもレベル・メーターとして使えるんですけど。
さて、Classic T-RackS Equalizerに話を戻して、見た目はこんな感じ。
わからない言葉などが出てきたら、こちらで確認を。
基本的な設定
プリセットもそれなりに入っています。
数えたら60ぐらいあります。
プリセットを使わなくても、所謂EQなので、自分で設定しても問題なく使えると思います。
つまみを回すだけではダメで、機能させたい、つまみの下のボタンを押してから使います。
まぁ、このあたりも、EQを知っていれば、つまみの意味もわかると思いますし、触れば理解できます。
さて、このイコライザーの凄いところは、ここからです。
もう気づいている方もいるかもしれません。
これです!
L/R、M/Sと書いていますね。
つまり、LとR(LeftとRight)、MとS(MidとSide)で別々にイコライザーをかけられるんです。
上の画像では「L/R」が光っていますが、「=」が光っていますので、この状態だと、LもRも同じようにイコライザーがかかります。
「M/S」を選んでも同様で、「=」が光っている間は、MもSも同じようにかかります。
「L/R」を選んだ状態で、「L」もしくは「R」をクリックすると、「L」だけのイコライザー、「R」だけのイコライザーとなります。
例えば、こんな感じのを用意しました。
真ん中にベース、2種類の音源を完全に左と完全に右にふったもの。
さて、これをこんな感じに。
緑の線はL、白い線はR。
つまりLは低音を上げて、Rは高音を上げてみた。
すると、こうなります。
わかりやすいように極端な設定をしていますが、つまりは、こういうことです。
今度は、真ん中にあるベースは低音強調で、両サイドの音源は高音強調がいいなぁっていうことで、こんな感じ。
さっきのものも、左側を画像に入れておくべきでしたね。
「M/S」を選んで、Mが緑色、Sが白色。
今はSを選んでいるので、白の設定画面ですね。
すると、こんな風になります。
もちろん、それぞれの音源にEQを挿せばできるわけですが、このプラグインをメインに挿せば、
真ん中にいるベースやキックは低音を、とか、左側だけ高音を強調して、とかもできるわけですね。
また、一つの音源に挿して、中心とサイドでEQのかけ具合を変えることもできるわけですね。
無料にしては、なかなかなプラグインだと思いませんか?
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