35.一晩、共有コピーに漬けておいたのが、こちらになります♪  ~共有コピーの使い方~【Studio One】

曲を創ってて、面倒だなぁと思うのがコピペ。
特にコピペした後で、部分的に修正したいなってときが、特に面倒なんですよね。

コピーしたこっちだと、どの部分になるんだ?と探さないといけない。
共有コピーを使うと、そんなイライラが一気に解消。
なんでもっと早く教えてくれなかったんだ、と、怨みましたよ。
誰を怨めばよいか、わからなかったですけど。

ということで共有コピーの使い方。

そもそも、コピーの仕方もしらなかったので、まずはコピーから。

一番最初にやったのが、ピアノロールを開いて音を選択、右クリックでコピーして、
貼り付ける方法。
この方法だと、再生のスタート位置に貼り付けがされるんですよね。
いちいち、「ここ!」って、決めないといけない。

次に覚えたのが「Alt」を押しながら、引っ張ってくる方法。
これで、再生位置を気にせずに、コピペができる。
なんてラクなんだ、と思いましたよ。

が、もっと簡単だったんですね。
音を選んだら、キーボードの「d」を押す。

すると、コピーされるんですよね。

これ、一つ一つの音だけじゃなくて、この枠(これを何と呼ぶのですか?)を選んで、
「d」を押せば、そのまま、もう1つ作ってくれます。

これが、

こうなる。

何と!

あと、たまに「d」を押してもコピペしてくれないときがあります。
これ、「文字入力」になっているからです。
ミクさんと用に歌詞を入力してたりすると、よく起こります。
「半角英数」に戻したら大丈夫です。

さて、コピーの方法がわかりましたので、本題の共有コピー。
これは「Shiftを押しながらd」です。
もしくは、「Ctrlを押しながら、マウスでずるずる引っ張る」です。

これが、共有コピーのマーク。

えーっと・・・

インベーダー?

共有コピーすると、何ができるかと言うと、元のデータを変更すると、コピーしたものも同じように変更されるんです。
すごく便利じゃないですか?
ドラムパターンのように、同じパターンの場合は特に便利ですよね。

スネアのタイミングを変えたくなったら、元を変えるだけで、コピー先も変わってくれます。

同じ音源だけじゃなくて、別の音源でも大丈夫です。
別の音源に共有コピーをするときは、「Ctrlを押しながらずるずる」です。
コードをコピペしたけど、後から、コードを変えたくなっても、共有コピーだと、どっちも変わってくれる。

気を付けないといけないのが、共有コピーはずっと連動しつづけるということ。
「繰り返しの4回目だけは別のリズムにしたい」とか、「2回目のここだけコードを変えたい」ってときは、共有コピーしてたら、他も連動して変わってしまうので、注意。

共有コピーは、コピー元を変更したらコピー先が変わるのではなくて、共有されているものの、どれを変更しても、他の全てが変更されます。

ここだけは変化をつけたいという場合は、共有を解除しないといけません。
逆に、解除してしまうと、共有に戻すことはできなくなりますから、しっかり認識しながら、共有、独立を使い分けていかないといけませんね。

解除するときは、右クリックで「インストゥルメントパート」の「共有コピーを分割」をクリック。

まぁ、しかし、なんて便利な機能でしょうか。
もっと早く教えてほしかったなぁ・・・

ここだけ変えたいってなったら、たしか、こことここは同じにしてたから・・・なんて探し回ったり、コピー先を見逃してて、そこだけリズムが変わってなかったりとか、これまでたくさんあったのに。

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