今回のPCを復旧していて、新たに知ったことがあるので、記録しておく。
ボクのブログは、基本的に、ボクの備忘録的な役割をになっているんですよね。
壊れたPC関連のブログも、今回でFin。
もちろん、また壊れたら、また書くでしょうけど。
RAIDとWindowsのインストール
ボクのPCはRAIDを組んでいる。
例えば、RAID1という設定をしておくと、データを保存したときに、同時に2つのストレージに保存されるんですね。
いちいちバックアップを取らなくても、保存した時点でバックアップができる。
つまり、1つのストレージが壊れても、もう1つがあるから大丈夫になる。
そして、RAID0という設定の場合は、2つのストレージを1つのストレージとして扱う。
500GBのストレージ2つだと、PCの認識としては、1TB(1000GB)の1つのストレージとなるわけです。
これにより、容量が増えるわけですが、それだけではなく、1つのデータを保存すると、同時に2つのストレージに分けて保存する形になるので、速度が速くなる、と言われています。
10GBのデータを保存したら、Aのストレージに5GBのデータ、Bのストレージに5GBのデータを保存するので、単純にいけば1/2の速さでできるという話ですね。
まぁ、現実的に、1/2になるかどうかは知りませんけど。
その代わりに、RAID0にすると、RAIDを外して、2つのストレージにしてしまったときに、もう保存したデータ消えてしまいます。
あるいは、1つのストレージが壊れると、もう1つが壊れてなくても、データは消えます。
消えるというか、復元できないんですね。
で、ボクのPCは2TBのストレージ3つをRAID0で組んでいるので、6TBになっているわけですね。
速度が1/3になっているかというと、あまりそんな感じはしないですけど。
さて、今回、PCが起動しなくなったので、新たにOSを入れなおすことにした。
で、RAID0を解除して、一度、ストレージも全部Clean Allして、Windowsを入れなおすという作業をしようとしました。
ストレージをClean Allしたり、Windowsを入れなおしたりするのに、Windowsのインストールメディアを使うんですね。
ということで、前に購入した、Windowsのインストールメディアを挿して、作業を始めようとしたら、ドライブがないんですよ。
BIOSでは存在するのに、list diskしても表示されないし、「Windowsをどこに入れるんだ?」と言われても選択肢にない。
いよいよ壊れたか?
と、半泣きで調べたら、原因がわかりました。
IRST(Intel Rapid Storage Technnology)というドライバを入れてあげないと、RAIDのストレージって認識されないらしい。
で、ドライバを探したんだが、なかなかネットで見つからない。
やっと見つけて入れてみても、反応がない。
さらに調べると、これ、PCに対応したやつじゃないといけないみたいですね。
ボクの場合は自作なので、マザーボードに対応したやつ。
そして、普通にマザーボードの公式ページに置いていました。
たかが、それだけのことなのに、自分がよくわかっていない現象の解決方法を調べるのって、時間がかかりますよねぇ・・・
そして、ボクがこんなに困ったのは、前にRAIDを組んで、OSをインストールしたときに、こんな作業をした覚えがないから。
まぁ、忘れているだけかもしれませんけど。
Win10って、Win11にアップデートされない・・・
ボクのWindowsは随分前に購入したものだから、Win10なんですよね。
新たにOSを入れなおすと、10からスタートして、更新を繰り返して11にするという作業が必要なんです。
が、どれだけ更新しても、11になる気配がない。
11に更新しようとしても、このバージョンは無理みたいなことをWindowsが言ってきたんだよな、たしか(うろ覚え)。
これまた、調べてみると、どうも
Win10が古すぎて、サポート終了しているから、11にアップグレードされないらしい。
まぁ、今、調べたら、ボクが見たページを見つけられないので、正確な情報じゃないかもしれませんけど・・・
で、困っておったわけですが、なんか単純な解決方法が見つかりました。
Microsoftの公式からWindows11をダウンロードできる
えっ、そうなの?
ということで、なんか、色々とばして、Win11にできるらしい。
今回のPCを作ったとき、ものすごくWindowsの更新をして11にしたし、今回もかなりの回数、Windowsを更新したのに。
そんな簡単にできるんだ。
Win11のインストールはWIFIが必須
ということで、Windowsを一気に11にして、あとは復旧作業。
復旧、復旧、ということで、どんどん、必要なものをインストールしたり、データをコピーしたりしていて、ふと気づいたわけです。
えっ、よくよく考えたら、
最初からWin11を入れられるんじゃないの?
そう、ボクの持っているWindowsは10だったので、10を入れて、何度か更新して、11を入れられるのに気づいて、最新の11に更新、としたわけです。
これ、最初の10をとばせるんじゃないか?
ということで、随分進んだ復旧作業を無にするクリーンインストール。
気になったらやってみないと気が済まない性格って、問題ありですよね。
ただ、もう一つ気になったのが、10→11って、ストレージに無駄なデータがいっぱい保存されるんじゃないか?ということ。
せっかく全部きれいにして一からやっているのに、最初から無駄に容量を使うってどうだ?と思ったわけですね。
まぁ、そんなこんなで、また、初めからやりなおし。
結論から言えば、
最初からWin11をインストールできる。
あぁ、こう書いていると、なんかWindowっていくらでももらえるんだって感じですが、あくまで、既に購入しているからできるんですけどね。
と、書きながら、そのあたりはプラグインと同じなので、DTMerはわかりますね。
できたんですけど、途中で、全然先に進まないということがあって、なんか進まねぇなぁと思っていたら、ネットにつなげとか言ってくるの。
いや、ずっとつなぎっぱなしだよ、と思って、よく見てみたら。
WIFIにつなげ
とか言ってくるの。
Win11のインストールって有線に対応していない
らしい。
ボクはWIFI使わないから、BIOSの設定段階で切ってしまっているので、大変でしたよ。
なんで、こんな改悪をしちゃったかなぁ。
Snapshotsは画像があればいいってものではない
これ、他のところにも書いたんですけど、プラグインのサムネイルってつくるじゃないですか。
あれ、面倒くさいんですよ。
全部、つくるなんてことになると、発狂しますよ。
ということで、ボクは定期的にバックアップをとっているんですよ。
で、今回、それを取り込んでいるのに、一部、欠けているんですよ。
フォルダ内を見ると、ちゃんと画像がある。
画像があるのに、サムネイルが表示されない。
色々試したのに、全くうまくいかない。
で、見つけました。
サムネイルって、メーカーごとにフォルダが作成されて、そこに画像がおさめられるんです。
そのフォルダを見ると、.jsonというファイルが存在する。
とりあえず、こういうファイルはメモ帳で開く確率が高いので、メモ帳で開いてみると、ちゃんと見ることができました。
何を書いているかは、よくわからないんですが、いくつかのプラグインが載っていることはわかる。
つまり、
.jsonのファイルに載っていないプラグインは、画像があっても、表示がされない。
ということです。
先ほど、書いたように、定期的にバックアップとっている(画像があるんだから)のに、なんでこんなことになったのか。
よくよく考えてみると、バックアップするときに、当然、上書きするわけです。
上書きするときに、聞かれるんですよね。
同じファイルあるけど、どうする?
そう聞かれたら、こう、答えますよね。
同じファイルは、上書きしなくていーよ。
これが、作った曲のデータとかなら、もう少し、ちゃんと考えたんだろうけど、サムネイルなんて、同じ画像なんだから、変更なんてないと思っていますから。
・・・変更あったんですね。
それが、.jsonファイルだったわけです。
つまり、画像はどんどん上書きされているけど、.jsonファイルが上書きさていないから、Studio Oneでは表示されないという現象が起きたんですね。
これのせいで、改めてサムネイルをつくらされるはめになりました。
クリーンインストールでも、ディアクティベートは必要
大部分のプラグインは、アクティベートして初めて使用できるようになる。
で、自作PCの場合、
パーツを変えたりすると、違うパソコンと認識されてしまう
場合がある。
つまり、
使いたければ、アクティベートしろ
と。
こうなると、困るのは、ディアクティベートしようにも、そのPCはもうないんだよ。
まぁ、改めてパーツをつけなおせば、できるんだろうけど、そんな無駄なことをしたくないですよね。
今回は壊れて、一番焦ったのが、このディアクティベート問題。
が、これは、結構、大丈夫だったものが多かった。
特に、ミクさんが大丈夫だったのは良かった。
このアクティベートってのは、パターンがいろいろあります。
で、アクティベートの方法の1つとして、
PCのパーツを認識して、個体の判別をする
というものがあります。
例えば、CPUを認識して、個体の判別をするプラグインなら、CPU以外を交換しても、アクティベートされたままになります。
ストレージを認識して、個体の判別をするプラグインなら、ストレージ以外を交換しても、アクティベートされたままになります。
となると、よくよく考えてみれば、
PCが壊れても、パーツの交換をしなければ、アクティベートされたまま、というプラグインもある
ということですね。
まぁ、このあたりは運任せなので、基本的にはディアクティベートした方が良いですけど。
ただ、アクティベートの回数が決まっているプラグイン(しかもディアクティベートすらできない)もあって、今回も、いくつかのプラグインはメーカーに連絡しないといけないことになりましたが・・・
インストールできなくなったプラグインを力業でインストールできた
今回、一番驚いたのがこれ。
PCが壊れて、一番困ったのが、なぜかiZotopeのプラグインがインストールできなくなったこと。
もう、何をやってもインストールできないの。
現在、メーカーに問い合わせているが、できる気配がない。
iZotope Product Portalというのがあるんだけど、そもそも、これがインストールできない。
iZotopeの場合、Portalを使わなくても、個別のプラグインをインストールする方法もあるのだが、それもできない。
色々やっているうちに、なぜかPortalだけは起動できるようになった(これすら、なぜできるようになったか謎)けど、プラグインのインストールはできない。
アクティベートだけできる(笑)
困った。
他の何がなくなってもいいけど、Stutter Editだけは惜しい。
で、ふと思い立ってやってみたら、インストールできました。
自分でも、これでインストールできるとは思わなかったんだけど・・・
何をしたかというと、
別のPCでインストールして、関係ありそうなデータを、全てコピーして、全て同じ場所にペーストする
というもの。
あまり期待していなかったが、ちゃんと動きました(笑)
いやぁ、Portalだけ、謎に起動できるようになったのは大きかった。
アクティベートできてるもんね。
とはいえ、たぶん、いくつかのファイルがもれているようで、Ozone10のAIは沈黙していますけど・・・
まぁ、そこは、別に困らないからいいです。
よく考えたら、単純なプラグインなら、たった1つのファイルを、PCの所定の場所に保存するだけで動くんですから、まぁ、なくもない話ですね。
とはいえ、ほんとに動くとは。
ちなみに、購入せずに使おうと思っても、アクティベートできないから一緒ですよ。
そもそも、インストールは購入しなくてもできたはずですし。
あとは、原因が判明して、ちゃんとインストールできるようになればいいんだけど・・・
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