1066.PULSAR AUDIO社のVM-COMPを使ってみよう♪ ~コンプ~ 有料プラグイン

MUも新しくなりました。
見た目が変わり、VM-COMPという名前になりました。

MUを持っていた人は無料でバージョンアップしてくれます。

ということで、大部分、MUのコピペでいきましょう♪

基本情報

ダウンロードはこちら。

インストール方法

インストールファイルでインストール

見た目はこんな感じ。

わからない言葉などが出てきたら、こちらで確認を。

DUAL INPUT

DUALと書いているのは、LR、MSの両方のINPUTだからですね。
OUTPUTは別設定ができますが、INPUTは別設定できない、ということです。

で、コンプの場合、INPUTを上げたり、下げたりするということは、THRESHOLDの設定が同じでも、圧縮量が変わってきます。

つまり、THRESHOLDが高い設定でも、INPUTを上げると圧縮され始める音量にすぐ辿り着くわけです。
というように、INPUTとTHRESHOLDというのは、密接な関係があるわけです。

そうなると、THRESHOLDが高めでINPUT高め、THRESHOLDが低めでINPUT低め、というのは、圧縮量が変わらない、ということになります。

・・・なんですが、このVM-COMPの場合、ちと異なるんです。
このVM-COMPというのは実機は真空管を使っているらしいんですが、そのせいなんでしょうけど、INPUTを上げていくと、音自体が変化していくんです。

例えば、周波数ごとの音量はこんな感じで変化します。

DUAL INPUTを上げると、一定のところから低音、高音が上がっていきます。

また倍音も付加されていきます。

ということで、このVM-COMPに関しては、THRESHOLDが高めでINPUT高め、THRESHOLDが低めでINPUT低めは、圧縮量が変わらないけれども、音には違いが出てくるということになります。

極力、圧縮がかからない設定にして、DUAL INPUTを上げていきましょう。
OUTPUTを下げて、音量をできるだけ変えないようにします。

コンプを切ることができないので、INPUTを上げると、やはり途中から圧縮がかかっていますが、それとは別に、音自体も変化していましたね。

THRESHOLD・HI RATIO

先ほども書いたようにTHRESHOLDとDUAL INPUTで圧縮量を調整していく感じになります。

で、VM-COMPにはレシオがないんです。
PluginDoctorで見ていると、THRESHOLDやDUAL INPUTの調整で、結構変わるようです。
だから、ここに関しては、耳で確認するぐらいしかなさそうですね。

ただ、THRESHOLDの右下にあるHI RATIOをオンにすると、圧縮強めになるのは、はっきりしています。

うん、色々調整のしがいがある感じです。
で、やっぱり、リミッターよりはコンプの方が良き感じがします。

何の説明もせず、IN/OUTを使用しましたが、電源、つまりバイパスですね。
あと、上のメーターもクリックすることで表示が変わります。

ATTACK・RELEASE

なんとなく逆なイメージですが、右側がFAST、左側がSLOWです。
RELEASEは7段階ですが、Ctrlを押しながらだと、間の設定も可能です。

L-R・M-S

このVM-COMPはLR・MSで別の設定ができます。
左側のST MODEのところでL-RかM-Sかの選択ができます。

表示があるように、左側がLとM、右側がRとSの設定。

別設定にするには、右側のCONTROLSのところのリンクを解除する必要があります。

SIDECHAIN

MUのときは下部にあった、サイドチェーン関係が、上のモニター部に表示されています。

Sidechain EQの部分で、サイドチェーンを設定します。
トリガーから外す音の設定ですね。
4バンドEQになっています。

SC横のヘッドホンマークで、サイドチェーンの音を聞くことができます。

左側にもいろいろ設定できる画面がかくれています。

SourceのINTは内部音源、EXTは外部音源をトリガーとします。
いわゆるダッキングとかをするときに使うやつがEXTですね。
別トラックのキック音源をトリガーにしたりする場合ですね。

Lookahead latencyの設定もあります。

MIX

最後にMIXですね。
DRYとWETの割合です。

まとめ

変わってはいるけど、ちょっとだけですね。
まぁ、無料アップデートなので、ちょっとでしょうね。
サイドチェーンがすっきりしたのが、いい感じです。

見た目はこっちの方が好き♪

価格

【定価】
149ユーロ

【セール等の価格】※全てのセールを把握しているわけではないので、参考までに・・・
2025年10月 79ユーロ

MP-EQとVM-COMPのバンドル
【定価】
298ユーロ

【セール等の価格】※全てのセールを把握しているわけではないので、参考までに・・・
2025年11月 149ユーロ(本家さま)

PULSAR AUDIO社の他のプラグインはこちら

コメント

タイトルとURLをコピーしました