Joe Chiccarelliさんというグラミー賞受賞プロデューサー/エンジニアの人と共同開発したプラグインのようです。
相も変わらず、ボクにはこれが誰なのか、わかっていないですけど。
まぁ、ボーカルの調整には、これがいいぜ、っていうJoe Chiccarelliさんのおすすめってことですね。
実際に、Joe Chiccarelliさんが持っているハードウェアをもとにつくっているとか。
あとで見ていきますが、パッと見て驚くのが、コンプが3台用意されているんですね。
こんなの初めて見ました。
ということで、確認していきましょう。
基本情報
ダウンロードはこちら。
インストール方法
IK Multimedia Product Managerというソフトからインストール
見た目はこんな感じ。
わからない言葉などが出てきたら、こちらで確認を。
HPF・DE-ESS
HPFはハイパスフィルターですね。
DE-ESSはディエッサー。
TYPEがAとBの2種類あり、Aが6.4kHz、Bが7.6kHzを中心に設定されているみたいで、たぶん、Aが男性の声、Bが女性の声という想定のようです。
で、AMOUNTで、ディエッサーのかかり具合を決めるようです。
コンプレッサー
ここが珍しいんですが、コンプが3種類、並列(見た目だけではなく、音的にも)で並んでいます。
上から、UREI 1176、Fairchile670、Universal Audio 176 Tube CompressorとTube-Tech CL 1Bのようです。
一番下のコンプの「と」ってのはなんだ?と思うんですけどね(笑)
とりあえず、細かい設定が全くできず、AMOUNTとOUTPUT、MUTEしかない。
Joe Chiccarelliさんにより、調整済みってことなんでしょうね。
EQ
あまりこだわりがないのか、EQについてはアナログEQとしか書いてくれていない(笑)
PLUGIN DOCTORで見てみると、BODYが概ね120Hzあたり、PRESENCEが1.3kHzあたり、AIRが8kHzあたりを中心にしているみたいです。
PREとPOSTはコンプの前にEQをかけるか、後にかけるかの変更ですね。
REVERB・ECHO
リバーブとエコーです。
リバーブはAとBがあり、AはPlate、BはChamberのようです。
SIZEは部屋のサイズですので、リバーブ音の長さですね。
MODはモジュレーションで、こちらも2種類あり、Aはダブラー、Bはコーラスです。
エコーもAとBがあり、Aはテープ、Bはピンポンだそうです。
TIMEは時間分割の調整。
DRIVE・COLOR
DRIVEは歪み、COLORは歪の色付けですね。
INPUT LVL・OUTPUT LVL・DRY/WET
インプットゲイン、アウトプットゲイン、ミックスですね。
特に説明の必要のない感じ。
まとめ
これは、かなり便利かもしれない。
使いやすいです。
そして、これ、Joe Chiccarelliさんのつくったプリセットが結構入っていますので、そのまま使っても大丈夫かもしれません。
コンプが3つあるってのが、なんか、良い感じになりそうな雰囲気がありますよね(笑)
なかなか良き感じです。
価格
【定価】
99.99ユーロ
【セール等の価格】※全てのセールを把握しているわけではないので、参考までに・・・
2024年9月 29.56ユーロ(PLUGIN BOUTIQUEさん)
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