672.有料プラグイン IK MULTIMEDIA社のPusherを使ってみよう♪ ~サチュレーター~

T-RackS 6から追加されたプラグイン。

サチュレーターです。
しかも4バンドのサチュレーター。

そして、なんというか、かっこいいやつです。

基本情報

ダウンロードはこちら。

インストール方法

IK Multimedia Product Managerというソフトからインストール

見た目はこんな感じ。

わからない言葉などが出てきたら、こちらで確認を。

POWER・INPUT・OUTPUT・DRY/WET

電源、インプットゲイン、アウトプットゲイン、MIXですね。
ここは基本。

DRIVE・バンド・サチュレーターの電源、ソロ

DRIVEが、このプラグインのメイン機能ですね。
サチュレーターなんですが、5種類用意されています。
DRIVEの上のA、B、C、D、Eがそれです。

バンドの設定は上の部分ですね。
まぁ、色分けされているので、見たらわかるかと思います。

で、各バンドごとの電源とソロが、下の部分にあります。

とりあえず、変化がわかりやすくなるように、WET100%にして、聴いてみましょう。

BAND BLEED

隣のバンドへの影響量の設定ですね。
つまり、BAND1のみをソロにしたときに、BAND2の音にもBAND1のサチュレーターが影響するかどうか。

0にすると、隣にも影響します。
100にすると、隣に全く影響しなくなる・・・かと思いきや、そうはならないみたいですね(笑)

音で確認してみましょう。
例えば、BAND「1」のDRIVEを最大にします。
BAND「2」のDRIVEは0にします。
その状態で、BAND「2」をソロで聴いてみます。

こうなると、BAND「2」にサチュレーションはかかっていないわけです。
で、BAND BLEEDを動かしてみる。

わかったでしょうか。
BAND BLEEDを0にすると、明らかにBAND「2」をソロで聴いていても、サチュレーションがかかっています。
つまり、BAND「1」のサチュレーションが、BAND「2」に影響を与えているわけです。

COLOR・LEVEL

COLORは色付けです。
0側にするとまろやかなディストーション、10側にすると明るいディストーション、らしいです。

LEVELはサチュレーションがかかった音の音量ですね。

ENVELOPE・ENVELOPE TIME CONSTANTS

エンベロープってなんだ?って思ったんだけど、音量によって、効果を強めたり、弱めたりするみたいですね。
パッと見たときにはよくわからなかったんですが、それぞれ左からCOLOR、DRIVE、LEVELのエンベロープのようです。

プラス側に回すと、音量が上がった時に、COLORが、DRIVEが、LEVELが強まります。
マイナス側に回すと、音量が上がった時に、弱まります。

で、左側のATK、RELはエンベロープのアタックタイムとリリースタイムのようです。

サチュレーターにしては、珍しいつまみですね。

つまみの周りの丸いライトが動くので、それでエンベロープの動きがわかりますね。

まとめ

WET100%で確認していったけど、実際には、もう少し下げて使う感じですね。

サチュレーターで、マルチバンドはなくもないのでしょうけど、エンベロープってのがポイントでしょうね。
そして、T-RackSのくせに、見た目がきれい(笑)

良き感じです。

あっ、忘れてたけど、LINKをオンにすると、隣同士が同じ設定になります。

価格

【定価】
99.99ユーロ

【セール等の価格】※全てのセールを把握しているわけではないので、参考までに・・・

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