570.有料プラグイン Brainworx社のMillennia NSEQ-2使ってみよう♪ ~マスタリングEQ~

なんとなく、見た目がかっこいいプラグイン。
Millenia社のNSEQ-2という実機をプラグイン化したものらしいです。

真空管EQとソリッドステートEQを選択して使えるというのが特徴。

そして、構造的に、ブーストの方が強いみたいな感じです。
というのも、ブーストした分、音量を下げるためのTRIMつまみがあるんですが、これは音量を下げる方向しかないんですよね。
つまり、カットしても、音量を上げることができない。

そんな構造なんで、きっとブーストしろ、ということなんだと思う。

基本情報

ダウンロードはこちら。

見た目はこんな感じ。

わからない言葉などが出てきたら、こちらで確認を。

バイパス

右側の電源が、すべての電源。
真ん中の緑のINは、Lだけ、Rだけの電源。
左右にある、オレンジのINは、各バンドごとの電源。

と、電源がたくさんあります。
実機のモデリングなので、倍音が付加されるので、電源を切った部分は倍音の付加がなくなる。
とはいえ、倍音の付加のされ方は控えめなようなので、こんなに個別の電源は必要ない気はしますけど。

それほど、音が変わっている感じはないですね。

M/S・LINK・GAIN RANGE

このプラグインは、LとRで個別に設定することができます。

M/Sをオンにすると、MとSで個別に設定できるようになります。
左側がM、右側がSになります。

LINKをオフにすると、LとR、MとSを同じように設定します。
逆に、個別に設定したい場合は、ここをオフにします。

EQのゲインのつまみは±20dBとなっておりますが、GAIN RANGEの10dBをオンにすると、ゲインつまみが±10dBとなります。
ただし、表示が±10に変わるわけではないので、ここのボタンが光ってるかどうかで判断する必要があります。

EQ

4バンドのEQになっています。

低音、高音は、真ん中のオレンジのボタンをオン、オフすることで、シェルフとベルを切り替えることができます。

真ん中の2つは、Qの設定もできます。
また、周波数は、×10をオンにすることで、数値が10倍になります。
つまり、50Hzは500Hzということですね。

TRIM

最初にも書きましたが、ブーストした分、上がった音量を下げるためにTRIMがあります。
このTRIMはマイナス方向しかありません。

TWIN TOPOLOGY

オフの状態が真空管EQ、オンの状態がソリッドステートEQらしいです。

まとめ

真空管EQとソリッドステートEQの違いを理解できないと意味がないですよねぇ。
とはいえ、ブーストは楽しい。

ブースト特化のEQという認識でもよいのではないかと思います。
良い感じでブーストしてくれます。

価格

【定価】
199ドル

【セール等の価格】※全てのセールを把握しているわけではないので、参考までに・・・
2023年12月 29.99ドル
2024年2月 19.99ドル(Plugin Allianceさん)

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