なんとなく、見た目がかっこいいプラグイン。
Millenia社のNSEQ-2という実機をプラグイン化したものらしいです。
真空管EQとソリッドステートEQを選択して使えるというのが特徴。
そして、構造的に、ブーストの方が強いみたいな感じです。
というのも、ブーストした分、音量を下げるためのTRIMつまみがあるんですが、これは音量を下げる方向しかないんですよね。
つまり、カットしても、音量を上げることができない。
そんな構造なんで、きっとブーストしろ、ということなんだと思う。
基本情報
ダウンロードはこちら。
インストール方法
Plugin Alliance Installation Managerというソフトからインストール
見た目はこんな感じ。
わからない言葉などが出てきたら、こちらで確認を。
バイパス
右側の電源が、すべての電源。
真ん中の緑のINは、Lだけ、Rだけの電源。
左右にある、オレンジのINは、各バンドごとの電源。
と、電源がたくさんあります。
実機のモデリングなので、倍音が付加されるので、電源を切った部分は倍音の付加がなくなる。
とはいえ、倍音の付加のされ方は控えめなようなので、こんなに個別の電源は必要ない気はしますけど。
それほど、音が変わっている感じはないですね。
M/S・LINK・GAIN RANGE
このプラグインは、LとRで個別に設定することができます。
M/Sをオンにすると、MとSで個別に設定できるようになります。
左側がM、右側がSになります。
LINKをオフにすると、LとR、MとSを同じように設定します。
逆に、個別に設定したい場合は、ここをオフにします。
EQのゲインのつまみは±20dBとなっておりますが、GAIN RANGEの10dBをオンにすると、ゲインつまみが±10dBとなります。
ただし、表示が±10に変わるわけではないので、ここのボタンが光ってるかどうかで判断する必要があります。
EQ
4バンドのEQになっています。
低音、高音は、真ん中のオレンジのボタンをオン、オフすることで、シェルフとベルを切り替えることができます。
真ん中の2つは、Qの設定もできます。
また、周波数は、×10をオンにすることで、数値が10倍になります。
つまり、50Hzは500Hzということですね。
TRIM
最初にも書きましたが、ブーストした分、上がった音量を下げるためにTRIMがあります。
このTRIMはマイナス方向しかありません。
TWIN TOPOLOGY
オフの状態が真空管EQ、オンの状態がソリッドステートEQらしいです。
まとめ
真空管EQとソリッドステートEQの違いを理解できないと意味がないですよねぇ。
とはいえ、ブーストは楽しい。
ブースト特化のEQという認識でもよいのではないかと思います。
良い感じでブーストしてくれます。
価格
【定価】
199ドル
【セール等の価格】※全てのセールを把握しているわけではないので、参考までに・・・
2023年12月 29.99ドル
2024年2月 19.99ドル(Plugin Allianceさん)
2024年5月 39.99ドル(Plugin Allianceさん)
2024年8月 2つで39.99ドル(PluginAllianceさん)
2024年9月 14.99ドル(PluginAllianceさん)
2024年11月 24.99ドル(PluginAllianceさん)
2024年12月 19.99ドル(PluginAllianceさん)
2025年1月 19.99ドル(Plugin Allianceさん)
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