465.有料プラグイン Black Rooster Audio社のVLA-2A MarkⅡを使ってみよう♪ ~コンプ~

VLA-2Aの進化系。

LA-2Aをモデルにしたプラグインは、多くのメーカーから出ていますが、Black Rooster Audioはさらに進化系を出しましたねぇ。

LA-2Aは、シンプルコンプだったんですが、MarkⅡになったことにより、より細かい設定ができるようになった、と考えるべきか、良さがなくなったと考えるべきか・・・

基本情報

ダウンロードはこちら。

見た目はこんな感じ。

わからない言葉などが出てきたら、こちらで確認を。

GAIN・PEAK REDUCTION・MAKE UP

GAIN・PEAK REDUCTIONは、VLA-2Aにもありましたが、MAKE UPはMarkⅡになって、新たに追加されました。

よくよく考えたら、確かに、なんでなかったんでしょうね。

LA-2Aはスレッショルドがないので、基本的にPEAK REDUCTIONでコンプのかかり具合を決めて、GAINで音量を調整するんですね。

となると、GAINで調整するのか、MAKE UPで調整するのかが問題になります。

ちなみに、GAINを上げると、倍音が付加されます。
また、低音、高音が持ち上がるようになっているようです。

それに対し、MAKE UPは単純に音量のみが変更されます。

となると、INPUTゲインとOUTPUTゲインと考える方がよいでしょうね。

ちなみに、右クリックをしながらGAINを上げる(下げる)と、MAKE UPが下がる(上がる)ようになっています。

あまりしないと思いますが、GAINを100まで上げると、かなり歪みますね。

EMPHASIS

MrakⅡに加わったEMPHASIS。
コンプのトリガーとして低音をどれぐらい認識させるかです。

上げた方が低域に対する感度が低くなります。

針の振れ方を見たらわかると思いますが、0側に回すと、かなり圧縮がかかります。
また、圧縮のかかり方が明らかにキックの音に反応していますよね。

100側でも、キックの音と同じリズムで振れていますが、あまり圧縮されていませんね。

CELL SEL


これまた、MarkⅡで追加されたやつですが、CELL SELECTORの略らしいですね。
LA-2Aなのに、レシオとニーの選択ができるようです。

なのに、ってのも変ですが。

選べると言っても、3種類ですが、
Aがソフトニーの低比率
Bがソフトニーの高比率
Cがハードニーの高比率。

どれぐらいの圧縮比か調べてみようかと思ったけど、それがわかったところで、それ以外の選択肢がないんだから、意味がないか。
音を聴きながら、選ぶということですね。

はい、はっきり変わるやつですね。

LIMIT/COMPRES

これはもともとありましたね。
リミッターとコンプレッサーの切り替えです。

ちなみに、リミッターにした場合も、CELL SELは生きていますので、つまりは、圧縮の仕方が6種類から選べるようになったということですね。

感覚的には、コンプとリミッターへの切り替えよりも、CELL SELの切り替えの方が、影響が大きい気がします・・・

EXT SC・DRY/WET

これもまた、MarkⅡに新たに搭載されたやつです。
EXT SCは、外部音源をトリガーに使用できるやつですね。
面倒だから、確認しませんが・・・

DRY/WETはMIXですね。
パラレルコンプってやつです。
最近、どのプラグインにもついてますよね。

まとめ

結局は、VLA-2Aのコンプが好きな人で、もう少しいろいろ設定したい人はMarkⅡなんでしょうね。
LA-2A系のコンプを使うのは、そういうためじゃないんだ、という人は、MarkⅡじゃない方なんでしょう。

価格

【定価】
59ドル

【セール等の価格】※全てのセールを把握しているわけではないので、参考までに・・・
2023年7月 19ドル(本家さま)
2023年10月 20.9ドル(PLUGINBOUTIQUEさん)
2023年11月 29ドル(本家さま)
2024年4月 19ドル(PLUGINBOUTIQUEさん)

Brack Rooster Audio社の他のプラグインはこちら

コメント