410.有料プラグイン Brainworx社のAMEK EQ 250を使ってみよう♪ ~EQ~

AMEKのEQ 250。
EQ 200とそっくり。
そっくりというか、ほぼ同じ。
違うのはつまみの色と、目盛りぐらいか。
Brainworx、手を抜きすぎじゃないか?

Sontec MEP 250 EQをモデルにしているらしい。

ちなみに、見た目はほぼ同じなのに、同じ設定にしてもEQカーブは随分違う。
実機って、数値だけでは決まらないのね。

結局、つまみの目盛りなんてのは、一応、参考程度なんだな、というのがよくわかります。

そう考えると面白いものですね。
たしかに、デジタルのEQなんかは、どこをどれだけ上げて、というカーブ自体が表示されているのが多いですが、つまみだけだとそんなことを気にしないですものね。
結局、耳で確認しながら、つまみを回すという、ある意味、見えることの弊害が少ないのかもしれませんね。

そして、だからこそ、自分のお気に入りのエフェクターってのができるんでしょうね。

基本情報

ダウンロードはこちら。

見た目はこんな感じ。

わからない言葉などが出てきたら、こちらで確認を。

AMEK EQ 200との違い

同じ設定で200と250を比較しました。
同じ設定でも、微妙に異なるんですよね。

もちろん、EQカーブ以外のところでも、微妙な違いがあるようですが、面白いものですね。

あと、デフォルトの周波数の設定が異なりますね。
周波数の範囲が違うというのもありますが、やっぱりデフォルトの周波数の設定が異なるということは、ここの周波数をいじると良いんじゃない?という設計者の意図ではないかと思うんですよね。

とは言え、ほぼ同じものだから、200をコピペでできそうだ(笑)

EQ

右のEQ INがEQのON、OFF。
一番上が、各バンドのEQのON、OFF。

EQセクションは、上からブースト・カット量、Q、周波数。

ブースト・カット量のつまみの下のボタンは、最大値を15dB、7dBに変更するボタン。
微妙な調整をする場合は、7dBに変更するとよいですね。

Qは一番左のLOW EQと一番右のHIGH EQだけはSHELFとの切り替えができます。
SHELFにするためには、一番左まで回してから、改めて左に回すと切り替わります。

これまた、触っていて、楽しい感じですね。

LP・HP

ローパス、ハイパス。
これは、見たままですね。

GAIN SCALE・AUTO LISTEN・PARAMETER LINK・MID/SIDE

GAIN SCALEは各バンドのブースト・カット量の比率をそのままに全体的にゲインを上げたり、下げたりできます。
INVERTを押すと、ブースト、カットが反転します。

AUTO LISTENはオンにすると、Qと周波数のつまみを調整したときに、その部分だけを聴くことができます。

PARAMETER LINKがオンになっているときは、LとRが同じように設定されます。
当然、オフにすると、別の設定ができます。

MID/SIDEをオンにすると、左がM、右がSになります。

IN GAIN・OUT GAIN・TMT・MONO MAKER・STEREO WIDTH・THD

IN GAIN・OUT GAINはインプットゲイン、アウトプットゲイン。

TMTは、Brainworxではおなじみのやつです。
回路に使用される部品の違いによる微妙な変化を再現したものです。

MONO MAKERも同じみのやつですね。
ここで設定した周波数より低い音は、モノラルにするやつ。

STEREO WIDTHは音の広がり。

THDはサチュレーションですね。

まとめ

これまた、よき感じです。
パッと聴いた感じだと、200とどれぐらい違うのかと言われても困りますね。
それほど大きな違いがあるわけではないようです。

ただ、ずっと使い続けると、違いもわかるのかもしれません。
まぁ、どちらも使いやすいEQですね。

価格

【定価】
349ドル

【セール等の価格】※全てのセールを把握しているわけではないので、参考までに・・・
2022年11月 34.99ドル
2023年1月 49.99ドル
2023年2月 39.99ドル
2023年3月 49.99ドル
2023年4月 29.99ドル
2023年5月 19.99ドル(クーポン使用時)
2023年6月 29.99ドル
2023年7月 29.99ドル
2023年8月 29.99ドル(Plugin Allianceさん)
2023年12月 49.99ドル(Plugin Allianceさん)
2024年2月 29.99ドル(Plugin Allianceさん)

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