Fairchild™ 670のモデリングらしいです。
T-RackSのマニュアル、たまに雑なんですよね。
これ、Fairchild™ 670のモデリングだ、というぐらいの情報しかない(笑)
Fairchild™ 670のモデリングだとわかれば、使い方はわかるだろう、ということなんでしょうか。
つまみがちょっと変わっているので、わかりづらいんですけどね。
基本情報
ダウンロードはこちら。
インストール方法
IK Multimedia Product Managerというソフトからインストール
見た目はこんな感じ。
わからない言葉などが出てきたら、こちらで確認を。
INPUT・THRESHOLD・OUTPUT
コンプのつまみとして、一般的なのが、このインプット、スレッショルド、アウトプットでしょうか。
スレッショルドは右に回したら、スレッショルドが下がります。
つまり、より圧縮されるということです。
このプラグインは、デフォルトではLINKになっています。
つまり、右と左で同じ設定になります。
ただし、INPUTだけは、左と右でリンクしていません。
TIME CONSTANT
これが、アタック、リリースです。
それぞれ自由に設定できるようになっていません。
実機では次のようになっているらしいです。
1・・・アタック2ミリ秒、リリース0.3秒
2・・・アタック2ミリ秒、リリース0.8秒
3・・・アタック4ミリ秒、リリース2秒
4・・・アタック4ミリ秒、リリース5秒
5・・・アタック4ミリ秒、リリース自動(ピークが1つなら2秒、ピークが複数なら10秒)
6・・・アタック2ミリ秒、リリース自動(ピークが1つなら0.8秒、ピークが複数なら10秒、ずっと同じ感じで鳴る音源であれば25秒)
で、このプラグインがどこまで正確に再現しているのか、わかりませんが、基本的には、数字が小さい方が、アタック、リリースが速いという認識ぐらいでよいのかと。
LEFT RIGHT・LINK・LAT VERT
LEFT RIGHTは左右で別の設定をする。
LINKは左右同じ設定をする。
LAT VERTは、概ねM/Sと理解すればよいかと。
LAT VERTは、本当は、M/Sじゃないらしいです。
左右の音量の和と、左右の音量の差に分けるらしいです。
正確なところはわかりませんが、左右にはmidの音が両方に入っているので、和は、いわばMidが2倍になる。
逆に差はどちらにも入っているMidがなくなる。
結果として、LATがMid、VERTがSideを調整しているようになるみたいですね。。
スレッショルド・レシオ
これ、何かよくわかりにくいんですが、つまみになっています。
これが難しいんですが、これを右に回すと圧縮がかかりはじめる音量が上がります。
つまりは、スレッショルドが上がります。
しかも、圧縮率が大きくなります。
つまり、より圧縮されるようになります。
ってことは、リミッターに近くなるということですね。
まとめ
使い方がちょっとわかりづらい部分がありますが、音は好きな感じです。
なんとなくの見た目で、良い感じに思っているのかもしれませんが。
そして、マニュアルが適当すぎるので、間違いがあるかもしれません・・・
価格
【定価】
79.99ユーロ
【セール等の価格】※全てのセールを把握しているわけではないので、参考までに・・・
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