新しい「ことのは/おといろ」ができたら、ボーカル関係のプラグインをやろうと思っていました。
やっとできたので、新しい「ことのは/おといろ」のミクさんを使って、やっていきましょう。
まずは、T-RackSに入っているディエッサーです。
歯擦音の削除をする、ディエッサー。
もう、何の変哲もない、ディエッサーです。
シンプルイズベストと言わんばかりの仕様ですね。
基本情報
ダウンロードはこちら。
インストール方法
IK Multimedia Product Managerというソフトからインストール
見た目はこんな感じ。
わからない言葉などが出てきたら、こちらで確認を。
De-Ess
De-EssをMOREへ動かせば、より強く反応してくれます。
ただ、かけているだけだとわかりにくいですが、バイパスと比較すると、あぁ、こんなに歯擦音がでているんだなぁと理解できますね。
Range・2BAND
先ほどの動画を見たらわかるように、薄い白になっている部分が、ディエッサーの対象になる周波数ですね。
RANGEを動かすことで対象とする周波数の範囲が変更できます。
動かせるのは、左のスライダーです。
2BANDとあるものを3BANDに変更することで、右側のスライダーも動かすことができるようになります。
24dB/Oct・Release
24dB/Octは、ディエッサーをかける部分のフィルターカーブの形です。
6dB/Oct、12dB/Oct、24dB/Oct、48dB/Octから選択できます。
ディエッサーがかかっているときの白いラインを見ていたら、何が違うかわかると思います。
Releaseはコンプなどと同じリリースですね。
歯擦音に反応して、それを抑えた後の戻る速度です。
わかりやすいように、対象の周波数を広げましたが、これだけ広げると、元の歌声の重要な部分までバッサリなくなってしまいますね。
LISTEN MODE・DE-ESS TYPE
LISTEN MODEは名前の通り、エフェクト関係ではなく、モニター関係です。
NORMALになっていると、エフェクトがかかった音を聴けます。
DE-ESSは、ディエッサーで削った部分の音を聴けます。
何が削られているかを確認するようですね。
BANDは、RANGEで選択している範囲のみの音を聴けます。
どこを削るかを選択するときに使うわけですね。
DE-ESS TYPEは、SOFTボタンがあるだけです。
SOFTにしたら、削り方もソフトになるという、そのままのボタンですね。
まとめ
最初に書いた通り、シンプルなディエッサーです。
シンプルすぎて、書くことがなくて、困ってしまいます。
T-RackSのプラグインはこちら
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