361.有料プラグイン IK MULTIMEDIA社のEQ PGを使ってみよう♪ ~EQ~

T-rackSのEQ-PGです。
はっきりとは書いていませんが、たぶん、API 560という実機のモデリングでしょう。

このEQはボクみたいな初心者に優しいEQです。

とにかくシンプル。
かつ、しっかりと結果を出す。

初心者にとっては、AI搭載のプラグインがよいのですが、どうもAIの提案がしっくりとこない、と思う場合も出てくるかもしれません。
でも、じゃあ、どこをどうすればよいのか、というと、難しいんですよ。

あるいは、AI任せだと、曲創りをしている気がしない、けど、EQ、設定がありすぎて難しいという人にとってもよいかと思います。

アナログEQなので、倍音も付加されるので、挿すだけでも音が変化します。

基本情報

ダウンロードはこちら。

インストール方法

IK Multimedia Product Managerというソフトからインストール

見た目はこんな感じ。

わからない言葉などが出てきたら、こちらで確認を。

使い方

基本的には、ここを触ればよい。
上げるか、下げるかしか選択肢はないのだから、ただ動かせばよいのだ。

一般的なEQは、周波数を決めて、Qを決めて、ブースト、カットの量を決めて、という作業が必要です。
このEQはそれがない。

Qは固定。
周波数は、31Hz、63Hz、125Hz、250Hz、500Hz、1KHz、2KHz、4KHz、8KHz、16KHzの10で固定。

さぁ、動かしてみよう。

ボクは詳しいことはわからないけど、なんか、これでいいんじゃない?と思います。
Qが広めだから、ピンポイントの設定とかはできませんが、最初はこれでよいのではないかと思います。

GAIN・OUT・PREAMP

ブースト、カットをしていくわけですが、ボクみたいな初心者は、カットなんて考えない。
ブースト、ブースト、ブーストしていくと、爆音になるわけです。

カーブ(つまみの並びをEQカーブと考えればよいかと)をそのままに、全部のつまみを下げる方法がありません。
となると、音量を下げればよい(本当はよくないんだろうけど)。

どこで下げるかというと、GAINかOUTです。
どっちを動かしても、違いがありません。

なのですが、OUTの方を使いましょう。

というのも、GAINとOUTでは役割が違います。
GAINは、PREAMPと関係します。

PREAMPをONにしてGAINを上げると、倍音が増えていきます。
少しなら、サチュレーター的な感じ。
GAINをどんどん上げると、歪みになっていきます。

ということで、最終的には、OUTを下げないといけませんね。

Φ・EQバイパス

Φは位相の反転ですね。
位相の反転は、全体にかける場合は、関係ないですね。

トラックに挿す場合は、関係あるかも。

EQボタンはEQをバイパスします。
バイパスにしても、PREAMPは機能します。

まぁ、あんまり必要ないかな。

L/R、M/S

T-RackS定番のL/R、M/Sの別設定ですね。

まとめ

EQって難しいんですよね。

まぁ、別にプリセットを使っても、AIを使ってもできるんで、無理に自分で設定しなくてもいいんだけど・・・
ただ、なんか、こういうのをいじっていると、自分は曲を創っているんだ感を感じられるんですよね。

とはいえ、あまりにも調整する場所が多すぎると時間がかかるんですよね。
これぐらい、ざっくりだと、悩まなくて良いですね。

まぁ、本来は、各トラックの音源をこれぐらいのEQでざっくりと整えてから、もっと細かく設定できるEQで完成させるというのが良いんでしょうね。

T-RackSのプラグインはこちら

価格

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99.99ドル

【セール等の価格】※全てのセールを把握しているわけではないので、参考までに・・・
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