ShaperBox3にはエフェクターが9つ入っています。
今回はそのうちのPanShaper4を確認しましょう。
これまた、VolumeShaper同様、わかりやすく、使い勝手のよいエフェクターですね
VolumeShaperの7ほどではないですが、PanShaperは4ですね。
あって、困らないパンエフェクトです。
ちなみに、PanShaper4だけを単独で購入することもできます。
全てのエフェクター共通の使い方は、こちらにまとめています。
基本情報
ダウンロードはこちら。
インストール方法
インストールファイルでインストール
見た目はこんな感じ。
わからない言葉などが出てきたら、こちらで確認を。
プリセット
正確にはプリセットではないのですが、とりあえず、用意されているLFOカーブを使って、どんな効果があるのか、確認してみましょう。
LFOカーブの見方
LFOカーブも難しいことは全くないですね。
上がL、下がR、真ん中がセンター。
Law
パンというのは奥が深いもので、基本的に、パンを右にふると、音が右にいくかというと、そうではないんですね。
パンを右にふると、左右から出ていた音の左から出ている音を小さくして、右の音だけにする、という状態になります。
つまり、パンを右にふると、左の音は消えてしまいます。
当然、センターにあるときは、左右両方から音が出ているのですが、左の音を消すということは、全体の音量が小さくなってしまいます。
ということで、音量が下がった分を補正するのがLawです。
0dBだと補正なし、それ以外に、3dB、4.5dB、6dBが選択できます。
また、Combinedというのもあります。
Combinedに設定すると、パンを右にふったときに、右の音は右から出るのはもちろんとして、ちゃんと左の音も右から出るようになります。
例えば、ドラム音源なんかだと、左右で出ている音が異なることがありますよね。
そういう場合にハイハットやスネアの音が消えてしまわないようにしたい場合は、Combinedを選択するわけです。
ドラム音源に、このエフェクトをかけるかどうかはしりませんけど。
Haas・Hass Range
Hass効果というのがあるそうです。
左右から同じ音量の同じ音が出ていても、右からの音の方が早く聴こえたら、右から鳴っているように聴こえるというものらしいです。
だから、パンではないけど、パンのような効果があるということらしい。
で、このエフェクターは、PanとHassを混ぜることができるようです。
上のHass Rangeというのは、左右でずれる速さだそうです。
まぁ、聴く方が早いか。
なんとなく、パンの感じが弱まり、エフェクトが和らぐ感じがします。
まとめ
Volume Shaperと同様、非常にシンプルで、非常に使いやすく、非常に効果的。
こちらもパンだけですから、破綻とかしないですしね。
価格
【定価】
単体 29ドル
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