CLA-2A、CLA-3Aに比べ、より細かく設定できるコンプです。
レシオの設定もできます。
76という数字は、Universal Audio 1176という有名なコンプをモデル化したコンプによくつけられる数字だそうです。
かつて、そういうコンプがあったようですね。
アタックが速いコンプというのが特徴だそうです。
あぁ、あとBLUEY、BLACKYという2つのタイプを切り替えて使えます。
これもまた、実機のタイプにも色々とあって、そのうちの2つをモデリングしたみたいですね。
操作については、どちらも同じです。
基本情報
ダウンロードはこちら。
見た目はこんな感じ。
BLACKY
BLUEY
わからない言葉などが出てきたら、こちらで確認を。
音の確認
毎回書きますが、アナログは挿しただけで音が変わるということで、一応、確認。
CLA-2A、3Aは動画にしましたが、よく考えたら、なぜ動画にしてたんだろう?と思ったので、画像。
はい、きれいに倍音が出ていますね。
ちなみに、上のはBLACKYなので、BLUEYに切り替えるとこんな感じ。
やはり違うモデルなので、このあたりにも違いが出るものなんですね。
INPUT、OUTPUT、RATIO
CLA-2A、3Aと同様、スレッショルドがなく、INPUTで圧縮量を調整し、音量をOUTPUTで調整する形ですね。
RATIOは4、8、12、20、ALLの5つ。
ALLは、実機の場合、RATIOのボタンを同時に4つとも押すことができるものがあったそうで、その時の設定ですね。
数値はわかりませんが、極端なレシオと考えればよいようです。
また、レシオに関しては注意が必要です。
というのも、レシオの数値によって、スレッショルドの値が違うからです。
マニュアルによると、20:1のときのスレッショルドは-12dB、4:1のときは-18dBとのこと。
つまり、-16dBの音だとすると、4:1のときは圧縮がかかるけど、20:1に切り替えると圧縮されなくなります。
つまり、レシオの数値が高い20にした方が圧縮量が小さくなる、という現象が起きます。
だから、レシオの数値を切り替えた時は、圧縮量を確認しながら、INPUTを改めて調整する必要があります。
ということで、音を確認してみましょう。
ATTACK・RELEASE
アタックとリリースの数値が普通のコンプと逆になっていて、1(左)の方が遅くて、7(右)が速いです。
ATTACK
1が1ミリ秒、7が50マイクロ秒。RELEASE
1(左)が1秒、7が50ミリ秒。
ということで、音を確認。
METER・ANALOG
METERはVUメーターの表示です。
COMPOFFは違いますけど。
音の確認はなし。
GR・・・圧縮量
IN・・・インプット音量
OUT・・・アウトプット音量
COMPOFF・・・バイパス
ANALOGは、毎度同じみのノイズの付加です。
REVISION
ここで、BLUEYとBLACKYの切り替えを行います。
ということで、1176系コンプでした。
価格
【定価】
249ドル
【セール等の価格】※全てのセールを把握しているわけではないので、参考までに・・・
2021年12月 29.99ドル
2022年3月 29.99ドル
2022年11月 27.99ドル
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