678.有料プラグイン IK MULTIMEDIA社のSpace Delayを使ってみよう♪ ~ディレイ~

Roland® RE-201 Space Echo™を忠実に再現したプラグインだそうです。
テープエコーですね。
スペースディレイなのに、エコーなんですね。

ディレイとエコーの違いってなんでしょうね。

ディレイなのに、リバーブも入っています。
それらが、組み合わさって、Space的な感じと言いたいんでしょうね、きっと。

基本情報

ダウンロードはこちら。

インストール方法

IK Multimedia Product Managerというソフトからインストール

見た目はこんな感じ。

わからない言葉などが出てきたら、こちらで確認を。

MODE

このプラグイン、ディレイのくせにリバーブもついてると書きましたが、実はディレイも3つあるんです。
時間のずれたディレイですね。

で、その3つ(とリバーブ)のうちの何を使うかを設定するのが、MODEです。
MODE1だと1つめのディレイ、MODE2だと2つめのディレイ・・・とそれぞれ割り当てられているんですが、全部書くのもなんですので・・・

とりあえず、使用されているディレイは、右下のパンを設定するつまみの横のランプがつくので、それを見たらわかるかと。

そして、MODEのつまみの周りの表示をよくみたらわかるのですが、1-4はリバーブなし、5-11はリバーブありになっています。

RATE・FEEDBACK・SYNC

RATEはディレイ音の速さ。
SYNCをONにすると、DAWに同期します。
3つのディレイは、それぞれ設定することはできず、3つ連動して設定されるようになっています。

FEEDBACKはディレイ音の繰り返しの回数ですね。

BASS・TREBLE

ディレイ音の低域シェルフと高域シェルフのEQですね。
なんか上段にあって、色も分けられているから、リバーブ側の設定かと思ったら、ディレイ側の設定でした。

DELAY(VOL・PAN)・REV(VOL・PAN)

これはそのまま、ディレイのボリューム・パン、リバーブのボリューム・パンですね。

FILTERS・DUCKING・STEREO REV・FX FEED・NOISE・TAPE AGE

FILTERSは、エフェクトに送る音に対するハイパス、ローパスフィルターです。
DUCKINGは元音の音量に対して、ディレイ音の音量を下げる量です。
STEREO REVはリバーブをモノ(3つのモノ・スプリングリバーブ)からステレオに変更するものです。
FX FEEDは、OFFにするとエフェクトに信号が送られなくなる、つまりはバイパスですね。
NOISEはノイズの量です。
TAPE AGEは劣化の程度で、OLDにするほど音が劣化すると考えたらよいかと。

HEADS PAN・DEY/WET

HEADS PANは、3つのディレイ音のそれぞれのパンですね。

で、紹介をしないままきてしまったDRY/WET。
空間系では重要なミックス部分ですね。

まとめ

スペースディレイという名前のとおり、どこかスペースなところがあります(笑)
まぁ、摩訶不思議というか、異次元というか。

デフォルトではDRY/WETは50になっているんですが、実際に使うときは、もう少し下げてもいいのかもしれません。
あと、リバーブの存在をボリュームで調整してあげた方が良さそうな気もします。

価格

【定価】
99.99ユーロ

【セール等の価格】※全てのセールを把握しているわけではないので、参考までに・・・
2024年9月 29.56ユーロ(PLUGIN BOUTIQUEさん)

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