T-RackS 6から追加されたプラグイン。
サチュレーターです。
しかも4バンドのサチュレーター。
そして、なんというか、かっこいいやつです。
基本情報
ダウンロードはこちら。
インストール方法
IK Multimedia Product Managerというソフトからインストール
見た目はこんな感じ。
わからない言葉などが出てきたら、こちらで確認を。
POWER・INPUT・OUTPUT・DRY/WET
電源、インプットゲイン、アウトプットゲイン、MIXですね。
ここは基本。
DRIVE・バンド・サチュレーターの電源、ソロ
DRIVEが、このプラグインのメイン機能ですね。
サチュレーターなんですが、5種類用意されています。
DRIVEの上のA、B、C、D、Eがそれです。
バンドの設定は上の部分ですね。
まぁ、色分けされているので、見たらわかるかと思います。
で、各バンドごとの電源とソロが、下の部分にあります。
とりあえず、変化がわかりやすくなるように、WET100%にして、聴いてみましょう。
BAND BLEED
隣のバンドへの影響量の設定ですね。
つまり、BAND1のみをソロにしたときに、BAND2の音にもBAND1のサチュレーターが影響するかどうか。
0にすると、隣にも影響します。
100にすると、隣に全く影響しなくなる・・・かと思いきや、そうはならないみたいですね(笑)
音で確認してみましょう。
例えば、BAND「1」のDRIVEを最大にします。
BAND「2」のDRIVEは0にします。
その状態で、BAND「2」をソロで聴いてみます。
こうなると、BAND「2」にサチュレーションはかかっていないわけです。
で、BAND BLEEDを動かしてみる。
わかったでしょうか。
BAND BLEEDを0にすると、明らかにBAND「2」をソロで聴いていても、サチュレーションがかかっています。
つまり、BAND「1」のサチュレーションが、BAND「2」に影響を与えているわけです。
COLOR・LEVEL
COLORは色付けです。
0側にするとまろやかなディストーション、10側にすると明るいディストーション、らしいです。
LEVELはサチュレーションがかかった音の音量ですね。
ENVELOPE・ENVELOPE TIME CONSTANTS
エンベロープってなんだ?って思ったんだけど、音量によって、効果を強めたり、弱めたりするみたいですね。
パッと見たときにはよくわからなかったんですが、それぞれ左からCOLOR、DRIVE、LEVELのエンベロープのようです。
プラス側に回すと、音量が上がった時に、COLORが、DRIVEが、LEVELが強まります。
マイナス側に回すと、音量が上がった時に、弱まります。
で、左側のATK、RELはエンベロープのアタックタイムとリリースタイムのようです。
サチュレーターにしては、珍しいつまみですね。
つまみの周りの丸いライトが動くので、それでエンベロープの動きがわかりますね。
まとめ
WET100%で確認していったけど、実際には、もう少し下げて使う感じですね。
サチュレーターで、マルチバンドはなくもないのでしょうけど、エンベロープってのがポイントでしょうね。
そして、T-RackSのくせに、見た目がきれい(笑)
良き感じです。
あっ、忘れてたけど、LINKをオンにすると、隣同士が同じ設定になります。
価格
【定価】
99.99ユーロ
【セール等の価格】※全てのセールを把握しているわけではないので、参考までに・・・
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