ManleyのStereo Variable Mu® Limiter Compressorをプラグインにしたやつですね。
MUといえば、PULSAR AUDIO社にもありますね。
MUはVM-COMPになりましたけど。
ですが、こっちは見た目もそっくりです。
Manleyからも認められてわけですね。
基本情報
ダウンロードはこちら。
インストール方法
UA Connectというソフトからインストール
見た目はこんな感じ。

わからない言葉などが出てきたら、こちらで確認を。
ON/OFF・IN/BYPASS・THRESHOLD・DUAL INPUT・OUTPUT

真ん中のON/OFFが電源ですね。
左右に、BYPASSがあります。
左右で設定を変えられるようにすれば、左右の片方だけバイパスしたい場合は、こちらを使います。
THRESHOLDがスレッショルド。
スレッショルドを下げることで、圧縮されます。
DUAL INPUTがインプットゲインですね。
インプットを上げることで、圧縮も強まります。
OUTPUTはアウトプットゲインで圧縮された分を戻すために使うんですね。
ATTACK・RECOVERY

ATTACKはアタック、RECOVERYはリリース。
COMPRESS/LIMIT・HP SC/FLAT・HEADROOM・MIX

COMPRESSはレシオが1.5:1という穏やかな圧縮。
LIMITはレシオが4:1で、12dBを超えると20:1になるらしい。
HP SCはをオンにすると、ハイパスのサイドチェーンフィルターがオンになります。
低音をトリガーから逃します。
HEADROOMは、音量の制限をかけるやつです。
結果的には、圧縮が強まると考えたらよいかと。
MIXはDRYとWETの割合ですね。
SIDECHAIN/LINK・IN・OUT

SIDECHAINはデュアルモノラルになって、LINKだとステレオになる。
LRや左右、MSはミッド、サイド。
INがLRで、OUTがLRなら、Lの音がLに出力、Rの音がRに出力される。
INがMSで、OUTがLRなら、Mの音がLに出力、Sの音がRに出力される。
これらを組み合わせると以下のようになるらしい
デュアルモノラル【IN:L-R、OUT:L-R、SIDECHAIN】
左右チャンネル信号を独立制御する2つの独立したモノフォニック動的プロセッサ。
ステレオ・レフト/ライト【IN:L-R、OUT:L-R、LINK】
2つのコンプレッサーのダイナミクス制御信号サイドチェーンは連結されており、両者は常に同じ量の圧縮をする。
デュアル・ミッド/サイド(エンコード+デコード)【IN:M-S、OUT:M-S、SIDECHAIN】
2つのモノフォニックプロセッサとして動作し、2つの入力信号のMIDおよびSIDEを独立して制御します。
デュアル・ミッド/サイド(入力マトリックスのみ)【IN:M-S、OUT:L-R、SIDECHAIN】
デュアルミッド/サイドと同じだが、信号成分は出力マトリックスを経由しない。
デュアル・ミッド/サイド(入力マトリックスのみ)【IN:L-R、OUT:M-S、SIDECHAIN】
デュアルミッド/サイドと同じだが、信号成分は入力マトリックスを経由しない。
正直、よくわからない。
やってから気づいたけど、次で説明するつもりだったCONTROLSのLINKをはずさないと、INとOUTは連動して動いてしまうみたいでした。
ただ、INとOUTを違う設定にする必要性が、ボクには理解できないんだけどね・・・
検証用とかなのかな。
CONTROLS

LINKから、CONTROLS側にすると、LR(MS)を別で設定することができるようになります。
まとめ
トラックに挿すようなコンプというよりは、マスターに挿す用のコンプです。
だから、それほど強く圧縮される感じのやつではないです。
変化がわかりにくいといえば、わかりにくいけど、いい感じの音になってる・・・ような気がする。
価格
【定価】
149ドル
【セール等の価格】※全てのセールを把握しているわけではないので、参考までに・・・
2025年12月 49ドル(本家さま)



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