iZotopeのメーター。
2025年12月現在、無料配布をしているらしい。
無料配布はさておき、ものすごく、いろいろなメーターが一つにまとまっているやつ。
表示の切り替えができるので、自分の必要なものだけを出すことができて、非常に便利なやつです。
基本情報
ダウンロードはこちら。
インストール方法
iZotope Product Portalというソフトからインストール
見た目はこんな感じ。

わからない言葉などが出てきたら、こちらで確認を。
メーター表示の選択

画像では、上の部分が全部、緑になっています。
この緑を消すと、下のメーターの表示も消えます。
つまり、メーターがたくさんあって、見にくいなぁ、という場合は、1つだけ表示する、2つ表示するなど、自由自在です。
Loudness

ラウドネスメーターですね。
Short Termは3秒間のラウドネス。
Integratedは全体的なラウドネス。
Momentaryは400ミリ秒のラウドネス。
LRAはラウドネスの範囲。
True Peakはピーク値ですね。

下の部分で、基準にしたいターゲットプリセットを選べます。
・・・が、たぶん、ここ、あまり使わないんじゃないかな、と思います。
たぶん、みんなが欲しいのは、Youtubeとかニコニコとかじゃないでしょうか。

ということで、こっち。
Peak、Loudness、LRAがありますが、ここで設定すると、それを超えると、色がついて教えてくれます。
別に、設定しなくても、普通に使えるんですけどね。
Youtubeなどであれば、ラウドネスが-14だったと思うので、-14にしておくと、わかりやすいかもしれません。

左上の歯車マークをクリックすると、設定画面が表示されます。
Rangeは目盛りの表示方法。
Scaleは一番上を0にするか、0より上を表示するか、みたいな設定。
Levels

まぁ、普通の音量のメーターですね。

先ほどの歯車マークで、こちらもたくさん設定ができます。
たくさんありすぎて、説明は省略。
なんとなくわかるかと思うんですけどね。
というか、もう、メーターに関する説明になっていっちゃうんですよねぇ。
Sound Field

音の広がりですね。
下で、表示切替ができます。

こちらも、歯車マークで、もう少し設定ができます。
History

Historyは、ラウドネスの時間経過による変化を見るメーター。
MはMomentary、SはShort Term、IはIntegrated。
見にくいけど、色分けされています。

同じく歯車マーク。
ここは、どのラインを表示するかどうかの設定。
Intelligibility

これ、DTMerには必要ないメーター。
何かというと、話し言葉とBGMのバランスを調整するために使用するメーターらしい。
例えば、ボクはプラグインを紹介している動画とかつくっているので、その解説している声をつかってみてみましょう。
まず、Insightはマスターに挿す。
で、解説している声のトラックにRelayを挿す。
これで準備完了。
左側にRelayとあるので、該当のRelayを選ぶ。
上の画像では、Relayは一つしか表示されていないですが、複数ある場合、選ばれているのが白丸になります。
この状態で、再生する。
真ん中のうっすら緑色になっているところぐらいだと、話し声とBGMのバランスはいいんじゃないか?ということ。
Listener Environmentというところが、Low Noiseとなっています。
これは、聴いている人の環境が、静かなところという意味です。
静かなところで聴くなら、これぐらいの音量でBGMはこれぐらいがいいんじゃないか、ということですね。
Medium NoiseとHigh Noiseを選べるようになっていて、High Noiseだと、うるさいところで聴く人を想定する場合です。
まぁ、DTMerには必要なさそうなやつです。
Spectrum

周波数ごとの音量ですね。
EQとかでよく見るやつです。

これもまた、歯車マークが表示のされかたの設定ができます。
Spectrogram

3Dみたいな感じのやつですね。
下の部分を選択することで、視点が変わります。

歯車マークで細かい表示方法の設定。

Select a Souceをクリックすると、こんな感じで表示されます。
今、キックにRelayを挿しています。
すると、Outputに挿している全体の音量を見たり、キックの音量を見たり、両方の音を見たりできます。
メーターの表示の選択
最初に書いたように、これらをどのように表示するかを決めることができます。
まとめ
便利。
それ以上、特に言うことはない。
たくさん表示したら、小さくて見えないと思われるかもしれませんが、UIの大きさの変更もできます。
あくまで、モニターの大きさの範囲でしかないですけど・・・
自分好みに使えていいですね。
価格
【定価】
33900ドル
【セール等の価格】※全てのセールを把握しているわけではないので、参考までに・・・
2025年12月 無料配布(本家さま)



コメント