1015.iZotope社のOzone12 Unlimiterを使ってみよう♪ ~ダイナミクス復元~ 有料プラグイン

業界初らしいんですけど、過度に圧縮されたオーディオのダイナミクスを復元することができるらしい。

なんというか、RXで出てきそうなプラグインなのに、Ozoneに追加されました。
まぁ、どんなものか見てみましょう。

基本情報

ダウンロードはこちら。

インストール方法

iZotope Product Portalというソフトからインストール

見た目はこんな感じ。

わからない言葉などが出てきたら、こちらで確認を。

Learn Threshold

Learn Thresholdをクリックすると、元の音源のピークの音量のあたりに、自動でスレッショルドを持って行ってくれます。
まぁ、これは、その程度のことなので、どっちでもいいです。

Threshold・Amount・Output Gain

Thresholdは、スレッショルドですね。
リミッターの逆なので、スレッショルドを下げていくと、スレッショルドより上の圧縮が解除されていくわけです。

で、Amountで、どれぐらい解除するかを設定するんですね。

圧縮を解除していくと、当然音量が上がっていきますが、その上がった音量が右上に表示されますので、Output Gainをそれぐらい下げると、元の音量と同じぐらいに戻せます。

実際の波形で見てみると、こんな感じですね。

上が元の音源で、Unlimiterをかけた音源ですね。

確かにダイナミクスが戻っていますね。

まとめ

業界初ということですが、確かに、ダイナミクスが戻ってきています。
Amountを上げすぎると、さすがにちょっと不自然になりますけど、まぁ、無茶なことをしているので仕方がないですね。

昔作ったもので、完成版の音源しかないものしかない場合で、このときは音圧アゲアゲだったなぁ、なんてのは、これで復活するかもしれません。
このあたり、今創っている人には必要ないですし、ちゃんと全てのデータを保存している人には、全く必要のないやつです。

必要な人にはものすごいプラグインで、必要のない人には全く必要のないプラグインですね。

Ozone12付属の他のエフェクターはこちら

iZotope社の他のプラグインはこちら

コメント

タイトルとURLをコピーしました