Black Box Analog DesignのHG-Qをプラグインにしたやつです。
EQであり、サチュレーターであり。
3バンドのブースト、3バンドのカット。
こういうのを6バンドと呼んでいいのかどうかはよくわからないけど、そんな感じ。
そして、L/RもしくはM/Sを別設定できるやつ。
ちょっと使い方がややこしいところが難点ではあるが、設定によって簡単になるので大丈夫。
基本情報
ダウンロードはこちら。
インストール方法
Plugin Alliance Installation Managerというソフトからインストール
見た目はこんな感じ。
わからない言葉などが出てきたら、こちらで確認を。
UI
先に説明した方がわかりやすい気がするので、先にUIについて。
実機は、上にある画像みたいな形をしています。
が、プラグインは右上の2つのボタン(?)で、見た目の変更ができます。
左側をクリックすると、こうなる。
右側をクリックすると、こうなる。
どちらもクリックすると、こうなる。
左側はモニターなので、好みでどうぞ。
右側は、個人的にはオン、つまり大きくしておいた方が便利かと。
というのも、大きい方を見ていただいたらわかるように、上の段がBOOST、下の段がCUTになっているんですね。
で、この大きいバージョンは、他のプラグインのような、拡張ではないんですよ。
つまり、設定しなくてもいいけど、より細かく設定したい場合、みたいなものではないんです。
これ、一番小さい画面でも、ブーストとカットはできるようになっているんです。
ただし、QやFreqが同時に動く。
いや、これもちゃんと別に設定することはできるんですけど・・・
つまり、つまみを共有してるんですよねぇ。
マニュアルによると、「より簡潔で直感的なインターフェース」らしいのですが、本当か?
実機の場合、小さくするために仕方なく・・・ではないのか?と思ってしまうのだが。
まぁ、小さい方が「より簡潔で直感的」に使えて良いという人もいるだろうから、このあたりも好みと言えば、好み。
BOOST/CUT・Q・Hz・PAR
二段になっている場合は、上がBOOST、下がCUT。
Qは、そのままQで、LOWとHIGHに関しては、一番左まで回すとSHELFになります。
Hzは周波数の設定ですね。
PARが重要で、PARがオフの場合、LOW、MID、HIGHはそれぞれ、CUT→BOOSTと直列になっています。
PARをオンにすると、CUTとBOOSTが並列になります。
で、つまみを動かしてみるとわかると思いますが、LOW、MID、HIGHはそれぞれ、QやHzを動かすと、ブーストもカットも同じように動きます。
これでは設定の幅が狭まってしまいます。
当然、別々に設定したいわけで、その場合は、Q、あるいはHzのつまみをクリックします。
例えば、BOOST側のQをクリックすると、BOOSTの周りの青いランプが点滅します。
そうなると、BOOSTだけが設定できるようになります。
もう一回、クリックすると、今度はBOOSTとCUTの両方が点滅します。
こうすると、同期します。
SAT・ALT
サチュレーターですね。
WET音にサチュレーターを加えるわけですね。
ブーストするのとは、また違う感じで強調されます。
左上のSATのボタンがサチュレーターのオン、オフ。
ALTをオンにすると、サチュレーターがさらに強まります。
2X・LINK・M/S・BYPASS・AUTO LISTEN・SOLO
2Xをオンにすると、BOOST、CUTのつまみが2倍になります。
LINKをオフにすると、LとRを別に設定できるようになります。
M/Sをオンにすると、LとRがMとSに切り替わります。
BYPASSはバイパス、AUTO LISTENはオンにするとつまみをいじったときに、その部分のみを聴くことができるようになります。
SOLOはMのみ、Sのみを聴くことができます。
Lだけ、Rだけ、は聴けないようです。
HPF・ATT
HPFはハイパスフィルター。
ATTはアウトプットゲインで、1が-1dB、4が-4dBです。
実機バージョンのつまみ
実機バージョンというのか、小さいバージョンというか・・・
小さくなって、つまみが共有されるのは、これだけ。
BOOSTにSATのつまみがくっついています。
QとHzは、大きいバージョンと同じ。
HPFとATTはLINKをオフにしたときに、LとRのつまみがセットになっています。
大きいバージョンと同じく、つまみをクリックすることで切り替える形になっています。
まとめ
こ、これは、結構いいかもしれない。
好きかもしれない。
なかなかいい感じです♪
価格
【定価】
125ドル
【セール等の価格】※全てのセールを把握しているわけではないので、参考までに・・・
–
コメント