Lexicon 224という実機をプラグイン化したやつらしいです。
・・・が、実際には違う!
なんか、ものすごく違う。
いや、違うというか、進化系ですかね。
ということで、見ていきましょう。
基本情報
ダウンロードはこちら。
インストール方法
Arturia Software Centerというソフトからインストール
見た目はこんな感じ。
わからない言葉などが出てきたら、こちらで確認を。
Advanced
いつものごとく、「Advanced」のボタンがあるので、試しにクリックしてみたら、これですよ。
元の見た目の片鱗もない。
で、元の画面にあるつまみや、ボタンは、すべてAdvancedの画面で設定でき、さらに設定できることが増えます。
・・・じゃあ、最初から「Advanced」でいいじゃないか、と思うのはボクだけでしょうか。
ということで、もう、最初から「Advanced」で説明していきます。
アルゴリズムプログラム
Small Concert Hall B、Vocal Plate、Large Concert Hall B、Acoustic Chamber、Percussion Plate A、Small Concert Hall A、Room A、Constant Density Plateの8種類があります。
それぞれの特徴がマニュアルに書いていたけど、ものすごく長いので、マニュアルを読んでください。
LOCK
アルゴリズムプログラムを変更すると、色々な設定が自動的に変更されます。
一番いい感じの設定なのかもしれませんが、変わったら面倒だな、という場合もありますよね。
その場合、このLOCKをオンにすると、設定を変えずにアルゴリズムプラグラムのみを変更できます
モード
VINTAGE12、VINTAGE24、MODERNの3種類があります。
VINTAGE12は20480Hzのサンプルレート、12ビット。
VINTAGE24は20480Hzのサンプルレート、24ビット。
MODERNはDAWで設定したサンプルレートで、・・・何ビット?
マニュアルに書いてなかった・・・
ビットもDAWで設定しているビット数なのか?
うむ、なるほど、全くわからなひ(涙)
MODE ENH・PITCH SHIFT
元の画面では、MODE ENHのオン、オフのみしか操作できません。
Advancedでは、MODE ENHのオン、オフだけでなく、数値の設定ができます。
で、MODE ENHをオンにすると、PITCH SHIFTも自動的にオンになり、こちらも数値の設定ができます。
で、MODE ENHは、各アルゴリズムのディレイタイムにモジュレーションを継続的にかける機能らしいです。
モジュレーションってことは揺らすんでしょうね。
結果、ナチュラルになるらしいです。
そして、数値については、高くする方が効果が薄くなるらしい。
逆じゃない?
で、連動して、PITCH SHIFTがオンになります。
ピッチシフト量らしいです。
MODE ENHのオン、オフは・・・イマイチわからない。
どうしよう、リバーブがわからない人間だ。
ただ、PITCH SHIFTを最大まで上げたら違うのはわかる。
DECAY OPTIM
こちらも、元の画面ではオン、オフしかできません。
Advancedでは、数値の設定ができます。
リバーブの減衰部分の質を向上させるらしいです。
こちらも、数値が高い方が、効果が薄くなるらしいです。
う、うむ。
DIFFUSION
Advancedでしか設定できないやつ。
設定できないけど、オフにできないみたいなので、元の方でも設定はされているのだろうと思われる。
時間経過に伴うリバーブの初期蓄積をコントロールします。
・・・はい?
実際のホールなどでは、残響音が拡散するような要素が多いらしい。
で、この数値を下げた方が拡散される方向らしく、つまりは、下げた方が自然な感じになるらしい。
ふむ、聴きとれる気がしないが、聴いてみよう♪
・・・違う・・・ような・・・気も・・・しなくも・・・ない・・・かもしれなひ。
DECAY・PRE-DELAY・DRY/WET
DECAYはリバーブ音の長さですね。
PRE-DELAYは元音からリバーブ音が鳴るまでの時間。
PRE-DELAYはアルゴリズムによって、一番下と上の数値は変わってくるようです。
DRY/WETはMIXですね。
やっと、普通にわかるのが出てきましたよぉ。
順番が悪かったですかね。
BASS OFFSET・CROSS OVER
BASS OFFSETは、低音のリバーブ音の長さを長くしたり、短くしたりできます。
で、CROSS OVERは、どこまでを低音か決めるわけですね。
DAMPING・DISTANCE
DAMPINGは高域吸収を再現するつまみで、まぁ、高音域を抑える系ですね。
DISTANCEは音源と聞く人との距離ですね。
INPUT
Driveは入力時に歪みを加える。
まぁ、サチュレーションですね。
HighPassは、ハイパスフィルターですね。
Driveは思ったよりも、おとなしめですね。
DUCKER
スレッショルドを下回るとリバーブを下げるやつですね。
コンプでいうところのダッキング。
外部サイドチェーンでも使えるようですが。
Thresholdはスレッショルド。
Ratioは、どれだけ下げるか。
Releaseは、スレッショルドを超えたときに、リバーブ音を戻す速度ですね。
ボーカルだとわかりにくいので、ドラムで確認。
TREMOLO
リバーブ音を揺らす系ですね。
Amountは適用量。
真ん中にカーブがあって、Rateで揺らす速度を決めます。
特殊な使い方ですよねぇ。
GATE
ゲートです。
スレッショルドを下回ると、リバーブ音がなくなる。
逆に言えば、スレッショルドを上回った時だけ、リバーブ音が聴こえる。
Attenuationは、スレッショルドを下回った時に、リバーブ音をどれだけ下げるか。
Releaseはリリースですね。
MASTER
Brightnessは明るさ。
Stereo Widthは音の広がり。
Reverb Levelはリバーブの音量。
素直なヤツ。
まとめ
実機をモデルにしているとは思えない高機能。
っていうか、もう見た目が全く変わってるんだからねぇ。
他のARTURIAのやつみたいに、機能追加の画面が出るならまだしも、全く別モノ。
とはいえ、できることがたくさんあるから、便利と言えば便利。
Advancedの見た目だけでもよかったと思うんだが、やはり、実機を元にしているというのは、伝えたかったのでしょうかねぇ。
価格
【定価】
99ドル
【セール等の価格】※全てのセールを把握しているわけではないので、参考までに・・・
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