UA 175B Tube CompressorというコンプとセットでUA 175B&176 Tube Compressor Collectionとして販売されています。
まとめて紹介しようかと思いましたが、別々で紹介することにします。
1176の前身ともいうべきもので、見た目的にも、1176感があります。
ビンテージコンプです。
ビンテージコンプということもあり、圧縮以外にも随分、音が変化します。
いいですねぇ。
基本情報
ダウンロードはこちら。
インストール方法
UA Connectというソフトからインストール
見た目はこんな感じ。
わからない言葉などが出てきたら、こちらで確認を。
ATTACK OFF・ON/OFF
コンプなのに、いきなり、ATTACKから紹介するのもなんですが、このATTACKにOFFというのがあります。
これをOFFにすると、圧縮がバイパスされます。
つまり、このコンプをただ通るだけです。
それでも、随分と音が変わるので、先に紹介しようかと。
当然というか、INPUTを上げれば、よりそれが顕著となります。
一番右のスイッチが電源になります。
INPUTを0まで回すと、ものすごく音量が大きくなったように聞こえますけど、これ、概ね同じ音量になるように調整しています。
PluginDoctorで見てみると、INPUTが0のときにこんな感じになっています。
ものすごいカーブですね。
INPUTを下げると、ここまで極端ではないですが、まぁ、ほぼこんな感じです。
しかも倍音が付加されるので、随分、音が変わりますよね。
INPUT・OUTPUT・VERNIER・RATIO
1176同様、スレッショルドがないタイプです。
とりあえず、INPUTを上げると、圧縮されます。
音量が上がるので、OUTPUTで下げます。
VERNIERを右に回すと、INPUT、OUTPUTのつまみが、連続制御になります。
で、175Bと異なり、こっちにはレシオがあります。
レシオを設定したければ、こっちですね。
ATTACK・RELEASE
これは、アタックとリリースですね。
アタックは100μ秒から1000μ秒、リリースは27ミリ秒から527ミリ秒と1176の前身だけあって、速いですね。
どちらも、右(7)が速く、左(1)が遅いという、1176同様、一般的なイメージと逆ですね。
ちなみに、176については、レシオによって微妙に異なるらしく、圧縮比率が高いほど、アタックは速くなるみたいです。
MIX・S.C.LINK・H.R.・BAL.
MIXはDRYとWETの割合ですね。
S.C.LINKは低音を逃すやつかと思ったら、LとRを独立させるか、同じように圧縮するか、でした。
同じような名前をつけないでほしい(笑)
まぁ、たしかにサイドチェーンフィルターとは書いていないな。
H.R.はヘッドルームで、やっぱり入力音量ですね。
ここを下げると、あの、ものすごいカーブはフラットに近づいていきます。
ここを上げると、圧縮は強くなりますが、音量は上がらないみたいなので、OUTPUTで調整する必要はないです。
BAL.は・・・何?
元のハードウェアにある独立したプレートとカソードバイアスの電流バランストリムを統合したものです。コントロールをデフォルトの位置から回転させると、信号攻撃によって発生する加法信号偏向(「強打」)の量が変わります。
みたいなことを書いています。
わかりません!
とりあえずPluginDoctorで見ている限り、色付けが濃くなる感じみたいなんですけど・・・
H.R.とBAL.は小さなつまみになっているだけあって、あまり触る必要もないかな、と。
まとめ
まぁ、コンプですね。
途中で書いたけど、レシオの設定をしたいのであれば、176の方ですね。
わかりやすく音が変わりますね。
コンプって、何なのでしょうかねぇ。
圧縮だけじゃないものね。
だから、お気に入りを見つけないといけないのでしょうね。
価格
【定価】
299ドル(UA 175B&176 Tube Compressor Collection)
【セール等の価格】※全てのセールを把握しているわけではないので、参考までに・・・
2024年8月 42.9ドル(PLUGIN BOUTIQUEさん)
2024年9月 49ドル(本家さま)
2024年11月 29ドル(本家さま)
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