DBX 165A®という実機をモデルにしたプラグインですね。
UADにもあったなぁ、と思ったら、あっちはdbx® 160でした。
®って、何なのでしょうね。
UADの公式ページではdbxの後ろ、ARTURIAの公式ページでは165Aの後ろにあるんだけど・・・
で、VCAコンプと呼ばれるタイプのコンプです。
基本情報
ダウンロードはこちら。
インストール方法
Arturia Software Centerというソフトからインストール
見た目はこんな感じ。
わからない言葉などが出てきたら、こちらで確認を。
THRESHOLD・COMPRESSION・OUTPUT GAIN
コンプと言えば、スレッショルド。
THRESHOLDを下げていけば圧縮・・・されない?
と、隣を見ると、Compressionというがあります。
これがいわゆる、レシオですね。
デフォルトで、1になっているので、これ、1:1ってことで、圧縮されないんですね。
ということで、THRESHOLDを下げて、COMPRESSIONを上げると圧縮されます。
で、dbx160も165も上に緑のランプがついています。
これが、圧縮されたら、赤のランプがつくんですね。
だから、これが赤く光るのを見ながら調整すればいいわけです。
ちなみに、経過で黄色が光ったりします。
で、圧縮されたら、OUTPUT GAINで小さくなった音量を戻します。
倍音が付加されるので、ちょっと圧縮すると、よい感じに迫力が増す感じです。
ただCOMPRESSIONを上げるにつれ、倍音もどんどん付加されていくので、意図的に使わないのであれば、あまり上げすぎない方がよいでしょうね。
マニュアルには、概ね4:1にすればいいよ、って書いてます。
ATTACK・RELEASE・AUTO
AUTOボタンがあるので、こだわりがなければ、オンにしておきましょう。
オートにしていて、イマイチな場合は解除して設定でいいんじゃないでしょうか。
アタックもリリースも左に回すと速く、右に回すと遅くなります。
LIMITER
リミッターがついています。
このリミッターは、OUTPUT GAINの後ろになります。
つまり、コンプをかけた後のアウトプットのリミッターになります。
デフォルトではオフになっています。
MIX
WETとDRYの割合ですね。
MIXを調整するなら、極端な設定もありですね。
Advanced
Advancedをクリックすると、さらに細かい設定画面が出てきます。
SOURCE
入力信号の選択ですね。
通常はINT.で、EXT.が外部入力ですね。
で、見たことがないMAN.がマニュアルらしく、一番下を選んで、MAN.のボタンを押したときだけ圧縮されるらしいです。
これ、どう使うんでしょうね。
外部入力は、省略して、MAN.を見てみましょう。
う、うーむ・・・
DETECTION MODE
なんか、モードが増えてますね。
LINKEDが左右同じ。
DUALが左右別。
REVERSEDが左(右)の音をトリガーにして右(左)の音を圧縮。
MID ONLYがミッドのみ圧縮。
SIDE ONLYがサイドのみ圧縮。
MID>SIDEはミッドの音をトリガーにしてサイドを圧縮。
SIDE>MIDはサイドの音をトリガーにしてミッドを圧縮。
REVERSED、MID>SIDE、SIDE>MIDについては、どういう使い方をすればいいのかが、よくわかりませんね・・・
TIME WARP
SNAP側に回すと、いわゆるルックアヘッド、LOOSE側に回すと検出を遅らせるやつ。
EQUALIZER
トリガーにする音の設定ですね。
出力する音へのEQではないです。
COMPRESSION RANGE
ゲインリダクションのリミッターらしいですね。
リダクションしすぎないようにするつまみですね。
まとめ
このdbxってやつが、結構好きなんですよね。
何がってのは難しいんですが、なんか、音がかっこよくなるんですよね。
色々設定するところがありますが、概ね、スレッショルドとコンプレッションとアウトプットゲインで、事足りるんじゃないかなぁ、と思います。
いいですよねぇ♪
価格
【定価】
99ドル
【セール等の価格】※全てのセールを把握しているわけではないので、参考までに・・・
2024年7月 49ドル
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